2日(金)から社協の若手職員中心に表記の勉強会が始まりました。
題して「生き方としてのケア―ケアの情感と倫理を考える―」
通称 まさじいゼミナール
10名ほどの参加で、まずは他己紹介。その後、「連携しやすい人とできにくい人との差はどこにあるか」を議論しました。
人との関わり方の差 ではないか というのがぼくの仮説です。
さだまさし「償い」という曲も聴いてもらいました。ぼくは何十回聴いても必ず涙があふれるのですが、参加者はどうでしたか? 一人ひとりの目を見ることはできませんでしたが、あまり反応なかったのかな?
最後にナイチンゲールの言葉を引用しました。
「つい先ごろわれわれが失ってしまったある偉大な人は、若い人たちが世の中の出て行くときにはいつも、彼らが「博愛の仕事」に携わると否とのかかわらず、貧しい人と個人的な知り合いになるように助言したものである。彼は「博愛」などというものは、つまり実際にはその言葉が意味する人間愛などではさらさらない博愛などは信じていなかった。
人を愛するにはまずその前にその人を知らなければならない。知り合い、友情を抱き、しかる後に愛する、という順序でのみ人は愛に至るのである。
そして、貧しい人の考えや習慣や生活などのついてのきめ細かで正確な知識をもった上で抱く共感から生じる愛は、単なる感情などではなく、積極的で実りある熱情なのである。」
「町や村での健康教育」1894年