酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

大分のたび その三 〜臼杵石仏と日田焼きそば〜

2020-07-24 07:16:00 | 大分の旅の空
II 別府モーニング
 
ホテル泊まりのたびの朝は、毎度街中の喫茶店探しから始まる。
今回探し当てたのはこちら。
選んだモーニングセットは、サラダ・トースト・サラダ。さらにそこにステーキまで付く。やや薄めながらも、朝に頂くに充分な大きさで、これにコーヒーまで付いて800円はかなりお値打ちだ。
食後に別注フォンダンショコラまでいただき満腹。
【閉店】KIHEI KAFE 本店




II 戸次川の戦い

国宝臼杵石仏(摩崖仏)を目指して南下中、案内板に長宗我部信親の墓、十河一族の碑の文字を発見。
戸次川の戦いで豊臣方として島津家と戦い、豊臣方戦目付仙石権兵衛の渡河論に渋々従った結果、島津家久の釣野伏にかかり、この地で若き命を落とした土佐の出来人の嫡男。
その終焉の地に偶々辿り着いた。
合掌



II 臼杵石仏群

臼杵石仏へ到着。
61体全てが国宝という石仏群で、全四群に分かれている。この日は生憎ホキ石仏第二群が補修中の為拝観出来ず。ちなみにホキとは崖という意味との事。

ホキ石仏第一群





山王山石仏


古園石仏



追加指定された2体の国宝
金剛力士立像


歩いてすぐの満月寺境内に建つ仁王像
この旅で三対目の仁王像だか、ユニークなお顔だ。


同じく境内の宝篋印塔(ほうきょういんとう)

どれも見事なものばかり。
大分の石彫遺構を二日間見みっちり堪能した。

II 天領日田の名物焼きそば
東京ものには日田焼きそばと言えば板橋などのあぺたいとだが、その創業者の修行元が日田焼きそばチェーンの想夫恋だ。
日田焼きそばデビューをお膝元の本店で、も考えたが個人店に絞って選んだのはこちら。
みくま飯店
小盛りの焼きそばライスとのランチセットや餃子セットもあったが、たっぷり焼きそばを味わいたく焼きそばスープをそれぞれ単品で注文。


カウンターから作る工程をじっくり観察。
加水の少ない麺を焼き色が付くまでしっかり目に焼き、徐に返してから混ぜ合わせ出来上がり。
所々コゲ風味があり、しっかりした食感もあり旨い。
パイタンスープも旨く、あっという間に完食。
美味かった。
ごちそうさま。
今宵の宿、黒川温泉まで県を越えて行こう。
——————————————————————————
20181025


大分のたび その二 〜宇佐神宮と関のアジ?サバ?〜

2020-07-23 16:34:00 | 大分の旅の空
■四拍手の宇佐神宮
全国約4600社ある八幡宮の総本社
格式をあれこれ言うのは非礼かもしれないが、伊勢神宮や出雲大社クラスのわりには参拝客で賑わいすぎでなく、落ち着いて参拝させていただいた。

それにしても広い。


神社は普通二拝二拍手、宇佐神宮は二拝四拍手。
四拍手はここと出雲大社だけだという。

また、皇位を狙っていた怪僧弓削道鏡から、和気清麻呂への御信託によって皇位継承を守ったりなど、伝承逸話が数々と。
南中楼門


もともと神社好きだが、宇佐神宮には感動。
いや〜来てよかった。
—————————————————————-
■とり天発祥店へ
宇佐神宮の参拝を終えて、今宵の宿別府へ。

別府に入り、チェックイン前に遅い昼食。
ツレのリクエストでこちら、とり天発祥店
レストラン東洋軒
とり天定食

カラッとした衣を想像していたが、唐揚げとは違う、ましてや天ぷらとも違う、独特のふんわりとした衣。
好みでかけるカボスポン酢がいい。
ごちそうさま。
—————————————————————
チェックイン後歩いて街中にあるこちらの温泉へ
竹瓦温泉
見事な破風の建築
これが街中に溶け込んでいて、しかも天然温泉とはさすが別府。

砂風呂は遠慮して、普通の内風呂へ

階段を降りていきなり湯釜

建築だけでなく、いい湯でもありました。

—————————————————————-
ホテルで仮眠し、いざ夜の街へ
ろばた仁
満席だったので近くの竹瓦横町店

突出し

生ビール小

アジにするか迷ったが、
関さば

コリコリではなくもちもち
りゅうきゅう

胡麻鯖みたいに甘い味が旨い

ヒオウギ貝

ホタテよりもしっかりした歯応え

鷹来屋(大分県)冷や

カモ吸い

これも別府名物のひとつかな。
別府のお店で時たま見かけます。
カモ吸いでごちそうさま。
—————————————————————
寝る前に締めの一杯

ホテルそばのうまそうな店は生憎本日定休日だったので、こちら
アリラン
専門店ではなく立派な焼肉店。
それでいて冷麺一杯の客も歓迎してくれるのは盛岡と同じだ。
申し訳ないけど腹がくちいので、
冷麺
のみ注文

ツユは少し甘め、麺は噛み切れないほど硬くはなく、韓国や盛岡に比べて白っぽいかな。
うどんに近い冷麺の印象をうけました。
ごちそうさま
—————————————————————
20181024

大分のたび その一 〜仁王石像と揚げたて唐揚げ〜

2020-07-23 14:15:00 | 大分の旅の空
■まずは空路大分へ
フライト待ちの羽田
毎度、ワクワクする時間

カフェ横濱珈琲物語
BLTサンドモーニングセット


モーニングとして、普段なら躊躇するプライスでも旅立では特に財布の紐が緩むもの

いざフライト✈️
—————————————————————
レンタカーを借り〜今回はデミオであった〜、国東寺社巡り。

両子寺(ふたごじ)
静寂の森林石畳みを進んだ岩肌に建つ奥の院。
岩の斜面、崖などに基礎足場を固定した懸造りという建築のようだ。

お堂裏の岩屋には不老長寿の霊水が。
神々しい

仁王石像



■富貴寺(ふきじ)
豊後高田方面へ移動して、富貴寺へ
安養門
ここでもやはり仁王石像

大堂
さほど大きくはないお堂だが、近畿以西では貴重な平安建築との事で国宝だ。

 
空腹を覚えたが、この日のメイン宇佐神宮まで一走り。

到着した頃には空腹ピークだったが、間食で済まそうと、駐車場横にある唐揚げ専門店。
かえで 神宮前店

お供には大分名物カボスドリンク。

宇佐市は唐揚げ発祥地と言われるだけに多くの専門店があるらしく、お店には市内唐揚げマップも置いてあった。

空腹時、揚げたて熱々の唐揚げ
最高!

さぁ、宇佐神宮へ拝礼しよう
---------------------
20181024