みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「百円の恋」観ました。

2015-09-08 18:00:00 | 邦画
2014年:東映ビデオ。 監督:武 正晴。 WOWOWからの録画。
評判の良い映画なので観てみました。期待通りでしたね。
それにしても主演の安藤サクラさん、ストーリーに合わせて映画の前半と後半では
全く表情が違いますね。別人のようです。
それが仕事とはいいながら、役者さんというのは大変なもんだなあと思いました。

 
一子と出戻りの姉。始終ケンカ。           生活のためコンビニで働く。

引きこもりの一子は32歳にもなって外へ働きに出たことがない。
そこへ姉二三子が子供とともに実家に出戻ってきた。家業の弁当屋を手伝うでもなく
自堕落な毎日を過ごす一子にイライラする姉。毎日のように姉妹喧嘩が絶えない。
母からはお前もいい加減に家を出て一人暮らしをしてみろと諭される。
当座の費用としてそれなりのお金を渡す母親に二三子は「全く甘いんだから」と憤慨。

アパートを借りて一人暮らしを始めたものの、さすがに働かなければ喰っていけないことは
一子にも解る。なんとかコンビニのバイトの口を見つけてそこに滑り込む。

いつもバナナを買いに来る男の客が居た。バイト達は陰で「バナナマン」と揶揄。
そのバナナマン=狩野からデートを申し込まれ、応じる一子。

 
何となく誘われて動物園でのデート。         狩野はボロ負け。

なんとなく満更でもない二人。
ある日ボクシングのチケットを渡され、彼の試合を見に行く。ところが結果は圧倒的な
ぼろ負け。彼は今まで一度も勝ったことがなく、しかも年齢的にも最後の試合だったという。
試合ののち残念会が持たれたのだが、その後二人は誤解が元で疎遠になっていく....。

 
一子もボクシングに興味を持ち入門。         豆腐屋の姉ちゃんに鞍替えされる。

狩野の影響でもないのだろうが、一子もプロボクサーを目指して青木ジムに入門。
以来、ひたむきに練習を積んでいき、メキメキと実力をつけていく。
偶然、道で狩野と出会う一子。ただし豆腐屋の姉ちゃんと二人で豆腐の巡回販売中。
鞍替えされてしまったようだ。

 
必死の形相で練習の一子。              いよいよプロのリングに上がる。

それからは形相さえ変わって、いままで以上にトレーニングに打ち込むようになる。
プロテストにも一発で合格。
そうなると、これまでは”女がプロを目指したって無駄だ” ”だいいち女のプロは
32歳までという年齢制限があるんだ”と反対していたジムの空気も段々と変わりはじめる。
幸い試合相手も決まって、デビュー戦に向けて鍛錬を積む一子。

彼女、気がついているかどうか。これは狩野へ向けた一子の純愛ストーリーでもあるんですね。
中々いじらしいヤツ、と思いましたね~。

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