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心に残る歌謡曲~その1(1950年代まで)

2006年06月22日 | 歌謡曲
1.かえり道の歌(加古三枝子1940年 古関裕而作曲)
   戦前の国民歌謡の曲だが、不思議な歌詞だが、どこか懐かしい、
   義兄が酒に酔うとよく歌ったのを思い出す。
2.夢去りぬ(霧島昇 1940年 服部良一作曲)
   服部良一のタンゴ風の曲が何故か、最近になって好きになった。
   ボニージャックスのくせのないハーモニーが最高。 
3.青春のパラダイス(岡晴夫 1946年 福島正二作曲)
   青春の躍動感がすばらしく、昔はこういう青春歌がたくさんあった。
   良い時代だったと思う。近年ボニージャックスのCDを座右に。
4.啼くな小鳩よ(岡晴夫 1947年 飯田三郎作曲)
   小学生の時、家の手回し蓄音機に耳を傾けた、最初の曲。
   この曲を聴いて歌謡曲、しいては音楽全般が好きになったのかも。
5.あの夢この歌(三鷹淳 1948年 古賀政男作曲)
   古賀メロディーの中で一番好きな曲。歌詞がイイ。
6.越後獅子の歌(美空ひばり 1951年 古賀政男作曲)
   何故か懐かしい郷愁を覚える歌。少女ひばりの声がぴったり。
7.高原列車は行く(岡本敦郎 1954年 古関裕而作曲)
   軽快な歌で会社の宴会の余興で歌った思い出がある。
8.別れの一本杉(春日八郎 1955年 船村徹作曲)
   演歌の名曲中の名曲だ。錦糸町の居酒屋「一本杉」が懐かしい。
9.逢いたいなアあの人に(島倉千代子 1957年 上原げんと作曲)
   中学の修学旅行できれいなバスガイドさんが歌っていたのが、
   今でも鮮明に憶えている。初恋だったのカモ。
10.有楽町であいましょう(フランク永井 1958年 吉田正作曲)
   10代から40代に至るまで大好きな歌だった。
   有楽町は仕事で遊びでデートで、たくさんの思い出がある。


 《この一曲》 かえり道の歌

          竹中 郁 作詞
          古関祐而 作曲

  夜ふけに帰る 町かどに
  あかりを消した 飾り窓
  花のすがたが 美しい
  花の寝がおが 美しい

  いつもこの町 この角で
  白い小犬が ついてくる
  連れてかえって やりたいが
  わたし一人が
  わたし一人が
  くらすのに

なんとも異色な歌詞である。意味は単純なのだが、
どことなく哀愁感が漂い、また淡い恋心も感じる。
戦争がもうすぐ始まる激動の昭和15年(1940年)に、
国民歌謡としてこんな歌が生まれていたのに、驚く。
近年、声楽家の藍川由美がCDを出している。

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