My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

TOEFL iBT Listening

2008-06-14 23:06:56 | 6. 英語論・英語学習

結局TOEFLは、米国の大学・大学院で授業についていけるか、を見る目的で作られているので、ReadingやListeningも、英語の教科書を速く正確に読み、授業中のKeyPointsを聞き漏らさず理解できるのか、というところが問われる。と考えれば、攻略法も見えてくる

Listening
Listeningは、集中できるととても点数が高いが、気分や体調が悪いと下がる、という悩みがあった
Speakingが伸び悩んでいて、他で高得点をとる必要があったので、どんなに集中力がヘタっているときでも必ず点を出すことを
めざした

  1. オン・オフの重要性

    Nativeでも、すべての言葉を聞き取ることなどできるわけがないと思う。
    結局、どの部分は集中して聞き、どこは聞かない、をはっきりさせることで、集中力が安定。注目ポイントは次の3つ
    • Signpost words: First, Second とか For example など、次に何を話すか方向性を示す役割をする言葉。TOEFLではSignpost wordsの後にある内容が問われる。だから、寝ぼけているときも、Signpost wordsが聞こえたら、ハッと目を覚まし、それ以降に注目
    • 繰り返す内容、黒板に書かれた内容:普通、講義で先生が大事だと考えているポイントは必ず黒板に書くし、何度も繰り返す。TOEFLも同じで、それが設問に出る
    • 学生の質問:講義系Listeningでは、学生が必ずといっていいほど講義中に質問する。その質問とその後の議論はほぼ100%設問になるので、ここは耳をダンボにして聞きとった

  2. 理解できなかったところで止まらない:
    わからない箇所で悩み始めて、聞くことをやめてしまうと、大事なことを聞き逃してしまう。一瞬わからなくても、そのまま聞き続けることで、自ずと意味がわかってくることも多い
  3. メモを取るより聞く
    iBTでは、メモを取らないと答えられない細かいことはそんなに問われない。むしろ、全体の内容を理解しているかを問う設問が多数。なので、メモ取りに集中して、流れについていけなくなると本末転倒
  4. メモは構造的に取る
    コンサルとかなら仕事で普通に使っているスキルかも。
    TOEFL iBTでは、講義全体の構造を問われたり、先生の挙げた例を分類するといった設問がよく出るので、メモを取るとき構造化すると役に立つ
    • 構造化を暗示するSignpostに着目:Speakerが「理由は3つあります」といったり「複数の事例がある」と言う場合、必ずその後に構造化がなされるそのときは、段落を下げ、1), 2), 3),と番号をつけながらメモをとる。で、その後話が元に戻ったら、段落を戻してメモを取る。ちょうどこのブログでやっているように…
    • Tableの活用:Speakerが複数の概念を説明し、その後に事例を述べている場合は、表(Table)を使ってメモ取り。この手の内容が出てきた場合、iBTでは必ず表を埋める設問が出る。最初から表にしてメモを取っていれば楽

とにかく練習量がものをいうと思う。
TOEFLの公式問題集のほか、TOEFL公式サイトで購入できる問題集を使って練習し、上記スキルを普通に使えるように訓練をつんでいったところ、Listeningの点数は大体安定するようになった



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1 Comments

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とても参考になります! (T.U.)
2012-10-21 11:02:36
無償でこのような情報を提供していただきありがとうございました♪
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