MINの目

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歩き遍路 17番札所 2巡目 ⑥ 2019 すてきなお宿おんやど松本屋

2019年09月22日 | お遍路好き(発心・徳島)
17番札所 井戸寺

1巡目は「四国みち」の石標につられて違う方向へ進んでしまい地元のおじさんに連れて行ってもらいました。
今度はちゃんと地図を見ながら進みます。
おじさんに案内してもらった見覚えのある道に。
線路を渡り、ここの道を進めばあと少しでお寺というところで工事中!!
ワンブロック大回りしなくてはいけません。。この日は11km程度とはいえ、距離が長くなりました。
短すぎるからお大師様が道のりを長くしたのかな??

無事に到着♪

仁王門の写真を撮っているとお参りを終えた自転車のお遍路さんが出てきました。
3巡目は自転車で、などど考えていたのでちょっと話しかけてみることに。

どのくらいで回れるのですか?と聞いたところ、だいたい3週間ぐらいとのこと。
一か月以内で回れるんですね♪
やっぱり焼山寺は大変でしたか?と聞いたところ、
電池2つ持ってきたのに電池切れで大変だったとか。。普通の自転車の方がよっぽど良かったという感想。
昔は走ることによって自動充電出来るタイプもあったと思うのですが、壊れやすいらしく今は無いらしいです。
→調べたところ、全く無いわけでもないようです。
自転車のお遍路で「電動アシスト自転車」の発想は無かった!
しかし、電池切れになるとバッテリーの重さもかかって来るわけで。。どちらが良いのか何とも言えませんね。
まだまだ先の話ですが参考になりました。

井戸寺と言えば井戸のあるお寺♪
お参りした後、ドキドキしながら覗き込みました!
見えた♪寿命が3年延びたかな??
前回後悔したお水。。なぜか今回も頂きませんでした。
井戸のあるお堂に何か緊張感のようなものを感じてしまって長居できませんでした。

納経所へ行き、ベンチで荷物を整理していると
老婦人に駅までの道を聞かれました。
以前に息子夫婦に車でお遍路に連れて来てもらったらしいのですが、次から次へでゆっくり出来なかったのだそうです。
電車を利用して自分でゆっくり少しづつお遍路をしてみるのだそう。
素敵な雰囲気のあるご婦人でした。
私もせっかくの2回目のお遍路マイペースで丁寧に巡ろうと思いました。
ご婦人を送り、14時には大丈夫とは言われていましたが、宿に入るには少し早いかなとベンチでゆっくりしていると。

「そのカバー良いですね」と声を掛けられました。
いっぽ一歩堂で購入したリュックカバーです。
今回の旅でやたらと褒められました。
白衣を着てもリュックをしょってしまうと「南無大師遍照金剛」の文字が見えなくなってなってしまうので利用していました。
この方は番外霊場をお遍路しているそうです。
後々、別格3番に向かう遍路道でまた出会う機会がありました。

井戸寺では色々なスタイルのお遍路さんとお話しできました。

15時を過ぎました。チェックインしても良いかな??
お寺のお隣にある「おんやど松本屋」さんに予約を入れていました。
1巡目も13番札所からスタートして確かに井戸寺までは元気だったのですが、
そこから徳島駅方面に行くときにヘトヘトになって疲れてしまった記憶があったのと
地蔵峠を越えたいと思っていたので、先に進んでも適当な宿が見つけられなかった事もあります。
電話をした時に13番札所からと伝えたところ、最初は近すぎると断られてしまいました。
予約を受けても早く着きすぎて、もっと先に行きたいからと当日キャンセルされることもあるらしくそれを危惧していました。
なので、絶対キャンセルしないという条件で予約を入れさせて頂きました。

めちゃめちゃ良いお宿でした♪
確かに一軒家の民宿かもしれませんが、内容は高級旅館でした!!
2階のお部屋に通され、部屋の一角に半畳の畳敷きがあり、そこに荷物を置いてくださいと言われました。
清潔好きな女将さんなんだと思いました。
しかし、この直後やらかしました(><)
お風呂を勧められて、後から来た人がすぐ入れるように早く入らないとと荷物をひっくり返したまま行ってしまったのです。
お風呂から戻るとお布団がひいてありました。。
散らかしている状況を見られてしまった!

清潔好きの人は許せない状態だっただろうな(・・;)

それにしても、この部屋。はじめてなのに来たことがある気がする。。
デジャブはよくあるのですが、最近はどこかのブログで見たかグーグルマップで見たのだろうと思うことにしています。
昨日とは一転してゆっくり出来ました。窓を通る風も心地良く、平和♪と感じました。
ここでゆっくり出来たことで本当に身体が回復しました。

噂の洗濯物のお接待もありました。
替えのないタオルマフラーと薄手のパーカーを洗って頂きました。
最小の荷物なだけに洗えるチャンスがあれば洗いたいのが実情なので。
お礼のお札を籠にいれて返却しました。

夕食は一階の居間で頂きます。
外は真っ暗でお寺の奉納石が見える感じでしたが、
お寺の境内を臨む部屋で宿坊よりも宿坊感がある素敵な景色であることを朝食時に知りました。
私の他にも2人の男性お遍路さんが泊まっていました。
お二人はお遍路で知り合ったそうですが、歩く速度などが一緒のようで仲間となったそうです。
次の日も一緒に出発されていました。

私の田舎のおばあちゃんの家と流れる空気が似ていてとても落ち着く宿でした。
だから来たことがあると思ったのかな?


1巡目で迷子の私を案内してくれたおじさんと歩いた見覚えのある道(青い看板を左です♪)


線路を超えます


お寺へ600mも無い場所で工事中。人も通れませんでした。。


仁王門


境内の様子


本堂


大師堂


井戸のあるお堂


井戸が見えます!


おんやど松本屋さんは仁王門の左隣


素敵な玄関(ぼけの花が活けてありました)


2階のお部屋


夕食の二の膳!(前菜やデザートが華やかに盛り付けてありました♪)


食事を頂く居間からは境内を臨めます♡



1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 17番札所④

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