9日夕方、あでやかに、たおやかに咲き誇った桜もこのところのお天気続きで散り始めています。咲く桜も美しいですが、散りゆく桜は格別美しいものです。
さいたまの自然のオアシスともいえる見沼の桜を見たいと思っていましたが、このお天気続きでは今年の見沼の桜のお花見は無理だなぁと思っていたところ、タイミングよく早く帰宅してきた相棒さんを誘って車を出してもらいました。
わぁ 凄~い 凄い 凄い 花吹雪です。舞う桜を手のひらで受けとめて・・・・。見沼用水路の土手沿いはなびらの絨毯です。かなたには真っ赤な太陽が空を染め、桜の花びらさえも照らしながら沈んでいきます。そして7時を過ぎると空にはまるいおおきな月がでてきました。
今宵は満月です。
「桜月夜 こよひ逢ふひと みなうつくしき」こんな歌あったわね~。
10日、お仲間と小田急線沿いの里山散策と旧白洲邸 武相荘へ 見学に行ってきました。初夏を思わせる陽気です。
里山は鶴川駅南側小高い丘を登っていくと昔懐かしい田園風景が広がっています。沿道には野々花が咲きリンゴの花でしょうか白い花が咲き、柿の葉も芽吹いています。にょこっと顔を出したタケノコも見つけました。桜のシャワーを浴びながら桜並木を歩きます。ここでは桜も梅も桃も同時に咲くようです。里山の田んぼには間もなく水が入るのでしょうね~。
里山を降りて鶴川駅周辺の寿司屋さんで昼食をとり、旧白洲邸 武相荘へ
”武相荘は、明治初期に建てられたと思われる農家を買い取ったもので、白洲次郎の邸宅でした。白洲次郎は故吉田茂首相の側近で戦後の 新憲法制定に深く関わった人物です。奥さまの正子さんも随筆家、美術評論家で著名な方で、NHKテレビで放映されましたのでご存知の方も多いと思います。”武相荘は武蔵の国と相模の国境にあることで、無愛想をかけて名づけられたそうで、母屋の茅葺屋根では、書斎やお召し物 囲炉裏端の様子 などが展示してあり、随分モダンな生活をなさっていたのがうかがえます。
テレビに放映されてから見学者が多いそうです。
あ~今日は楽しい一日でした。(^O^)/