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私のモーツァルト愛聴曲④:クラリネット五重奏曲 K.581

2006年05月27日 | モーツァルト
モーツァルト33歳、ウィーンで作曲。全楽章を通じて優美にして繊細であり気品があり憂いもありで、まさに天上の音楽といった感じである。私はサラリーマン時代に出張があると愛用のCDウォークマンを携行して列車の長旅をCDを聴いて過ごす事が多かった。一番多く聴いたのがこの曲であった。帰りの列車でこの曲を聴いていると、その日の疲れもとれ、いろいろな感慨が浮かんできて、明日への大きな糧になったものである。この曲を聞くたびに、当時を思い出す。
私の愛聴CD:プリンツ(クラリネット)、ウィーン室内アンサンブル<DENON 28C37-40>
プリンツが醸し出す音の美しさは格別。独特ののびやかな響きを生み出している。

モーツァルトの五重奏曲の双璧をなす、「ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452」は、室内楽曲の中で次に素適な曲である。

(写真はシュテファン大聖堂(ウィーン)<2006/1>)

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