明化小学校を訪ねて（小石川）

　文京区千石（旧小石川区林町）は私の生れたところ。
ここは私の兄姉が小学校を過ごしたところでもある。
私が生れた昭和１７年に姉２人が６年生と３年生、兄が５年生で転校してきた。
翌年まで２年間の在校生だった。
今日、兄姉の懐かしの母校を皆んなで訪ねた。
突然の訪問にもかかわらず、副校長さんが快く案内してくれた。
創立１３０年が過ぎ、現在の校舎も８０年経っている。
関東大震災後の復興小学校のひとつで、恐らく東京で一番古いのではないかと思われる。
それが当時の姿を残して、まだ現役として活躍しているのには感動した。
東京都内にも、このような校舎があることを知ってもらいたくて、
このブログに掲載することにした。


「明化小学校」
創設はなんと明治７年！昭和５年に鉄筋校舎となり、これが現在使用されている。


「明化」の名称は、”文明開化”から名付けられたそうだ。


校庭から見た校舎。兄姉在学当時と変わってなかったようだ。
校庭にあった大きな「欅」は枯れてしまったそうだ。


中央にある時の鐘。当時からずーっと現在までも時間割毎に鳴らしている。


校舎内を見ると、昭和初期の様式がそのまま大事に使用されており、今も現役として児童たちの教室となっている。


廊下は綺麗に掃除されていて、ピカピカだ。


階段の手すりは大理石でがっしりした造り。階段は多少きしむが大事に使用されているのがわかるようだ。


３階に「校歴室」があり、この学校の歴史を物語る写真や資料が展示されていた。