ミロク文明

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般若心経とミロク心呪・中編ー30

2019-05-16 00:55:04 | 般若心経とミロク心呪
福岡伸一教授と共に「動的平衡:どうてきへいこう」の視点から「不安定な社会」を見る
 
  
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
空(くう)の空間には波動、振動が存在する・・観点の参考資料


福岡伸一教授と共に、「動的平衡:どうてきへいこう」の視点から「不安定な社会」を見る   2018年4月26日
 記事全文 http://www.future-society22.org/blog/75a3b5a5458

生命の特性は、まずは「壊す」ことにある。人が歩くのと同じだ。

いったんバランスを崩すことで一歩足を踏み出ししやすくなるように、不安定な状況を創り出すことで、あらゆる変化に対応できる高次元の「安定」を実現しているのだ。この「動的平衡」の考え方は生物学だけではなく社会を理解する時にもヒントになるのではないか。そこで今回は、「動的平衡」シリーズの著者である生物科学者・福岡伸一教授に未来の話を聞いてきた。
(聞き手:Future Society 22 代表 柴沼俊一 Shunichi Shibanuma

福岡伸一 ふくおかしんいち
生物学者・青山学院大学教授、米国ロックフェラー大学客員教授。1959年東京生まれ。京都大学卒。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』ほか、「生命とは何か」を分かりやすく解説した著書多数。他に『世界は分けてもわからない』、『できそこないの男たち』、『動的平衡2』、『ルリボシカミキリの青』、『フェルメール 光の王国』、『せいめいのはなし』、『福岡ハカセの本棚』、『生命の逆襲』、『動的平衡ダイアローグ』。新刊に『動的平衡3』がある。


柴沼俊一 Shunichi Shibanuma
Future Society 22 代表
東京大学経済学部卒、ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクール卒。1995年日本銀行入行。途中2年間、経済産業省産業政策局に出向。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、国内ファンドにて投資先企業再生に携わり、2009年株式会社シグマクシスに入社。2015年より現職。企業のイノベーション、新規事業開発に従事すると同時に、同社アライアンス戦略責任者。投資先の株式会社SXキャピタル取締役(兼務)。グロービス経営大学院教授。 著書:『知られざる職種 アグリゲーター』(2013年日経BP)『「コンサル頭」で仕事は定時で片付けなさい! 』(2009年PHP研究所)


 
僕(柴沼俊一)は生け花を時々やるんですが、昨年、福岡先生の『西田哲学を読む』を読んで、本に書かれた「生命の儚さと永遠」の世界観を表現しようと考え、こんな作品を創りました。(※写真は文末に)


福岡: 柴沼さんは、華道家なんですか?

いえいえ(笑)。趣味です。本業はコンサルティング会社のマネジメントをしています。福岡さんが2007年に出版された『生物と無生物のあいだ』を読んで、「この考え方は、企業経営・組織運営に相通じるものがある」と感銘を受けて以来、福岡さんの本は全部読んでいます。

福岡:ありがとうございます。「動的平衡」というのは儲からない思想、生物学はビジネスから一番遠い世界だと思ってきたので、新鮮な驚きです(笑)。

 :生物は自らを「破壊」し続けることで生きている

福岡:ビジネスの世界では数々の制約条件の中で、最適なパフォーマンスをあげることが期待されていますよね。上場企業であれば1年、四半期ごとに成果が問われますよね。

ええ、そうなんです。

福岡:一方、生物学で扱っている時間軸はビジネスの世界と違います。ビジネスの世界では四半期、1年間で「変化がない」ことは評価できないかもしれません。でも生物は生まれてから38億年です。1年で変化がなくとも何百万年、何千万年単位でみると目覚ましく進化しているわけです。評価の尺度を数秒単位から億単位まで、自在に変えながら観察していかないと分からないことが多い。

ですからビジネスの視点から見ると不思議なことが起きています。そもそも細胞は「合理性」「成果」だけを求めて動いていません。 Aという行動をとりながらも、全く矛盾するBという行動をしたりする。C→Dという順番ではなく、逆のD→Cという順番でも動く。さらに、こうした相反する行動を同時にやったりします。 その行動の目的も、新しいものを創るためだけじゃなく、いま作ったばかりの細胞を「壊す」ことだったりする。細胞は作るよりも、壊すアプローチの方が多く、「壊す」ために生きているとも言えるほどです。しかもそれを平気でやるのです。


尺度が違うと不思議に見えることが多いですね。

福岡:例えば私たちが、100年以上も浸食や風化に耐える頑丈な建物を建てようとしたらどう考えますか。地下深くに基礎を打ち込み、 頑丈な素材を用いて堅牢に作ろうと発想しますよね。修繕しながらならば、100年以上も耐えられる建物ができるかもしれません。

