* Moty'l(モティール)の素 *

モティールとはチェコ語で“蝶”の意味です。チェコアニメが好きなのでこの名前を付けました。
 

《金の船・金の星 子どもの本の100年展》

2019年07月26日 | 美術館・博物館・ギャラリー

いつも千葉市美術館で行く、《ブラチスラヴァ世界絵本展》はもっとアート要素が強くて内容もシュールな感じのものも多いのだけど、この金の星社の展覧会は「子どものための絵本」という感じの展示だったので一緒に行った息子はとても楽しそうだった。

写真スポット
展示も多過ぎず、子どもの集中力が続く量。
絵本ももちろん読めるし、ワークショップの開催や作家さんがペイントした汽車の展示や迷路があった。
しかも平日に行ったからということもあるが、夏休みなのに空いてて、ワークショップゆっくりできた

7/19〜28と会期が短くてもう終わってしまうのだけど、子どもたちのために夏休み中はずっと開催してればいいのにと思う。
もったいないなー


《幸福のラザロ》

2019年07月22日 | 映画

無垢で善人なラザロ。善人だからみんなの言いつけを何でも聞いて、なんでも請け負い、赦す。
でも善人過ぎて悪い言いつけも聞いちゃう。
まあ、そんな愚かにも見える善人なラザロは不老不死か?というような聖人のようなファンタジー要素も入る、ちょっと変わった映画だった。

舞台は洪水をきっかけに孤立したイタリアのある村。
孤立状態にあるため、小作人制度が廃止されたことを知らない村人たちは侯爵夫人から搾取され続ける…っていうところから始まる。
この村が、タバコを栽培しているんだけど、何というか奇岩…山?壁?
何だかちょっとこわいけど見てみたいような興味深い地形の土地。

このような事件が実際にあったらしく、この詐欺事件から着想を得てこの映画を作ったそう。

侯爵夫人のイケメン息子は痩せ痩せでジャンキーみたいだけど、伊勢谷友介みたいでかっこいい。
イタリア人(?たぶん)に似てるなんて伊勢谷友介は改めてかっこいい
でもこれが十何年後かもっとか経つともはや面影もない(別の俳優さんだからだけど、それにしてもだよ)

すごい面白かった!というほどではないけど、何とも言えず、他の作品もやっぱりちょっと見てみたくなった。

原題はわからないけど、内容からすると邦題はかなりシニカルだと思います


《シングストリート 未来へのうた》

2019年07月20日 | 映画
ジョン・カーニー監督作品。
DVDで観る。
この監督の作品を観るのはたぶん初めてだったけど《ONCE ダブリンの街角で》とか、気になってるけど観てない映画の監督だった。

高校生の男の子がふとしたことからバンドを組むことになり、世の中の流行りにどんどん感化されて、知ったかぶりしてイキがったり、服装がわかりやすく変わって若さゆえのみずみずしさいっぱい

ヒロインの女の子は主役の男の子より1歳年上の設定だったけど、初めはもっと年上に見えてた。
ストーリーが進むにつれ、男の子が成長して男らしくなっていくというか、だんだんお似合いになっていった。
まあ、女の子は何なら25歳くらいに見えないこともなかったが

不安や不満を抱えた行き場のない若いパワーがバンドによって、仲間との関係を深めることや音楽を生み出す力になっていくのは素敵だった。
音楽も良かったし

まあ、ラストがちょっと無謀な感じだったけど、あんまり気分を選ばす、気軽に見れていい。
この監督のほかの作品も観てみたいな

《さらば愛しきアウトロー》

2019年07月14日 | 映画

あんまり、公開したての時に映画館に来ることがなかったが、いつもゆったりと席を選べる映画館が案外混んでいる。
そして元々年配のお客さんが多いけど、ロバート・レッドフォードの俳優引退作ということでなのか、おじいちゃんおばあちゃんばっかり
70代世代の人気ハリウッドスターの一人であることはきっと間違いないからね。

私もレッドフォードの作品はいくつか見てるけど、どれも20年以上前に見たから内容あんまり覚えてない
監督作の「普通の人々」観て、俳優さんでこんな良い映画も撮れちゃうんだ、すごいなって思った。
俳優引退してもこれからも良い作品をつくってくれるんじゃないかと楽しみ

もう80代でしわしわだけど、若い頃のレッドフォードの雰囲気はそのままというか、紳士的な銀行強盗っていう役がレッドフォードの最後の役としてふさわしい気がした。
きっと、これを見たおじいちゃんおばあちゃんは昔のレッドフォードを思い出したりしながら話しに花を咲かせてることでしょう

昔「スニーカーズ」を貸してくれたレッドフォード好きの友達がいる。
たま〜にしか連絡してないから、この映画を見たよと連絡してみよう



《誰もがそれを知っている》

2019年07月09日 | 映画

主演のペネロペ・クルスとハビエル・バルデムは夫婦です。
サスペンスらしいが、ハラハラの展開というより「あー、えー、誰もが知ってるか…んーそうなんだねー」という私的にはそこまでビックリではない展開
一番の見どころはペネロペ・クルスの濃い顔と色気かな。美しい