発明王と誰もが認めるアメリカの発明家、トーマス・エジソンは、生涯に1300もの発明を行った人物。「電球」を発明したことで一躍有名となったわけだけど、これだけたくさんの発明をしているとなると、中には奇妙奇天烈な発明品も存在したわけで、えっ？こんなのも発明してたの？っとちょっと予想外な発明品が9つほど紹介されていたので見てみることにしよう。
ソース：【9 Strange Edison Inventions】
1.スナッフ・フィルム：実際の殺害の様子を撮影した映像作品
「スナッフ・フィルム」とは、実際の殺人の様子を撮影した映像作品のことで、世界最初のアニマル・スナッフは、電流戦争の1899年に、交流送電陣と対立していたトーマス・エジソンが交流電流がいかに危険かを示すために象を一瞬で感電死させた映像とされているんだ。
2.コンクリート住宅
セメント需要を増やすために、1907年、コンクリート住宅量産システムを考案したのがエジソン。当時、この新しすぎる建築工法は多くの建築家たちに反対されたが、現代では確実に浸透しているようだね。
3.おしゃべり人形
エジソンは、1889年、世界初のしゃべる人形も発明し、販売したそうだ。人形の下に蓄音機が付いており、録音されていたのはエジソン自身の声だったそうで、これが愛くるしい人形から発せられるという違和感に、不気味がられて全然売れなかったという。即製造中止になったとか。
4.コンクリート製のレコードプレーヤー
セメントの需要を増やすのに本気だったエジソンは、レコードプレーヤーもコンクリートで作ったそうだ。その他、ピアノやキャビネットなど、数々のコンクリ製品を生み出したそうだ。今見かけないところを見ると失敗発明の一種なのかな？
5.回転式映画撮影スタジオ
映画の製作にも情熱をかけていたエジソン。太陽の動きに合わせて回転させることで、日照量を調節し、シーンを違和感なくつなげることに成功したんだ。ちなみにこの装置でボクシング映画が撮影されたという。
6.電動ペン
自動的にインクが出る仕組みで、後にこれが電動刺青マシーンへと進化することとなる。
7.バッテリー式扇風機
蓄電池（バッテリー）を動力とした扇風機を発明したのもエジソン
8.幽霊探知機
世紀の発明家、エジソンだが、晩年はどんどんオカルトに傾倒するようになっていったそうで、1933年、発明したのは幽霊探知機。科学とオカルトはやはり、どこか通じるものがあるみたいだね。
9.ヘリコプター
これは、設計図だけ残されており実際に世に出ることはなかったそうなんだけど、1910年、エジソンはヘリコプターの設計をしていたそうだ。1903年にはライト兄弟が世界初の飛行機の発明を果たしていたから、きっと心折れてしまったんだろうね。
ということで9つの奇妙な発明。そのうち１番の、世界最初のアニマル・スナッフの映像がYOUTUBEに公開されていたのだけれど、象さんが電気ショックで粉砕されるという悲しい内容なので、参考程度に見たり見なかったりすればいいと思うよ。
Topsy the Elephant
☆色んな発明品を作っとったんやねぇ～！