でも、1000年、1万年後はどうでしょう。おそらく風化に耐えられず、朽ち果てて何も残らないでしょう。私たちは宇宙の大原則である「エントロピー増大則」に支配されている以上、築き上げたものは崩れ、秩序あるものは無秩序化する。1つの場所で止まっていることはできず、分散していきます。整理整頓したはずの机の上はぐちゃぐちゃになっているし、淹れたてのコーヒーは冷める。熱い恋愛も冷めるんです(笑)。

でも、38億年も生きながらえてきた生物はどうやって朽ち果てることに抗ってきたのでしょう。生物は堅牢になることを諦め、自分で自分の細胞を壊すことを選んだんです。「エントロピー増大則」が襲ってくる前に、先回りして自分で細胞をどんどん壊す。壊し続けることで、結果的に常に新しい細胞が生まれる状況を維持しているんです。

「壊し続ける」ことで状況は不安定になりますが、それゆえに、次の「合成」のプロセスが立ち上がるんです。これは不思議なことではなく、人間が歩いている行動がそうです。片足を前に差し出すことで、体全体のバランスを崩しています。その不安定な状態を解消しようとして、もう一方の足が自然と前に出るんです。最初に「分解(エントロピーの増大)」があり、「合成(自己組織化)」が起きるというサイクルを、絶え間なく繰り返し続けていることで、高次元の「安定」をつくり続けている、これが「動的平衡」の考え方です。


 :人間の遺伝子をすべて解析する「ゲノム計画」で、何がわかったのか?

細胞と脳の役割の話も著書に書かれていますね。かつてはコントロールセンターである「脳」がすべての臓器に指示していると考えられていた。組織で言えば中央集権的組織です。でも、実際は、中央司令塔である脳が全ての臓器、細胞に指示を出しているわけではなく、個々の細胞が周囲の細胞・分子との「関係性」をみながら自律的に動き変化に対応していることが分かってきた。ビジネスの世界でいえば「社員が周囲を見ながら自分の役割を判断し、動きまわる自律的分散組織に近い」と思いながら読みました。

『動的平衡3』でも、サッカーの岡田武史監督が、細胞同士の自律的な動き方を「理想のチーム像」とおっしゃっていたのが面白かったのですが、そもそも、福岡先生はどういう経緯で「動的平衡」の考え方に辿り着いたのでしょう。

福岡:私は子供の頃は虫を採るのが大好きで、世界中の美しい蝶々を探すために「生物学」に入ったのですが、次第に美しい蝶々のような生き物がつくられる過程の方に興味を持ち始め、細胞レベル、遺伝子レベルと、ミクロの世界へと解像度を上げていったんです。辿り着いたのがDNA。ちょうど「分子生物学」という新しいテクノロジーが入ってきた時期でもあり、自分で新しい遺伝子を発見してみたいと考えました。




その頃、米国では人間の遺伝子をすべて解読する「ヒトゲノム計画」が発表されました。壮大な計画で誰もが無理かと思っていたのに、米国は人間の遺伝子をすべて調べ上げてしまったんですね。先を越されたんですが、遺伝子がすべて解読されれば、命とは何かが解明されるのではないか。生物学者たちはみな期待したんです。でも、これで何が分かったのかといえば、なにも分からなかった。「何も分からない」ということだけが、分かったんです。

振り出しに戻ってしまった、ということでしょうか。

福岡:映画のエンディングロールをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。映画を逆からみて、エンディングロールを読むと、その映画に関わった人たちが紹介されますよね。出演者や演出、音楽、監督など本当にたくさんの人たちが関わっているのが分かりますが、名前と役割がわかっただけでは、どんな映画だったのかは分からない。「ゲノム計画」で分かったのことも、それと同じことなんです。映画なら台本があり、時間軸に沿って誰がどんなことをしているのか推測できますが、ゲノムの世界では、エンディングロールは作れても、肝心なドラマの中身は誰にも分らないのです。

 :生物は「機械」ではない。細胞の「つながり」と「関係性」で維持される。

生命とは何か。そこが謎に包まれたまま、生物学、医学の世界では、遺伝子の組み換え実験や臓器移植、再生医療の研究や実用化の動きが加速していますね。

福岡:臓器移植や再生医療のアプローチの背景には、どこか生命を「機械」のように捉える考え方があります。「悪くなった部位は取り除けばいい」「パーツを入れ替えれば元どおりに治る」という発想です。しかし、局所的なパーツの交換によってカラダ全体がおかしくなることがあるし、逆に、特定の部位がなくても周囲の細胞が変化して代替してしまうこともあるんです。かならずしも、生物は独立した機械部位の集合体ではないのです。

