土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

奥さん孝行はシンドイですわ。

2017年05月05日 | 長野の古寺巡り





(2017.05.02~03訪問)



軽井沢に行こうとウチの奥さんが云うので、行ってきました。ただし我が家は軽井沢には別荘はありません。
GW突入5日前くらいにいきなり云うので、2~3ホテル候補で最初にかけた電話、恐る恐る「5月2日の晩ですけど、今頃部屋はないで
しょうネ」「大丈夫です、どうぞ」と云うことで、ボクがビックリしましたワ。
「ホテルどこ?」「万平ホテルとれたよ」
「ウッソーそのホテルに泊まりたかったんよ」「泊まりに行くだけかい」
「なにか問題ある?」「おまへん」
色々問題を残しながら、奥さん孝行をしょうと、5月2日朝8時、500km先の軽井沢を目指して新大和路号は出発したのであります。




▼今夜ここに泊まります。軽井沢万平ホテルです。







チェックインして、取り敢えずでコーシーを、例によりそのあと別荘村のお散歩。
▼こんな別荘や……、







▼こんな別荘がひろ~い敷地に点々と。







▼こんなチャペルも。




軽井沢の森や林の樹々は若葉もまだなく冬景色、寂しい上に住人の気配もありません。
軽井沢銀座も歩きました。人もクルマもイッパイ、皆さん別荘の持ち主以外、軽井沢へ何しに来るんでしょうネ、不思議。





▼さて夕食はこの部屋で、ホテル自慢のステンドグラス。







▼ルームNo313へ戻ります。何もすることありません。







▼ホテルの夜景だけ撮っときました。







▼3日もいい天気。







余り癪なんで急遽「今日は善光寺に向うぞ」「善光寺以外ナイの」とイヤ~な顔。「ナイ」
と云うことで、約100km先の善光寺に向います。高速はGW真っ只中にもかかわらずガラガラ。
長野で下りた途端、街中はギッシリの渋滞。

▼善光寺仁王門。ここから向こうは人、人、人。







▼仁王さん撮影も秘密兵器が使えません。
 立ち位置が違うようなんですが、そんなこと云ってられません。













▼必死で前進あるのみ。







▼聞きしに勝る山門。デカイです。







▼山門扁額。五羽の鳩が隠れているそうです。







▼なんとか本堂までやって来ました。







▼本堂前の煙台。獅子君も口から煙だすのもままならず煙まみれ。







▼本堂の中。堂内撮影厳禁なので当然外からの撮影です。







▼本堂縁から山門を。







▼丁度お昼12時の鐘を今から打たれます。







▼手に持つ紐を後ろへ引っ張るだけ、迫力まるでなし。







▼唯一目についた桜。







▼境内端に三重塔か、いえいえ忠霊殿と云うお堂です。
 戊辰戦争から第二次世界大戦で亡くなった英霊を祀る仏式霊廟。
 人がほとんどいません。境内の雑踏からは考えられない静けさです。







▼忠霊殿扁額。






            ▼相輪です。






大本願と大勧進って何?
善光寺は、天台宗の「大勧進」と二十五院、浄土宗の「大本願」と十四坊によって護持、運営されている珍しいお寺です。
お寺としては無宗派で法要など日常の行事は交替で勤めているそうです。

▼「大本願」の「大本願上人」は公家出身者から住職を迎えている尼寺です。







▼「大勧進」の「大勧進貫主」は天台宗の名刹から推挙された僧侶が務めている。

 





▼ご朱印です。






一日目サラッと軽井沢、二日目サラッと善光寺、こんなにサラッとした旅行は初めて。
しかしまだこれから約420kmを帰るんですよ。
総走行距離二日で1,023km、もうダメ、もうアカン、もうカンニン、もうユルシテ。
奥さん孝行も命がけ!!






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