昭和23年(1948年)に近江敏郎が歌い大ヒットした「湯の町エレジー」。戦後の古賀メロディーの代表作である。
出だしのギターの伴奏が絶品! これだけでも名曲に入るだろう。
近江俊郎は大正7年(1918年)に東京に生まれ、武蔵野音楽学校を中退し、戦後歌手となった。新東宝や大蔵映画を設立した大蔵貢の弟であったことから、後に映画監督も努め、東宝の重役にもなった。
平成4年(1992年)に73歳で亡くなった。
<「湯の町エレジー」 自選聴き比べ>
1.近江俊郎 初レコード化した歌手。誠実な歌い方。
2.近江俊郎 レコードの歌唱。
3.木村好夫 ギター演奏。
4.アコーディオン演奏 公園で練習している風景。
湯の町エレジー
作詩 野村俊夫 作曲 古賀政男
歌 近江俊郎 (昭和23年)
1 伊豆の山々 月淡く
灯りにむせぶ 湯の煙
ああ 初恋の
君を尋ねて 今宵また
ギターつまびく 旅の鳥
2 風の便りに 聞く君は
出湯の町の ひとの妻
ああ 相見ても
晴れて語れぬ この思い
せめて届けよ 流し歌
3 淡い湯の香も 路地裏も
君住むゆえに 懐かしや
ああ 忘られぬ
夢を慕いて 散る涙
今宵ギターも むせび泣く
出だしのギターの伴奏が絶品! これだけでも名曲に入るだろう。
近江俊郎は大正7年(1918年)に東京に生まれ、武蔵野音楽学校を中退し、戦後歌手となった。新東宝や大蔵映画を設立した大蔵貢の弟であったことから、後に映画監督も努め、東宝の重役にもなった。
平成4年(1992年)に73歳で亡くなった。
<「湯の町エレジー」 自選聴き比べ>
1.近江俊郎 初レコード化した歌手。誠実な歌い方。
2.近江俊郎 レコードの歌唱。
3.木村好夫 ギター演奏。
4.アコーディオン演奏 公園で練習している風景。
湯の町エレジー
作詩 野村俊夫 作曲 古賀政男
歌 近江俊郎 (昭和23年)
1 伊豆の山々 月淡く
灯りにむせぶ 湯の煙
ああ 初恋の
君を尋ねて 今宵また
ギターつまびく 旅の鳥
2 風の便りに 聞く君は
出湯の町の ひとの妻
ああ 相見ても
晴れて語れぬ この思い
せめて届けよ 流し歌
3 淡い湯の香も 路地裏も
君住むゆえに 懐かしや
ああ 忘られぬ
夢を慕いて 散る涙
今宵ギターも むせび泣く