私はかつて膵臓細胞の消化酵素について研究をしていたこともあります。小胞体膜に存在する特定のタンパク質が 消化酵素を分泌するときに重要な働きをしている、と考えていたのです。そこで、あえてそのタンパク質を持たないマウスをつくって実験したんです。このタンパク質を持たなければ→マウスは消化酵素が不足する→やがては栄養失調になる。それが確認できれば特定のタンパク質が不可欠なものであることが証明できるわけです。

ところが、このタンパク質を持たないマウスは栄養失調にはならず、健康体のままだったんです。調べて分かったんですが、欠けている機能を補完するように周囲の細胞が干渉し合い、変化していました。この現象を見た時、生命とは、決められた役割だけをもった機械部品の集まりとは違う、ということに気が付きました。

ひとつの細胞とその周囲の細胞の関係は、とても不思議です。互いに、情報・エネルギーを交換することで影響し合っています。実際私たちの身体は、一年前と今ではすべてが新しくなっている、と言えるほど変化しています。分子単位でみても細胞単位でみても、1年前とはまったく違うものなんです。それでも、影響し合うという「関係性」、「つながり」だけは変わらない。細胞は変わっているのに、細胞同士がつながりながら、全体としてはバランスを取っているんです。こうした「生命のバランス」を、実験で最初に指し示したのが、ドイツ生まれの米国の科学者ルドルフ・シェーン ハイマーRudolph Schoenheimerでした。1930年代のことです。彼は「身体構成成分の動的な状態」と説明しました。私はこの概念を拡張して「動的平衡」と言っているのです。

生物といえば、これまで自己複製、自己増殖するプロセスばかり注目されてきましたが、2000年代に入って「どうやら生物がやっていることは創ることばかりじゃないぞ」ということで、ようやく「破壊」のことも理解され始めました。2016年にノーベル医学・生理学賞を受賞された大隅良典氏の「オートファジーAutophagy研究」もそう。大隅先生は、外部からタンパク質を吸収できない環境下で、生物が体内にある細胞内のタンパク質を自食していくメカニズムを明らかにしたのです。


 :Singularity is never here. AIは「パラパラ漫画」だが人間は違う。

「動的平衡」の考え方を理解することで、生物以外の現象、例えば、社会の見方が違ってくる予感があります。今回の著書では、芸術など異分野を取り上げられていました。「動的平衡」的な考え方をもつ先生には、いま社会がどう見ているのでしょうか。

福岡:近代社会は分断の社会です。あらゆる物事を分解・分断し、細かくなったピースに「名前」を着け、役割や意味づけをすることで、とにかくロジカルに理解しようしてきた。ロゴス(論理)を重視した社会であり、そのロゴス的思考の究極のものがAIなんです。

AIは「第3次ブーム」といわれるように、突然現れたものではありません。以前から人工知能はあったし、突然大きなイノベーションが起きたわけではありません。ロジックでつくられたアルゴリズムを超高速に廻し続けているコンピュータです。人間とAIが違うのは時間の捉え方です。AIの中で流れている時間は「点」でしかありません。蓄積された過去のデータをもとに、論理的に選んだ現在という点があり、さらにその現在も、過去のデータとなり、計算された最適な未来の(点)を捉えている。

「パラパラ漫画」ってありますよね。1枚1枚に微妙に変化をつけた絵を連続で見るとまるで動いているように見える漫画。アニメーションです。AIがみている世界がこのパラパラ漫画なんです。瞬間瞬間の一枚の原画を取り出し、そこに描かれた世界の因果関係や仕組みをロジカルに理解することはできます。ところが、自然現象や人間は「パラパラ漫画」じゃないんですね。ロゴス(論理)だけでは捉えきれないことが起きています。


先生はロゴスに対して、「ピュシス」(自然)という言葉を使っていますね。

福岡:はい。人間が捉えている時間は点ではありません。「過去」があるからこその「今」であることを理解しているし、数秒後を予想した上での「今」なのです。だから時間は点ではなく空間のような厚みがある。その空間の中に、過去も未来が入り込んでいるのが「今」なのです。

こうした厚みがある時間の中で、生き物は、創ること、そして自らを壊すことを同時にやっている。人間の脳の中も、矛盾したことを考えているし、まったく関係ないもの同士をつなげたりしている。決してロジカルではないんです。偶然もあるし、カオスなんです。

AIは今後も、「計算機」としての進化はあるでしょうし、それによって一部の仕事を代替することはできるでしょう。しかし、成り立ちが違う以上、人間のそのものを代替するものにはなり得ないのです。その意味で「シンギュラリティ」は来ない。「The Singularity Is Near」じゃないし、「The Singularity Is Here」でもない。「Never Here」なんです。


 : 「種の保存」よりも「個人の自由」を優先する人間の行き着く先は?

