あいの風 

北陸富山では春から夏にかけて日本海側から吹いてくる
北東の風を「あいの風」と呼びます
あいの風ように爽やかに・・

4月のお茶事と庭の花

2009年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

炉のお茶事は今月で終わり、来月からは風炉に替わります。

今月最後の稽古のお菓子は、「蓬まんじゅう」 床の花は斑入りの葉で白い花「シラン」です。お茶碗は季節の花白藤が描いてあります。その日のお茶は緑の風がそよぐようで格別美味しく戴きました。

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昨日は寒い日でしたが、今朝は雨も上がり日が差してきました。昼近く、庭に出てみると 

まぁ あの花が咲いているではありませんか、昨年いただいて植えた「ベツレヘムの星」と「飛燕草」です。朝と夕方は花が閉じていますので気がつかなかったのでしょうね~。飛燕草は草むら中で飛び回っているようです。

一昨日のこと、筋向かいのおうちでは白い牡丹が咲いています。おひとりで暮していらっしゃるので時折「元気ー!」と声をかけています。その家人が大事にしている見事な白い牡丹を写真におさめさせてもらってそのあと買い物に出かけ、帰ってみると 雨を心配してかビニールで覆ってありました。ヘルパーさんが来てしたのでしょうか。

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「ベツレヘムの星」が咲きました

2009年04月24日 | インポート

今年も駒場東大キャンパスに伝説の花 Star of Bethlehem 別名 「ベツレヘムの星」とも呼ばれる白い星の花が沢山咲きました。

純白の花「ベツレヘムの星」が八重桜の咲く木の下に見事に咲いています。去年この花のことをCさんから教えていただいて、この光景の美しさを今年も是非見たいと思っていました。

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グランドに沿っての小径は八重桜の花びらでいっぱいです。足元を注意して見るとヒュー ヒューと飛んでるようなツバメのような形をしたブルーの花「飛燕草」が咲いています。踏まないように注意してつま先でそっと歩きながら・・

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花弁をむしゃむしゃ食べているような羊の顔をした桜の木を見つけました。

そうそうあのカラタチの花も小さな実をつけていました。      

                                     


秋が瀬に咲く日本桜草

2009年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム

17日、今年も秋が瀬に桜草が咲き出しました。庭に400株も育てていらっしゃるRさんの話では、日差しの強い昼時は花色がうすく見栄えしないが、日蔭では色濃く美しいとのことですが、田島ヶ原の桜草はノウルシなど多くの野草の中で隠れたように咲いていますからどうでしょう。今週の土日は桜草祭りがあり、車は規制されかなりの混雑が予想されるので、、朝の片づけを早々に済ませて娘と出かけてみました。駐車場はガラガラでスムーズに入ることができましたし、人影も随分と少なく思えます。

ここ桜草の自生地ではノウルシの黄色い花が沢山咲いています。その中でピンクの可憐な花を咲かせた桜草を見つけることができます。もう暫くするとノウルシ(野漆)はトウダイグサ(燈台草)とも呼ばれるだけに遠くから眺めると黄色く灯りをつけたように見え、桜草はどこに咲いているのかわからないほどになります。

ところどころに咲いているピンク色の花、桜草を見つけてはその愛らしさについついカメラを向けてしまいます。ヘビイチゴもカラスノエンドウなど、ここでは動植物の保護地となっているところでここでしか見られない小さな花も多くあるようです。

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つい数日前までは賑わった桜もすっかり葉桜となり、広い公園の木々は柔らかな新しい緑でいっぱいです。「ホーホケキョ」随分上手く鳴くようになった鶯の声を聴きながら公園を一周してみました。広場はタンポポがいっぱい咲いています。

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桜草の楽しみ方は、ただ鑑賞するだけではなく花冠の形や色、中心紋の大小などと違いを見つけることだそうです。田島ヶ原の桜草はサクラソウの自生地としては唯一の国の特別天然記念物です。


