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矢切の渡しから柴又へ

2012年06月02日 | 散歩
 松戸駅から矢切の渡しへのバスは、今まで手前の旧矢切高校前までしかなかった。ここから矢切の渡しまでは徒歩15分もかかる距離があった。
4月下旬からこのバスが矢切の渡しまで延伸(土休日のみ)されることになった。
そこで今回、このバスで矢切の渡しまでいき、渡しを渡って柴又を散策することにした。
柴又は以前も散策しているので、今日は山本亭と野草園を中心に、お目当ては「やぶ忠本店」での昼食である。


矢切の渡し終点に着いたバス 車体に矢切の渡しの絵が描かれている。


松戸側からの矢切の渡し


渡しに近づく渡し船


柴又方面を望む 左隅に東京スカイツリーが見える。


着いた柴又側堤防から松戸側を望む

<真勝院>

真勝院


境内に、葛飾区指定有形文化財の五智如来(ごちにょらい)石像がある。
 密教で大日如来の知恵を五つにわけ、これに五仏をあて五智如来といい、真言の行者は、発心修行の結果、この五智を得ることができるという。
 この五智如来石像は、万治3年(1660)に柴又村の名主済藤次良衛門と相模伊勢原村の鳥居九良左右門らにより、逆修供養(生前自分の死後の冥福を祈って仏事を営むこと)のために建てた。
 向かって右から、阿しゅく如来・宝生如来(ほうしょう)・大日如来・阿弥陀如来・不空成就如来(ふくうじょうじゅ)の順に並び、中央の宝冠を戴く大日如来を、真言宗では最高の仏として寺院の本尊としている。

<柴又帝釈天>

柴又帝釈天




境内で猿回しの芸の最中だった(Sさん撮影)

<山本亭>

入口


廊下を行くと・・・


寄席が開かれていた


客間か


庭に面した廊下から・・・


みごとな庭園を鑑賞できる


サツキが咲く日本庭園

ここから柴又街道に出ると、すぐお目当ての「やぶ忠本店」はすぐそこに。


やぶ忠本店で昼食。お目当てのメニューは以前も注文した”そば三昧”。
鴨焼きと生ビールがすすむ
鴨つくね・蕎麦の実焼き味噌・もりそば・刺身こんにゃく・鴨焼き(味噌味)と盛りだくさん付いて1400円。

昼食後は新柴又駅近くの野草園に行く。

<鎌倉野草園>
オミナエシ、フジバカマなど約450種の野草や樹木が生育している。


入口


園内


中央にせせらぎが


小橋もある


アサザ これは絶滅危惧種になっている植物だ


エゾヒツジグサ
ヒツジグサの変種だそうで、尾瀬のヒツジグサは有名だ。


ビヨウヤナギ(漢字で美容柳と書く、中国原産)


コバンソウ
コバンソウ(小判草)は地中海沿岸域の原産で、明治時代に観賞用として渡来したそうだ。


ナツハギ 今頃咲くハギの一種。
秋に咲くハギに似ている、けれども夏に咲くからナツハギ。正式名はミヤギノハギという。


卯月(なんと我々の会の名前の花だ)


卯月の花 ウツギ、別名ウノハナ、卯の花
これは八重咲きで上品な紅色のサラサウツギだろう。

散策はここで終了。

このあと松戸へ戻って2次会。
高校前後の青春時代の話で盛り上がった。高校時代はSさんは男子校、Kさんは女子優位校、私はほぼ男女共学とそれぞれ個性が違ったが、クラブ活動・コンパ・学園祭・フォークダンスなど当時の共通の風情があったようだ。

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