My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

夜行バスでパレンケへ-メキシコ旅行(9)

2009-04-06 07:53:59 | ●メキシコ・中南米

チチェン・イツァーからホテルに帰ってきたのが夜7時。
本当はこの日の夜もメリダにとまるはずだったのだけど、旅程を変更してサンクリストバル・ラスカサスに行くことにしたので、夜行バスでパレンケに行く。

すでに今晩分の部屋代は払ってあるので、普通にホテルに帰り、シャワーに入る。
一日遺跡を歩き回って、汗だくだったので、部屋が確保されていてラッキーだったな、と思う。

パレンケは、ガイドブックで初めて見たときから、「ここに絶対行きたい」と思っていたところ。
町も小さな田舎町だということなので、Meridaのような都会とは違う真新しさを感じられるだろうと楽しみにしていた。

メリダ発パレンケ行きは、ADOの一等バスが10時に出る。
ターミナルで、日本人の女の子の一人旅のバックパッカーに会う。同じくパレンケに行くらしい。

この旅で日本人の女の子のバックパッカーに会うのは2回目。
ここ数年どこにいっても、日本人バックパッカーは男より女の子のほうが圧倒的に多い気がするのだが、気のせいか?
私の周辺でも、日本人の男は「ちゃんとしたホテルに泊まらないとやだ~」とかひ弱なこと言ってる輩が多く、女のほうが逞しく旅を
しているようだが…
別にバックパッカーの多寡がどうこうってわけじゃないが、大丈夫か、日本人?と一瞬思う。

バスがメリダを出発。
最後に美しいメリダの夜景を拝む。
Meridaは小さな街なので、3日もいると飽きてきたが、こうして一日早く町を出るとなると、それはそれで寂しい。

夜行バスの中は寒い。
いつの間にか寝てしまうと風邪を引く。
ので、ちゃんとした防寒具が必要。
私は、ボストンで飛行機に乗る前着てきたスキー用ジャケットが大活躍。

そうこうしているうちに眠くなり、いつの間にか寝てしまった。

目が覚めると、すでに植生がだいぶ変わっていた。
ユカタン州のメリダ周辺は、ジャングルといっても、サバンナ気候(Aw)らしい
植生で、背の高い木が少なく、低木(Bush)に覆われている感じだった。
乾季と雨季も比較的はっきりとしていて、私が訪れたのは明らかに乾季だった。

が、このチアパス州のパレンケ周辺は、Af(熱帯雨林気候)に近いんじゃないかという植生だ。
背の高い木が多く、うっそうとしている。まさに、ジャングルって感じだ。
WikiによるとここもまだAwらしいんだけどね)

余談だが、私は中高の頃、地理が大好きで、ケッペンの気候区分は当然暗記していた。
旅行をすると、CfbだのDwだのって頭の中でよく駆け巡っている変な子だった。
旅行先で、植生などが本当に違うのを目の当たりにし、気候の違いを考えるのは結構楽しいのである。
余談終わり。

バスがパレンケに着いたのは朝7時近く。
早速明日のボナンパック・ヤシュチラン遺跡のツアー会社と今夜の宿を確保しなければ。
Lonely Planetによると、4,5個のツアー会社が紹介されていたので、片っ端から当たってみる。

まず、バスターミナルの隣にあったツアー会社に入ってみる。
「地球の歩き方」に450ペソ~と書いてあったツアーが、850ペソで提供されており、おっさんが「特別650ペソにまけてあげるよ」と言ってくる。
いや、いくらなんでもそれは高いだろ、と思ったが値段交渉の余地があまりなさそうなので、店を出る。

次の店。
おねえちゃんがちょうど店を開けようとしたところだった。
同じツアーが550ペソ。まあこれくらいなら良いか、ということでDone。
ついでに話を聞くと、パレンケ遺跡とアグス・アズルの滝に連れて行ってくれる一日ツアーが100ペソだというので、申し込むことにした。
パレンケは自分でもいけるが、滝のほうは山賊が出るとかで危険なので出来るだけツアーで行けとどのツアーガイドにも書いてあるのだ。

ホテルもその辺りにあったNikte-haという清潔で安いホテルを確保。
ちゃんとお湯も出る。
1階にインターネットカフェ(カフェは出ないが)がついていて、便利だった。

あとで「歩き方」を見たら、地図に載っていた。
ちなみに外観はこんな感じ。(夜に取った写真)

こういう小さくて安いホテルに泊まると、いよいよ途上国を旅している感じがしてわくわくする。

次の記事→ ジャングルのマヤ遺跡パレンケ-メキシコ旅行(10)

 

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