廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

福島県 西会津町 黒沢小学校

2017年07月31日 11時38分15秒 | 福島の廃校
廃校が多い会津の中でもとりわけ多いのが西会津町。
ウキペディアに載っているリストでも24校。
漏れている冬季分校などもあると思われるので30校近くあるのではないでしょうか。
多くは70年から90年代に閉校になっていますので、
今回訪れた2005年廃校の黒沢小学校はまだ新しい廃校と言えるでしょう。
まぁ、実際は閉校の8年前の1997年から休校だったようですが。

先に訪れた三島町の廃校から国道400号で西会津方面にクルマを走らせますが、
国道とは言え山間のクネクネとした細い道。
相変わらずエンジンに持病を持つ我が愛車、ここで止まったら完全アウト。
携帯の電波状況がやたらと気にかかります。

国道から少し入った高台に黒沢小学校はありました。
門柱には黒沢小学校と黒沢中学校の校名板が残っていました。
中学校は小学校が閉校するより前1983年には閉校していたようです。

山あいの小さな学校なので木造かと期待していましたが
2階建てのRC構造の校舎でした。
遊具類は充実。
昭和51年校舎改築記念碑が残っていましたが、
閉校記念碑や二宮像はありませんでした。
校庭の一部はゲートボール場になっています。














ここの校舎も窓の破損防止のため雪囲いに覆われています。
中の様子もうかがえません。





遊具類が現存




すぐ近くにあった黒沢地区公民館。
以前はこちらの建物も学校の付帯施設だったのかもしれません。
なかなか良い雰囲気です



校庭にはドーンと携帯のアンテナが経っていました。
心配すること無かった…


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