我々Future Society 22では、未来の社会がどうなっていくのかをいろんな専門家の方々にお伺いしています。福岡さんは未来をどう見ていますか。もしくはご関心があるポイントはどこにありますか?

福岡:ベストセラーになった『サピエンス全史』、かつて岸田秀先生が言ってきたように、近代社会の人間は「社会」という虚構をつくりあげ、そのルールの中で生きるようになりました。それよりも大きな変化は、他の生物が「利己的な遺伝子」に従い、自らの種を残す目的で生きているのに対し、人間は種を残すよりも「個の自由」を優先するように生きるようになったことです。この「個の自由」を優先する社会が今後どうなるのか…。今後は人為的な努力も必要になっていくでしょう。社会学者ではないので、具体的なアプローチとなると手に余るお話ですが。

確かに、個の自由は、ほかの生物や病気など、外敵に襲われることなく、衣食住など安全的な環境が確保できたこそ成り立っている側面はあります。先ほどのシンギュラリティの話もそうですが、未来の話って技術の話題が先行し、人間社会そのものをどうしたいのか、という話題が少ないんですね。見えないがゆえに不安も高まり、どうしても暗い話に引き寄せられます。前回の対談でもありましたが、映画『ブレードランナー2049』のようなディストピア的な世界のシナリオにリアリティを感じる人たちも増えています。

福岡:人間そんなにヤワじゃないと思うんですが。

そうですね。「動的平衡的」な現象が細胞、分子レベルに留まらず、人間、コミュニティ、社会でもフラクタルに起きていると考えるならば、今後も、宇宙の「エントロピー」は増大し続けるし、人間社会でもいろんな次元で「破壊や分解」と「創造や合成」は繰り返されていく。人間社会では今後、格差問題が広がるかもしれないし、仕事の一部の仕事はロボットに奪われることがあるのかもしれません。でも、そうした不安定な状況こそが、次の社会や仕事を生み出していくプロセスとも捉えることができますね。悲観的に考え過ぎるのはいけませんね。

福岡:ええ。細胞と同じように人間は周囲の人たちとエネルギーも情報も物質もエントロピーも交換しあっています。その関係性が次のレベルであるコミュニティに影響を与え、さらに高い次元の「社会」にも影響しあっています。ですから、周りに壁を立てて、局所的な幸せや効率、富などを求めると結果的に高い次元では「損をする」「全体の不幸を招いている」という現象が起きるんです。これは、私たちに生物学が長い歴史を通じて教えてくれたことです

種の保存が守られている状態においては、個人の自由の追求に意識が向く余裕がありますが、種の保存が守られなくなる危険性が出てくると、そうはいかなくなるのが必然。私たちが生物である以上、その本質的な法則は忘れてはならないですね。

    「儚さと永遠」inspired by 「動的平衡」(柴沼俊一作)


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色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
空(くう)の空間には波動、振動が存在する 


『般若心経』は効能書きで、唱和する事で呼吸が調い気持ちが安らぐ・・・だけかも。
第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行は覚醒はでき無い。
私が般若心経を縁あるグループと唱和する事があれば最後の「マントラ」はこうなります
   羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶
原語は「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー」


「有音、縁者との唱和・・ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー ヒイ(陽の意に乗り和ス)
此処からは完全呼吸法とミロク心呪、無音で心の中で唱える

【スバハヒイ】
根源【ス=ミロク三位三体の太御神様】大発明【バハ=ビックバンの波動】により、一つの粒子が時間と空間の振動として考えだされた時、それはたった一つの粒子であり、しかし無数の粒子でありました。

粒子【ヒイ=素直な霊人(ヒト)の意・位】とは空間の特殊ポイントにおける振動であります。
無数の粒子が一斉に発明で考えだされたわけです。
そしてこれらの粒子の振動波がお互い干渉しあって、干渉縞の彩りが、私達の認識している宇宙【スバハヒイ】であります。

完全呼吸法とミロク心呪
【ナアモウ】で腹式呼吸
【マハア】で胸式呼吸
【マ】で鎖骨呼吸で息を吸い止息する

【ヒトラアヤ スバハヒイ】で息を吐いていき止息(しそく)あるいは留息(りゅうそく)
15秒~20秒での一息を志す~繰り返す~・・・繰り返し~第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行を志す、結果幸運を創造して行く事に成る。
 


呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
長息は長命、短息は短命と言われています
 


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つづく


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般若心経とミロク心呪・中編-29

2019-05-10 00:35:17 | 般若心経とミロク心呪
「生きてるって何ですか」の問いに、それは「動的平衡:どうてきへいこう」と答えてきた分子生物学者
 
  
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
空(くう)の空間には波動、振動が存在する・・観点の参考資料


動的平衡(どうてきへいこう)(英語表記)dynamic equilibrium
 動的平衡状態ともいう.生体の中で合成と分解を繰り返している反応で,合成と分解が同じ速度で進んでいるため,一見変化が起きていないようにみえる状態.


