以前の記事にて、「スパークリング清酒」について書きましたが、その後の情報によると、私が目撃した以外でも、実に多くの「この手の」商品が、各社から出ているみたいですね。
とりあえず、行きつけのスーパーの棚にならんでいる商品の、全ての「味見」が完了?したのでご報告を。
これが「白鶴」から出ている「淡雪(あわゆき)」。これは、かなり「口当たり」が良かったです。「純米酒」とも書いていないので、まさしく「スパークリング・清酒」、「お米」の「シャンパン」といった感じでした。
次のこれが、岡山県にある「丸元酒造」というところから出ている「泡泡酒(ほうほうしゅ)」。「純米酒」とも書かれている通り、「純米酒」の感覚でもあり、「シャンパン」の感覚もあり、これもなかなかでした。
これは、「澪(みお)」の次に味見をした、「月桂冠」からでている「うたかた」。この商品の場合、「瓶」にかなり力が入っているそうで、どこかの「デザインメーカー」?とコラボしたらしいこの和柄のプリントが、直接瓶に描かれていて、フィルムなどを剥がしても、この状態。
その後「一輪ざし」などに使えることを想定しているらしいです。
では、ここで、私の、独断と偏見による「講評」なんぞを。
5種類の商品を飲みくらべてみて、大きく、2方向の「感覚」があることに気付きました。
一つは、「お米製のシャンパン」感覚のモノ。もう一つは、あくまで「発泡したお酒」という感覚のモノ。
その感覚で分けると、「シャンパン」感覚のモノが、「澪(みお)」「淡雪」「泡泡酒(ほうほうしゅ)」で、「発泡したお酒」感覚のモノが、「ピアノ」「うたかた」「泡泡酒」。
「ピアノ」と「泡泡酒」は「純米酒」の表記があって、「ピアノ」の方は、いかにも「お酒」の感覚の方が強い感じを受けましたが、「泡泡酒」の方は、両方の感覚を持ち合わせている感じがしました。
結果、私の好みランキングによると、第一位が、やはり「澪(みお)」(by「松竹梅・白壁蔵」:タカラ酒造)、第二位が、同列で「淡雪」(by「白鶴」)、「泡泡酒(ほうほうしゅ)」(by「丸元酒造」)という感じですナ。
「うたかた」は、「瓶にこだわり過ぎ」という感じで、「瓶」にはこだわらず、「味」で勝負した「泡泡酒」の方が、意気ごみを感じますネ。
また、ほとんど「澪(みお)」の瓶を真似してるんじゃ?と思われる「ピアノ」の場合、「味」へのこだわりも感じられず、残念な結果になっている...と思う次第であります。