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東京ミッドタウン お伽草子展/ガーデン

2012年11月04日 | 散歩
 今日は東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催されている「お伽草子展」の最終日。
前から観たかった展覧会だったが、やっと最終日に間に合って、出掛けた。
ついでにミッドタウンのガーデンをぶらりと散策した。

千代田線で「乃木坂」まで一本、乗り換えなしで楽々。


東京ミッドタウン


入口のオブジェ


3Fにあるサントリー美術館 入口


「お伽草子展」のパンフレット


会場内部 (以下絵図はサイトから転用)

印象に残った絵巻を列挙しよう。


「酒伝童子絵巻」 狩野元信 大永2年(1522)
源頼光と家来たちが討っている場面では酒呑童子の首が源頼光に喰らい付いている。


「鼠草子絵巻」 室町~桃山時代
四条堀川に住む鼠の権頭(ごんのかみ)は、子孫が畜生道に堕ちることを恐れて清水寺に祈願して美しい姫君と結ばれるものの、清水寺にお礼参りに行っている隙に正体が露見してしまい、世をはかなんで出家するというお話。


おようのあま絵巻 16世紀
ユーモラスな絵と物語。若い女性を装って帷子を深く被ったおようの尼に老僧は気づかず、嫁が来たと有頂天になって盃を進めるシーン。


地蔵堂草紙絵巻 15世紀
僧が写経中に現れた美女に惹かれ、思わず「写経が終わったら女と寝たい」と書いてしまう。


しぐれ絵巻 1513年
少女漫画のような男性の二重瞼が現代にも通じるような描き方にはびっくり。
この絵巻の奥書に、作者は28才の女流画家で、不本意ながら描いたので、見終わったら火にくべてほしい旨書かれていた。焼かれなくて現在まで残っていて良かった!


出口のデッキからガーデンを眺めると、人だかり


さっそくガーデンに向かった


巨大なジャングルジムに子供たちが群がっていた


大きなオブジェの前で公開対談


隣接する檜町公園へ


池と向こうがミッドタウン


池の上に伸びるミッドタウン


池で遊ぶ外人の親子


ふたたびジャングルジムへ 人が増えていた


ガーデンを歩く


開催中のデザイン展のオブジェのひとつ


ガーデン入り口に戻る

 日差しが温かいガーデンには、子供連れの若い夫婦たちで賑わっていた。また場所柄外人の家族連れも目立った。
公園でこんなに元気で賑やかな家族連れを見るのは、ひさしぶり。

元気をもらって帰路に着く。

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