*『動的平衡』を書いた福岡伸一氏(青山学院大学教授・分子生物学者)に聞く  2009/04/14
 記事全文 https://toyokeizai.net/articles/-/10108 
「生きてるって何ですか」の問いに、それは「動的平衡」と答えてきた分子生物学者が、そのものずばりのタイトルを冠した新刊を刊行した。ロング・ベストセラーの『生物と無生物のあいだ』とどう違うのか、「福岡生物学」の核心を聞いた。

--前2冊の新書と違い、今回は単行本ですが、売れ行き好調ですね。
それぞれの本の通奏低音に動的平衡がある。それが私のキーワード。この本は集大成といってよく、いわば決定版として語り直してみた。
タイトルは硬いが、内容は食べ物、ダイエット、健康、あるいは時間など、身近なトピックスに引き寄せて、動的平衡がいかに働いているか考え直している。

--動的平衡をざっくりと「定義」すると。
絶え間なく動き、入れ替わりながらも全体として恒常性が保たれていること。
人間の社会でいえば、会社組織とか学校とか、人が常に入れ替わっているのにブランドが保たれている、そういうものをイメージしてもらってもいい。

近代科学は、生物や自然もミクロな目で見れば、部品が集まって機械じかけになっていると読み解いてきた。そこで大きく見失ってきたのが、生物や自然は時間の関数として常に動いていること。
絶え間なくこちらと思えばまたあちらと動きながらバランスをとっている


--動的平衡と考えれば、人々の立ち居振る舞いも変わりますか。
別の言い方をすれば、動的平衡とはテイク・イット・イージーということ。
   色んな場面で使える「take it easy」の意味と使い方! 主な意味:気楽にやる、のんきに構える、あせらない、無理をしない、さよなら!、じゃあね!
基本的に、この本は肯定的にある種の無常感を語っている。それは万物は流れていく。だからこそ、私たちはある種の希望が持てる。
生物学が明らかにした世界観は希望をもたらすものと思っている。鎌倉時代に書かれた『方丈記』は、川はいつもそこにあるように見えるが、流れている水は二度と再び同じ水ではないとしている。
そういうものとして生命があるのが動的平衡で、日本人は昔からそういう考え方に到達していた。


--ダイエットの例も引いていますね。  https://toyokeizai.net/articles/-/10108?page=2
機械論的な考え方があてはまらないことがよくわかる。
ダイエットを科学してみると、インプットがアウトプットにそのままでてこない。インプットが小さいうちはアウトプットになるものは吸収されて、動的平衡状態の中で帳消しにされる。
でもどんどんインプットしていくと、この動的平衡状態はそれを吸収しきれなくなって急に反作用を返してくる。またそれが過剰になると、それ以上に動的平衡状態はレスポンスできなくなる。
動的平衡状態の仕組みは、アウトプットとインプットが非線形的に成り立っている

具体的に言えば1000キロカロリー余分なカロリーをとるのと、100キロカロリーを10回に分けてとるのは同じにみえる。
でも、非線形的な世界では1000をとっても体脂肪はそれだけ増えるわけではない。ドカ食いするよりチビチビ食いのほうが、事実として仕組みは動的平衡になっているので、ダイエットのソリューションの一つになる。
こういうことがほかのいろいろな局面でありうる。
  ・ソリューション(解決方法)とは、 溶けた状態、液状 自然科学において、溶液、あるいは溶解のこと。分子やイオンが固体の束縛された状態から解放されて、溶媒の中で遊離している。

--記憶というものの考え方も違っています。
記憶は脳のどこかに一種のビデオテープのようなものでしまわれていて、それがスイッチを押されて再生し、時間が経つと劣化すると思われがちだが、実はそうではない。
そのビデオテープ、つまり何らかの生体分子が脳のどこかに格納されていることは、動的平衡から成り立たない。
体の中の分子は一つの例外もなく絶え間なく更新され分解され捨てられて、新しいものと入れ替わる。そういうものでは記憶は保てない。

それでも記憶を保っている気が漠然とする。それは物質レベルで記憶がためられているのでなく、それよりも上のレベル、神経細胞がシナップスで連結し合って、昔使った回路にもう一度電気が流れるからと考えられる。
細胞の分子はものすごい速度で入れ替わるが、細胞は残る。物質よりも上にある構造が残って保存される。

記憶のシナップスが星だとすると星をつないだ星座のように脳の中に残っている。長い時間が経つとこの中身が変わるとともに、かたちは少しずつ変化していく。
それが記憶の変容であって、電気が流れているのはいま現在だから、記憶はいまつくられているともいえる。


