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老子「第七十九章」道徳経

2013-02-07 22:24:59 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
和大怨必有餘怨。「 大怨(たいえん)を和すれば必ず余怨(よえん)あり。 
深刻な怨みからくる争いを無理やり和解させても必ず火種がくすぶり続けるものだ。
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・老子「第八十章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十九章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
和大怨必有餘怨。「 大怨(たいえん)を和すれば必ず余怨(よえん)あり。
安可以爲善。「安(いずく)んぞ以(も)って善と為(な)すべけんや。
是以聖人執左契、而不責於人。「ここを以って聖人は左契(さけい)を執(と)りて、而(しか)も人を責めず。
有徳司契、無徳司徹。「徳有るものは契(けい)を司(つかさど)り、徳無きものは徹(てつ)を司る。
天道無親、常與善人。「天道は親(しん)無し、常に善人に与(くみ)す。

現代語訳
深刻な怨みからくる争いを無理やり和解させても必ず火種がくすぶり続けるものだ。
どうしてそれが善い事だと言えるだろうか。
だからこそ「道」を知った聖人は、例え契約や法によって正義が自分にあっても相手を責めたりはしない。
徳のある者は債券を管理するだけ、徳の無い者は無慈悲に取り立てを行うと言われる事である。
天のやり方にはえいこひいきが無く、いつも善人の味方をする。 


英訳文
If you reconcile a serious dispute by compulsion, hatred will remain inevitably. It is not justice by no means. So the saint who knows "the way" never claims to others though he has legal rights. Virtuous people only keep bonds, the others collect debts with no mercy. Heaven's way never shows partiality, it always supports good people.


*恩を貸したままが良いのです 2012-12-30 伊勢ー白山 道
  記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121230
老子の言葉 第七十九章
(独自の超訳)
大きな怨みを和解させても、必ず後々も怨みが残るものなのです。
これは決して良い事を成したとは言えないのです。

だからこそ聖人は、御金を貸した借用書を持っていましても、無理に相手から御金を取り立てることをしません。
つまり、徳の有る人間は契約書の紙の管理に関わり、徳の無い人間は厳しい金銭の取り立てに関わります。

天界のやり方とは完全に公平であるので、だからこそ天は常に善人にエコヒイキをします。

原文
「和大怨、必有餘怨。安可以爲善。
是以聖人執左契、而不責於人。有徳司契、無徳司徹。
天道無親、常與善人。」

(感想)
まるで老子が、2500年後の現代の地球を視て書いたような文章です。これを言い換えますと、

「大きな戦争の怨みを無理に和解させましても、後々まで遺恨は残り、更なる悲劇を呼ぶものなのです。
だから無理な和解は、決して良い事では無いのです。
だから聖人の国ならば、戦争の遺恨のツケを相手から返して貰わずに、貸したままにしておきます。
愚かな国は、貸したツケを無理に暴力で取り返そうとします。
しかし、天とは完全に公平なのです。
戦争をした両国を公平に見て、戦中・戦後の行いの善悪を総合的に判断して、徳が勝るほうの国家を天はエコヒイキします」

これは個人の人間関係にも言えることです。
他人とひどく争えば、無理に和解しようとはせずに、静観するのが良いでしょう。自然な付き合いの流れに任せるのです。
自然と両者が歩み寄るならば最高ですし、ダメならば静観です。
そして神が、自然と正しい方にエコヒイキをすることでしょう。この場合、自分の良心(内在神)に恥じない自分自身であることが大事なのです。
だから自分が悪いと思えば、自分から素直に謝ることも大切です。
そのすべてを天が視て判断をします。

人類が発生して以来、今まで絶滅しなかったという事実は、そこに天の存在と介入が有った証明だと私は思います。
もし天界も神も存在しないならば、とっくの昔に人類は絶滅したでしょう。
人類が生き残ったのは、悪人が滅び、善人が生き残ったからです。悪人ばかりに成れば、簡単に絶滅します。
神の存在証明=人類の継続性、です。
だから、これからも人類は生き残るでしょう。

「天界のやり方とは完全に公平であるので、だからこそ天は常に善人にエコヒイキをします」
公平だからこそエコヒイキをするとは、老子らしい真理だと思います。
だから正しい者が生かされるのです。
つまり、どんな努力も意味を成し、生きるということでもあります。
ただ黙って何も努力しないよりも、自分の良心に従った善人であろうと努力することが人間も国家も大切なのです。
自分の良心に従って生きて行けば、すべては大丈夫なのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


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