つくば実験植物園の屋外の絶滅危惧植物区画で咲いていました。沖縄本島固有の種であり、絶滅が危惧されて、絶滅危惧IA(CR)に指定して保護されています。すでに掲載したアマミアセビと比較して違いを見てください。花は円錐花序で、垂れるように咲き、とても美しいです。つぼみの時は赤茶色をしています。
つくば実験植物園のあちこちで咲いています。前掲のアマミアセビと比較してご覧ください。説明によれば、学名は「Pieris japonica」、ツツジ科でほんのり香りがします。花の色は白や薄紅色があります。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で咲いていました。説明によれば、鹿児島県奄美大島の固有種です。以前は、沖縄本島に自生する琉球アセビと考えられていましたが、葉の形と花の大きさが違うことから2010年に新種として発表されたものです。自生地では絶滅寸前であると言われ、絶滅危惧IA(CR)に指定して保護されています。植物園でも温室の中で大切に管理されていました。
つくば実験植物園の中央広場付近にあります。ほぼ満開の状態で、花全体が薄紅色で、枝全体がも盛り上がったように見えます。もう少しすると若葉が出て、葉と花を同時に見ることができます。オオシマザクラとエドヒガンサクラの自然交雑種と言われています。ソメイヨシノより華やかな感じがします。