ただ、電気が流れれば流れるほどシナップスの連結は強化される。ある昔のことを鮮やかに覚えているということは、そのことが印象深いというよりは、それまでの間に何度も意識的にあるいは無意識的に思い出していることによる。
 

--脳は幼児期がピーク……。 https://toyokeizai.net/articles/-/10108?page=3
人間の脳は生まれてからだいたい1~2歳の間に神経回路のシナップスの連結数は最大値に達する。でも、そのときがいちばん賢いかというと、そうではない。
そのあと強化された回路だけが生き残って、必要のない回路は死んでいく。それで人間というものができてくる。
うまく消し去るものを消さないと脳が変になってしまう可能性もある。まず過剰に与えて環境によって刈り取らせるのが生命のパターンだ。

免疫の仕組みにしても、いろいろな外敵に戦えるように100万通りもの抗体の可能性をつくる。そのあと、自分自身に反応するような抗体は死んでいく。
それが生き残ってしまうと自分自身を攻撃する抗体が残って、リューマチとか自己免疫疾患になってしまう。

--努力のしようがない。
いえ、私は遺伝子研究者だが、圧倒的に氏より育ちだと思う。氏、つまり遺伝子は可能性を与えているだけで、そのあと環境が刈り取って、必要なところを残し、不必要なところを捨ててくれている。
また若いときのほうが刈り取りはよりスムーズにいくが、大人になってからは可塑性、あることを強化すれば長けるようになるというやわらかさは死ぬまで続く。

--若さに幻想を持ちがちですが。
20代がピークで下がっていくと考えがちなのは若さに対する幻想。
動的平衡状態はなるべく坂を転がらないでおこうとしてがんばる。常に自分を作り変えて坂を転がりおちる速度を緩める。

すべて秩序があるものは壊れていくというのが宇宙の大原則のエントロピー増大の法則なので、生物みたいに秩序の高いものは何もしなければあっという間にだめになってしまう。
  エントロピーの増大の法則とは
「自然は、常にエントロピーが小さい状態から大きい状態という方向に進む。すなわち、自然は秩序から無秩序へという方向に進む。」
これを具体例で言うと「整理整頓された部屋は、そのまま自然に任せておくと、だんだん散らかっちゃう一方で、勝手に整理されることはありえない。」ということです。なんとなくイメージできました?


動的平衡状態は真逆にはならない。アンチエージングは無駄な抵抗であり、逆らわないことが自然な生き方といえよう。
 アンチエイジングとは、加齢による身体の機能的な衰え(老化)を可能な限り小さくすること、言い換えると、「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶えることです

福岡伸一 ふくおか・しんいち
1959年生まれ。京都大学卒。米国ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経る。2006年第1回科学ジャーナリスト賞受賞。著書に『プリオン説はほんとうか?』(講談社出版文化賞科学出版賞)、『生物と無生物のあいだ』(サントリー学芸賞)など。

    
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色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
空(くう)の空間には波動、振動が存在する 


『般若心経』は効能書きで、唱和する事で呼吸が調い気持ちが安らぐ・・・だけかも。
第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行は覚醒はでき無い。
私が般若心経を縁あるグループと唱和する事があれば最後の「マントラ」はこうなります
   羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶
原語は「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー」


「有音、縁者との唱和・・ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー ヒイ(陽の意に乗り和ス)
此処からは完全呼吸法とミロク心呪、無音で心の中で唱える

【スバハヒイ】
根源【ス=ミロク三位三体の太御神様】大発明【バハ=ビックバンの波動】により、一つの粒子が時間と空間の振動として考えだされた時、それはたった一つの粒子であり、しかし無数の粒子でありました。

粒子【ヒイ=素直な霊人(ヒト)の意・位】とは空間の特殊ポイントにおける振動であります。
無数の粒子が一斉に発明で考えだされたわけです。
そしてこれらの粒子の振動波がお互い干渉しあって、干渉縞の彩りが、私達の認識している宇宙【スバハヒイ】であります。

完全呼吸法とミロク心呪
【ナアモウ】で腹式呼吸
【マハア】で胸式呼吸
【マ】で鎖骨呼吸で息を吸い止息する

【ヒトラアヤ スバハヒイ】で息を吐いていき止息(しそく)あるいは留息(りゅうそく)
15秒~20秒での一息を志す~繰り返す~・・・繰り返し~第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行を志す、結果幸運を創造して行く事に成る。
 


呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
長息は長命、短息は短命と言われています
 


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老子「第二十五章」道徳経

2019-05-01 00:00:29 | 老子「道徳経と伊勢白山道「道経1~37
時代の流れ、 『令和:れいわ』の典拠は― 時(とき)に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気(き)淑(よ)く風(かぜ)和(や)はらぎ、梅(うめ)は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。

