新作短編『かく恋慕』(出演:手島実優、札内幸太、芋生悠)は、
自主映画だからこそやるべきことを貫いた。
脚本は10稿超えて準備し、いろんな人に見せて叩きまくり、準備稿を作成。
オーディションは200名以上から選抜。呼ぶキャスト候補すべてに脚本を送り、オーディションでもその内容について話し合い、演技を見て、決定。
決定したキャストと脚本について一日話し合いを行う。
撮影決定稿まで、キャストに合わせて、5回の直し。
事前リハーサル日を一日設ける。
キャスト同士で自主リハーサルを行う。
撮影は、季節やある設定のために一か月に一回(1~2日)にし、三か月間行う。
準備中に何度もメールや電話でキャストと打ち合わせ。
撮影現場で徹底的にリハーサルを行い、その状況に合わせて、脚本も修正。
芝居が固まってからコンテを決めて撮影。
前回の撮影でうまくいってないところは次回に再撮。
脚本も撮影できたものを見て、改訂を行い、毎回、新たに撮影稿を執筆。
前回、撮影した素材を見つつ、演技の調整を行う。
結局、予算は当初の見積もりの2倍に膨らんでしまいましたが・・・。
ロケ費だけでなく、スタッフ・キャストのギャラと交通費がありますからね。
これからの仕上げで、さらにそれを突き詰めていきます。