白洲次郎と里山を訪ねて

2009年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

9日夕方、あでやかに、たおやかに咲き誇った桜もこのところのお天気続きで散り始めています。咲く桜も美しいですが、散りゆく桜は格別美しいものです。

さいたまの自然のオアシスともいえる見沼の桜を見たいと思っていましたが、このお天気続きでは今年の見沼の桜のお花見は無理だなぁと思っていたところ、タイミングよく早く帰宅してきた相棒さんを誘って車を出してもらいました。

わぁ 凄~い 凄い 凄い 花吹雪です。舞う桜を手のひらで受けとめて・・・・。見沼用水路の土手沿いはなびらの絨毯です。かなたには真っ赤な太陽が空を染め、桜の花びらさえも照らしながら沈んでいきます。そして7時を過ぎると空にはまるいおおきな月がでてきました。

今宵は満月です。

「桜月夜 こよひ逢ふひと みなうつくしき」こんな歌あったわね~。

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10日、お仲間と小田急線沿いの里山散策と旧白洲邸 武相荘へ 見学に行ってきました。初夏を思わせる陽気です。

里山は鶴川駅南側小高い丘を登っていくと昔懐かしい田園風景が広がっています。沿道には野々花が咲きリンゴの花でしょうか白い花が咲き、柿の葉も芽吹いています。にょこっと顔を出したタケノコも見つけました。桜のシャワーを浴びながら桜並木を歩きます。ここでは桜も梅も桃も同時に咲くようです。里山の田んぼには間もなく水が入るのでしょうね~。

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里山を降りて鶴川駅周辺の寿司屋さんで昼食をとり、旧白洲邸 武相荘へ

”武相荘は、明治初期に建てられたと思われる農家を買い取ったもので、白洲次郎の邸宅でした。白洲次郎は故吉田茂首相の側近で戦後の 新憲法制定に深く関わった人物です。奥さまの正子さんも随筆家、美術評論家で著名な方で、NHKテレビで放映されましたのでご存知の方も多いと思います。”武相荘は武蔵の国と相模の国境にあることで、無愛想をかけて名づけられたそうで、母屋の茅葺屋根では、書斎やお召し物 囲炉裏端の様子 などが展示してあり、随分モダンな生活をなさっていたのがうかがえます。

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テレビに放映されてから見学者が多いそうです。

あ~今日は楽しい一日でした。(^O^)/            

                      

 

  

            

      


咲く桜 舞う桜

2009年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

うららかな日が続き桜が満開になりましたね~。すぐ近くにある小学校も8日の入学式を待っていたかのように咲き誇っています。

3日、PCのお仲間と講座の後 新宿御苑へ行ってきました。ゆっくりと咲いていた桜もこのところの暖かさでほぼ満開を迎えています。御苑は桜の開花を待ち望んだ人で賑わっています。見頃を迎えた桜を愛でるのも嬉しいものです。

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渋谷駅で買ったおむすびを芝生の上で美味しく頂き咲き誇る桜を愛でる。桜を見上げるときはどなたの顔もやさしくみえますね~。日本人でよかった。でも周りを見渡すと外人さんも多いです。(#^.^#)

純白のやや大きめの花はオオシマザクラです。この桜は花が咲くのと同時に葉がでるようです。柔らかなモスグリーン色の葉は純白の花をより美しく引き立てています。あの美味しい桜餅に用いている塩漬けの葉はこのオオシマザクラの葉だそうです。

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 下の池の眺めも格別です。 池すぐ近くの八重紅枝垂れも少しづつ咲き出しています。          

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7日、お茶のお稽古を午前中ですませて、新宿御苑の桜見物をしょうという横浜の友人と新宿駅で待ち合わせていきました。御苑は何度行っても心和ませてくれるところです。

あぁ こんなに・・うららかな日差しを受けて今咲き誇るソメイヨシノは素敵です 見事です!!一陣の風に舞う桜の花びらを楽しんできました。

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