《現代日本語訳の一例》※太字は新元号に直接関わる語。 時は初春(しょしゅん)の令(よ)い月(※この場合『令』は“物事のつやがあるように美しい”の意)であり、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉おしろいで装うように花咲き、蘭は身を飾る衣ころもに纏まとう香こうのように薫かおらせる。

     
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

      
・老子「道徳経と伊勢白山道」 道経 
第二十五章 *老子を英訳 http://mage8.com/magetan/roushi03.html

・原文 「書き下し文
有物混成、先天地生。「 物有り混成し、天地に先んじて生ず。 
寂兮寞兮、獨立不改、周行而不殆。「 寂(せき)たり寞(ばく)たり、独立して改(かわ)らず、周行して殆(とど)まらず。
可以爲天下母。「 以(も)って天下の母と為すべし。

吾不知其名、字之曰道。「 吾(わ)れその名を知らず、これに字(あざな)して道と曰(い)う。
強爲之名曰大。「 強(し)いてこれが名を為して大と曰う。

大曰逝、逝曰遠、遠曰反。「 大なれば曰(ここ)に逝(ゆ)く、逝けば曰に遠く、遠ければ曰に反(かえ)る。 
故道大、天大、地大、王亦大。「 故に道は大、天も大、地も大、王もまた大なり。

域中有四大、而王居其一。「 域中(いきちゅう)に四大(しだい)あり、而(しか)して王はその一に居る。 
人法地、地法天、天法道、道法自然。「 人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。


現代語訳
なにやら漠然と混じり合った物があって、それは天地より先に生まれ出た。
音も無く静かで形も無く、何ものにも頼らず存在し何の変化も無く、どこまでも広がって行きとどまるところが無い。
それは万物を生み出す母の様なものだ。

私はそれを何と呼んで良いのか解らないので、仮に「道」と名づけた。
あえて別の言い方をするなら「大」と呼べるだろう。

「大」であればどこまでも広がって行く、どこまでも広がって行けば果てしなく遠くまで到達し、果てしなく遠くまで到達すればまた元の位置に帰ってくる。
つまり「道」がこの「大」の性質を持つように、天も「大」であり、地も「大」であり、王もまた「大」である。

この世界にはこれら四つの「大」が存在し、人を統べる王はその一つであらねばならないのだ。
人は地を模範とし、地は天を模範とし、天は「道」を模範とし、「道」はそのありのままの姿のままでいる。 


英訳文
There is a mixed one that has been born before heaven and earth. It is silent, formless, independent, unchangeable, vast and unlimited. It is the mother of all things. I do not know its name, so I call it "the way" for convenience' sake. Or "the great", it can be called. "The great" is unlimited. So it can reach anywhere, then returns to the original place. "The way" is "the great". Heaven's nature is "the great". Earth's nature is "the great". King's nature is also "the great". There are four "the greats" in the world. A king who rules the people must be "the great". People follow earth. Earth follows heaven. Heaven follows "the way". "The way" follows its nature.
 


*大いなる母性  2012-10-16 老子の言葉
伊勢ー白山道 記事全文 https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121016
老子の言葉 第二十五章
(独自の超訳)

なにか混沌として混じり合ったモノが宇宙の始まりに存在しました。
それは、天地が生まれる以前から存在しています。
それは、静寂として独自に存在しており、新しく変わるという事も無く、
あまねくすべてに浸透して存在しています。
それは、この世界の宇宙を生み出した大いなる母と呼ぶべき存在です。
しかし私たちは、その正体を知ることが出来ません。

だから私は、この存在を「道」と名付けます。
さらにどうしても名付けるならば「大」とでも言いましょう。
この大いなる存在は、どこまでも拡大して行きます。
拡大して行けば、どこまでも遠くに達します。
そして、ほんとうの遥か遠くに達し切れば、また縮小して戻って来ます。

だから、道は大であります。
天も大であります。
地も大であり、
人間(生物の王様)も大であります。
この世には四つの大いなる存在があります。
人間もその重要な一つを占めています。

人間は、大地にそって存在します。
大地は、天にそって存在します。
その天は、道(大いなる母性)にそっています。
道(大いなる母性)は、自然のあるがままにそって存在しています。 


原文 
「有物混成。先天地生。
寂兮寥兮。獨立而不改。周行而不殆。
可以爲天下母。吾不知其名。字之曰道。
強爲之名曰大。大曰逝。逝曰遠。遠曰反。
故道大。天大。地大。王亦大。
域中有四大。而王居其一焉。
人法地。地法天。天法道。道法自然。」 


(感想) 
二千年以上前に生きた老子が、現代宇宙学における宇宙誕生の仮説である「ビッグバン」を描写して説明しています。
つまり、今世紀、しかもこの半世紀に生まれた人間にしか、老子の言っている内容は理解出来なかったと言うことです。
「無限に拡大して、達し切れば縮小に転じる」
大昔の人間は、このような表現をどう思ったのでしょうか?

