いわゆる中国の新疆ウイグル自治区で、中国植民地主義に反抗するウイグル人の平和的デモが、漢族や地元共産党官憲から抑圧を受けて、激しい衝突となっている。日本のメディアは中国の定義そのままに「暴動」などと呼んでいるが、これは暴動ではなく、暴力支配への抵抗と呼ぶべきである。
報道によると、今回の抵抗運動の発端は、6月末の広東省韶関市の香港人が経営する玩具工場でのウイグル族襲撃事件だったとされるが、広東省といえば博羅県龍溪鎮に本社を置く台湾人経営の工場でも、ウイグル族の16歳の少女が多数働かされているという問題が明るみに出たばかりだ。
詳しくはウイグル人の自由を求める運動を紹介しているサイト「真silkroad?」の
・2009/05/27 強制連行されたウイグル人少女を雇うのはナイキ社下請けの台湾企業関連会社
・2009/05/28 強制連行されたウイグル人少女を雇うのはナイキ社下請けの台湾企業関連会社(その2)
を見てほしいが、それにしても酷い話だ。
別の台湾人企業は、青蔵鉄道のラサ駅の建材の大理石を納入していることも明らかになっているが、ウイグルといい、チベットといい、台湾人にとっても明日はわが身かもしれない被抑圧民族の圧迫に荷担する行為を率先して行っていることには、義憤を感じざるをえない。
これでは、共犯ではないか?精神的にもはや台湾人は、中国人と変わらないことになる。
台湾人は中国に進出しすぎて、身も心も腐ってしまったのか。中国と付き合うことは、中国並みの破綻したモラルに引きずり込まれることを意味するのか。いずれにしても、こんな腐った、金儲け主義の発想しかできないようでは、台湾人には未来はないだろう。
報道によると、今回の抵抗運動の発端は、6月末の広東省韶関市の香港人が経営する玩具工場でのウイグル族襲撃事件だったとされるが、広東省といえば博羅県龍溪鎮に本社を置く台湾人経営の工場でも、ウイグル族の16歳の少女が多数働かされているという問題が明るみに出たばかりだ。
詳しくはウイグル人の自由を求める運動を紹介しているサイト「真silkroad?」の
・2009/05/27 強制連行されたウイグル人少女を雇うのはナイキ社下請けの台湾企業関連会社
・2009/05/28 強制連行されたウイグル人少女を雇うのはナイキ社下請けの台湾企業関連会社(その2)
を見てほしいが、それにしても酷い話だ。
別の台湾人企業は、青蔵鉄道のラサ駅の建材の大理石を納入していることも明らかになっているが、ウイグルといい、チベットといい、台湾人にとっても明日はわが身かもしれない被抑圧民族の圧迫に荷担する行為を率先して行っていることには、義憤を感じざるをえない。
これでは、共犯ではないか?精神的にもはや台湾人は、中国人と変わらないことになる。
台湾人は中国に進出しすぎて、身も心も腐ってしまったのか。中国と付き合うことは、中国並みの破綻したモラルに引きずり込まれることを意味するのか。いずれにしても、こんな腐った、金儲け主義の発想しかできないようでは、台湾人には未来はないだろう。