旧統一教会にかかわる報道は適切なのか

安倍元首相の殺害を起点として、世界平和統一家庭連合（以下、旧統一教会）に関わる報道はあきらかに行き過ぎだと思う。さながらカルト教団や反社会勢力のような扱いだ。

はじめに記載するが、過去の霊感商法など問題もあったのも事実であると思うが、それを持って今関係している人がすべて悪という極端な報道は行き過ぎである。
日本は憲法で「信教の自由」があり、実際にはどういう教えかわかりませんが、旧統一協会の教えというか方向性に共感して信者になっている人がいます。今の信者の方になんの責任があるのでしょうか？そもそも安倍元首相を殺害した山上容疑者自体は旧統一教会に恨みはありながら彼自身は信者ではない。
メディアは面白半分で取り上げるべきではない。
また、この報道の悪質なところは、世界平和統一家庭連合を少しでも擁護する発言をしたものを叩くというところだ。さらに炎上しているとネットを焚き付けて言論封殺している。

ここまで書いてわかるとおり、明らかに「いじめ」の構図だ。
言い返せない相手に対して連日追い込むようなことを言い続け、擁護するものを排除していく。
いじめを行う側は自分に正当性があると主張する。自分のストレス発散や自尊心・自己顕示のためにだ。

最後に、この報道により信者に自殺未遂者が出たとの情報があるが、メディアはなぜ事実関係を確認しないのだろうか。まるで自分達の責任を逃れているようだ。
ニュースとしていじめを取り上げ「許せない」と言っておきながら、自分達は平然と行う。
こんな人達が何を言っても何も伝わらないですよ。

メディアの解説員はいま・・・

再開した大きな理由として、メディアの解説員や記者のレベルが非常に落ちたことがあります。
先日の内閣改造があった際にすべてのメディアで解説員が言っていたことは、
・幅広く派閥から選出することで党内融和をはかったようです。
民法はそれに加えて
・旧統一教会との関係が原因で改造した。手を切れる人を内閣に入れたようだ。
だとさ。

まず内閣改造において報じることは、選出した方の資質。具体的にはどういう経歴で、過去にどのような役職を歴任してきたか、どういう法案に携わってきたか。
10年ほど前は多少なりこういう情報を発信してきていたと思うのですが、残念ながら報じられたのは上記のような誰でもわかることと、政治に関係の無い三文記事のスキャンダルに関わる内容しか発信できないことに非常に残念な気持ちになりました。
（旧統一教会に関わる内容は後日に）

まず派閥の話ですが、これはどのような方向性で行くかだけの話であり、党内から幅広く選出することは安定的な政権運営を行うにあたり当然でありますし、複数派閥が入ることで内閣の中で様々な意見が出ることはむしろ組織として健全であることから、短絡的にこの内容を批判的に取り扱うのは不勉強そのものだと言っても過言ではないと思います。

結局のところ、アクセス数とスキャンダルにかまけて、政治・政策・政治家・経済・外交・安全保障と大した勉強もせず、現状にあぐらをかき続けてきたメディアの体たらくでしょう。
すでに自浄作用が働かなくなったこれら組織が今後どうなることやら・・・

ぼちぼちと再開

前回の投稿からかなり経ち、国内だけでなく世界情勢も大きな変化があり、新型コロナやオリンピックに安倍元首相の死去と大変多くの出来事もありました。
これだけ多くの変化や、出来事がありながら、定期的に投稿していたときにありましたマスメディアへの憂慮も現実的となった今、こうして再開を行うことにしました。

今の時代に合わないツールの利用にはなりますが、あまり目立たず続けていければと思います。