もしかして、老子が現代社会を標準として、その言葉を残したとするならば、大きなドラマを感じます。
しかし、どの時代の人間が読みましても、これは今の時代だ、自分のことを言っている、と思える奥深さと大いなる普遍性が老子にはあります。

そして重要なことは、老子が頻繁に「道」と呼ぶ内容の正体を、
宇宙、大いなる母、母性、・・・・とにかく「母」という文字で表現したことです。
人間の女性も、生まれ、子を生み育て他者を食わせ、・・・・そして母性の象徴である乳房も含めてシボンで行きます。
女性も、宇宙と同じなのです。

老子は宇宙の四大要素として、人間、大地、天、宇宙の母性、を挙げています。
四つの中に、人間が入っていることの重要性と、その責任を感じます。
人間は、自分のことも、他人のことも大切にして生きて行かなければ生けません。
それが大いなる母性を助けることに成ると、私は思えてなりません。

生かして頂いて ありがとう御座位ます  


 大きな母性が大切  2017-12-12 老子の人生論
伊勢ー白山道 記事全文 https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20171212
参考記事:老子の言葉 第二十五章「大いなる母性」 

「老子の人生論 」第二十五章

天と地が生まれる前に、混じり合う渦(うず)を巻くような「流れ」だけが有りました。
それはとても静寂な「流れ」であり、広大な渦を巻くが、決して壊れることが無い安定した存在でした。

だから、それを全てを生み出す母性と呼びます。
でも私には、その名前に本当は何がふさわしいのかが分かり得ません。
あえて別の呼び方をするならば、私は「道」と呼びます。
では道とは何か? と問われれば、道は「とにかく大きいこと」を意味していると言いたいのです。

本当に無限に大きければ、どこまでも遠くに続く道です。
でも、本当に大き過ぎる道ならば、また元の場所に戻るのです。
道は本当に大きい。だからこそ、その中に在る天も大きいし、地も大きいし、人間も大きな大切な存在です。

人は地に従って生き、地は天に左右され、天は道(大きな母性)に従います。
そして大きな母性は、自然な大きな流れの渦に従います。

(感想)

2500年前に生きた老子が、銀河の渦の流れを正確に描写しています。
宇宙原初の様相を、
・ とても静寂な流れが渦を巻き、決して壊れることが無い安定性が有った。
とまるで見て来たように描写し、しかもその性質は「大きな母性」だと表現してます。

老子は、湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞した物理学の「中間子」の存在も、ハッキリと指摘して道徳経(どうとくきょう:81章から成る老子の言葉のこと)に残しています。

なぜ老子は分かったのか?
これのヒントも実は言っています。
・ 部屋の机に座りながらも、道(真理)が分かれば、遠くのことも「既に知っている」状態に成る。
と示唆しています。

これは私には良く分かります。
これを言葉で説明しますと、勉強して知識を「覚える」必要が有るのだ、と思われがちです。
でも本当の感覚は違うのです。脳の真相は違うのです。

知識を覚えるのでは無くて、「思い出す」という表現が近いと思います。
だから勉強する時も、「覚えなければ生けない」という先入観では、なかなか勉強が進まないでしょう。

それよりも効率が良いのは、新しい知識を読んで「思い出すつもり」で謙虚に勉強をしますと、
・ 知識が身に付く。
・ よく脳に馴染んで、忘れない。
という視点を参考にしてください。

デジャヴ(既視感。初めて来た場所なのに、なぜか見たことが有る光景。初めてなのに体験した感じが有ること)
という現象は、勉強の知識でも実は有ることなのです。
「コレ知っている」「有る有る」
という感覚は、勉強への拒否感の壁と、勉強への嫌な先入観を失くさせます

ところで、人間には母性が大切ということが、よく分かる項でもあります。
この宇宙の始まりは、「母性の渦」からだったのです。
私達も、自分の心に「母性の渦」を意識することで、

・ 何かを産み出すことが出来る。
・ 新しい事を大きく成長させる、成功させる。

これを応援する最高の思い方は、自分の母性を意識して大きくすることなのです。
他人にも、仕事にも、経営にも、家族にも、とにかく自分の母性の心で向き合えば、必要な「思いやり」が見えて来るものです。
それが対象を大きく育てます。
そして、その御蔭が自分にも帰って来るということです。

* 日本もテロに注意します。
・ 公共の場所、人が集まる広場では、ゴミ箱から離れて、避けるように歩くこと。
・ もし駅のトイレの中に、不審な荷物が置いてあれば、速やかに立ち去ること。

生かして頂いて 有り難う御座います  


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