[1]冒険の海
(1)-東の海編(1話~100話)
(2)-アラバスタ編(101話~215話)
(3)-空島編
(4)-ウォーターセブン編
1.ロングアイランドの冒険
2.海軍大将青キジの訪問
3.水の都ウォーターセブン
4.ルフィとウソップの大喧嘩
5.ガレーラカンパニー
6.トムズワーカーズ
7.海列車バトルゲーム
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ロビンを奪還したそげキングとサンジ、フランキーは第3車両を切り離して、『CP9』の乗る第2車両と離れるのを待ったが、政府諜報機関が簡単に逃がしてくれるはずもなかった。
ムチ遣いのカリファが、第3車両を繋ぎ留めると、怪力のブルーノが手を車両を手繰り寄せた。
サンジは、ブルーノの【鉄塊】で硬くなったボディに渾身の【粗砕(コンカッセ)】を蹴り込むと、ブルーノが一瞬目を眩ませたが、それは一瞬の事 . . . 本文を読む
2車両目は、『CP9』のルッチ、カク、カリファ、ブルーノが乗る車両であり、そこにワンゼとネロが叩き込まれた。
起き上がったネロは、再びフランキーと戦おうとしたが、ルッチの【指銃】に体中穴だらけにされて、海へと投げ捨てられた。「中途半端なお前に『CP9』は務まらん。六式揃ってこその“超人”だ坊や・・・」
ルッチは、冷たい目をサンジに向けた。
「・・・ニコ・ロビンなら諦めろ。お前達が首 . . . 本文を読む
包丁を手にしたサンジは、ワンゼの肉体には触れず、【皮剥作業(エプリュシューシャ)】で、麺の攻撃服を見事にタマネギの皮むきの要領でむいてみせた。これでラーメン拳法は封印され、元の弱いワンゼとなる。
サンジは、静かに包丁を包丁立てにしまうと、ワンゼに対して得意の蹴りをお見舞いした。
【目、鼻、頬、口、歯、あご】・・・ワンゼは蹴られながらも悪魔の女ロビンの悪態をついていた。
我慢ならないサン . . . 本文を読む
「海列車パッシング・トム」を追う「ロケットマン」は、ようやく前方に海列車の最後尾車両を見つけたが、それは機関部のない客室車両だけである。
ナミは、「きっとサンジ達の仕業だわ」と笑顔を見せ、ココロさんは「ブレーキなんかきくわけねーらろ。何とかしなァンガガガガ」と上機嫌で酒を飲んでいた。
このままではぶつかる!と大騒ぎするガレーラと、フランキー一家を置いて、ルフィが「中を確認してくる!!」と . . . 本文を読む
「海列車パッシング・トム」の被害状況が、前方車両にいる『CP9』にも伝わってきた。
だが、海列車は途中下車不可能な乗り物である以上、敵に分があるとは考えられなかった。どうせ行き着く先はエニエス・ロビーでしかないのだ。
ルッチは「事実上、不都合があるとすればフランキーが自由の身である事だけだ。
我々の任務はフランキーと、ニコ・ロビンをエニエス・ロビーへ届けることのみ。それ以外は誰が . . . 本文を読む
サンジ達3人は第4車両にいた。
ここでは『CP7』のお料理格闘家「ワンゼ」が待ち構えていて、「おれのラーメン拳法に勝ってみろ!!!」と凄んだ。
人をバカにしたような態度と顔の男だったが、サンジは"料理人"と名乗っている事が気に入らず、自分でカタをつけると宣言して、2人に先を急がせた。
実際、ワンゼはさほど強くなかったが、ラーメン拳法奥義【麺ズ正装スーツ(メンズフォーマルスーツ)】 . . . 本文を読む
サンジは、「フランキー」と「そげキング」を仲間として、ロビン奪還作戦を決行した。
車両は7つ。狭い車内で囲まれると不利な為、極力ムダを省いた先方で主力を潰す作戦を立てた。
まずは最後尾7両目と6両目にロビンがいない事は確認済みなので、わざと姿を見せて出来る限り多くの海兵を7両目に集めたところで、車両を切り離す。
これでざっと50名程の海兵と、「Tボーン大佐」を戦力外とした。
Tボーン大佐 . . . 本文を読む
「ロケットマン」は敵に到達する前に、大自然の驚異である「アクア・ラグナ」を越えなければならない。
【デミ・キャノン砲】を撃とうが、フランキー一家特製大砲の【スーパー解体砲(スクラップほう)】を撃ちこもうが、波は微動だにせず押し迫ってくる。
だがここを越えなければ「ロケットマン」もろとも、全員木っ端微塵となって死ぬだけだ。
大騒ぎのガレーラ&フランキー一家の騒ぎをよそに、ナミはサンジと . . . 本文を読む
ココロさんが叫ぶ。
「水路を出るよ!!!『ロケットマン』!!!全員覚悟決めなァーーーー!!!」
バシュン!!という大音響と共に、海列車はまるでロケット砲のように「トムズワーカーズ」本社跡の倉庫を飛び出した。
直後、フランキー一家の専用キングブルの「ソドム」と「ゴモラ」が曳く馬車のようなものに乗った、フランキー一家総勢50人を乗せた船らしきものも飛び出して、「ロケットマン」に強制連結した . . . 本文を読む