20日 地域公民館の文化祭に 私たちお茶のグループから お茶席を設けさせていただきました。
私たちの会は 42年も続いていているんですよ~。発足当時からいらしてる九十二歳のMさん、今もしっかりお点前をなさって私たちを導いてくださってます。
いまではお茶のグループの顔となっています。
おしゃれで 穏やかでそのうえ品よく、私も 肖りたいと思っているんですよ~。
比較的年配の参加者が多いので、今回も何度も 半東をしてくださり、柔かにご挨拶をしてくださってます。
掛軸は・・・「是好日」
中国の碧巌録という禅の公安集の中の一つで、その日 その一瞬を一生懸命生きることで、
その一日が かけがいのない日となるという意味。
香合は・・・螺鈿八角香合
昨年の東日本大震災で亡くなられた人たちの思い、そして一昨年93歳で亡くなられた初代のお茶の先生と昨年94歳で亡くなられた先輩の思いを「螺鈿八角香合」を糸巻きにみたて、ながく糸を紡ぐようにと祈りを込めて・・・
中には白檀が入っています。
籠花入には・・・斑入りのススキ(矢筈ススキ)・藤袴・ホトトギス・リンドウ・コスモス
お菓子は・・・薄いピンク色の菊の花の形をした練りきりでした。今年もSさんが菊の葉をきれいに洗ってお持ちくださり、懐紙に菊の葉とお菓子をのせてお出ししました。
100人あっという間でした。
「お点前」「半東」そして「お運び」をと、まぁ忙しかったこと・・・・
残念ながら写真を撮るタイミングを逃してしまいましたが、地域の方々に 気楽にお茶に触れて楽しんでいただけたらとみんなで心を込めておもてなしをさせていただきました。