つくば植物園の砂礫地花壇で、薄紫色の美しい花を咲かせていました。説明によれば、絶滅危惧IB類(EN)に指定され、「Aster kantoensis」、キク科の野菊の仲間です。和名の通り、河原の砂利がある草原で咲いています。関東地方の多摩川、相模川、那珂川、鬼怒川などに自生していると図鑑に出ていました。治水施設の整備や、河川の中に生える潅木等の増加で、この植物の生育に必要な砂利の河原が少なくなり、種が減少しているとのことです。この植物は、2年草で、前年に発芽したものが良く年の秋に花を咲かせるのだそうで、生育地の固定化が進みやすいとのことでした。美しい秋の野菊の代表格ですから、是非保存していただきたいものです。写真は11月12日に撮影しました。
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