70歳過ぎて、サブ3が4回‼！

すごいね。

還暦近いっていうのを走力低下の言い訳にしている自分がちょっと恥ずかしい。

世界には、70歳を過ぎても、サブ3を4回も達成しているランナーがいるらしい（日本には62歳でサブ3の女性ランナーもいる）。

今日のロシア語リハビリも、RussiaRunnigのFBページで見つけた記事から。

（写真も）

訳したのは、紹介部分だけだけど、ウルトラトレイルも好きな自分にピッタリのテーマなので、本文は熟読するつもり。

【訳】

ウルトラトレイルはあなたのマラソンのタイムをよくするでしょうか？
「自己ベスト」が2時間54分で、世界最速の72歳のマラソンランナーのジーン・ダイクス（Gene Dykes）がこの問題の答えを語ってくれます。

想像してみてください、彼は56歳の年齢から15年も自分の記録を定期的に更新しているのです。

まさに、その年齢で、彼はウルトラトレイルを走り始めました。

68歳のとき、3か月で200マイルのレースを3つ完走しました。

2019年には、ジーンは2か月あまりで1000㎞をレースで完走しました。
同時に、ロードでは、70歳以降でサブ3で完走した唯一の現存ランナーです。

そして、彼はサブ3を1回だけでなく、2時間54分23秒の自己記録とともに4回しました。

みなさんがそれぞれの人生の段階で可能だと思っている以上のことをできる力を感じることができるよう願って、ダイクスは自分の半生を語ってくれます。

【原文】

Могут ли ультратрейлы улучшить время вашего марафона? История Джина Дайкса, самого быстрого 72-летнего марафонца в мире с «личником» 2:54 подскажет ответ на этот вопрос. 

Только представьте, он регулярно улучшает личные рекорды вот уже 15 лет с 56-летнего возраста. Именно в этом возрасте мужчина начал бегать ультратрейлы. В возрасте 68 лет он пробежал три старта по 200+ миль за три месяца. В 2019 году Джин преодолел 1000 гоночных км за неполных 2 месяца. В то же время на шоссе он единственный среди живущих, кто пробежал марафон менее чем за три часа после 70 лет. И сделал он это не один раз, а четыре раза с личным рекордом — 2:54:23. 

Дайкс делится своей историей, надеясь, что и другие обнаружат в себе силы сделать гораздо больше, чем они считали возможным на данном этапе жизни: https://life.russiarunning.com/.../pomogut-li-ultratreily...

【注】

あれこれググったけど、ジーン・ダイクスさんのことは日本語文献ではまったくヒットしなかった。

Gene Dykesは、ジーン・ダイクスって訳さないのかな？

英語でググると、いくつかヒットした。

2時間54分23秒を達成したのは、2018年12月15日のJacksonville Marathonだったそうだ。

ただ、公認コースじゃないので、年代別世界記録とは認められていないらしい。

70歳を超えてからの年代別世界記録は、エド・ウィットロック（Ed Whitlock）さんの73歳で2時間54分48秒（トロント）、74歳で2時間58分40秒（ロッテルダム）。

ジーンさんが更新する可能性もあるかもしれない。

単語で面白いのは、«личник» 。

《》付きで使っているのは、ロシア語でもスラングなのかもしれない。

プログレシブの辞典では、личникは、隠語として、①（スポ）（個人競技・種目にエントリーする）選手②親族との面会、とあるが、この投稿での文脈的には明らかに、「自己ベスト」、「PB」以外のなにものでもない。