MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 31番札所⑪ 2017

2018年04月24日 | お遍路好き(修行・高知)
31番札所竹林寺

鉄塔のある丘?山?を目指して南へ南へ進んでいきます。
お遍路さんマップを参考に路地に入っていきます。
途中門の前に美しく手入れをされた梅の花に魅せられ、
四国は綺麗にしているお家が多いなぁと思いながら、
その少し先を右に曲がり、遍路道に入っていきます。

しばらく登っていった途中にお墓がありました。
こんな山道の途中のお墓は大変だろうなと思っていると、人影が!

お墓をお掃除しているようでした。
感心します。
丁度、お電話が掛かってきたようで挨拶は出来ず。
お墓の前を通らせていただくので、軽く会釈をして過ぎました。

さらに登ると植物園にあるような植物が現れます。

???

確かにお寺の横には帰りに寄ろう楽しみにしていた植物園があるはず。
まさか。。と思っていると柵が現れ、すぐに人影が見えます。
あちらもおもわぬところから人が現れ微妙な感じ。

「こちらは植物園なので入れません」との表記に
「いや、一歩踏み入れれば入れてしまいそうだ」と思いながら進みました。

結果は嫌でも侵入する事になります。。。

園路内に遍路道があるのです。
お参り後の楽しみが。。。と思いつつも綺麗に咲く水仙にカメラを向けると。
係の人が怪訝そう。
だって、、だって。。。仕方ないよね??

おとなしく園内を出て竹林寺へと向います。

名前も美しいお寺ですが、やはりそばに植物園が出来るだけのことはあります。
国名勝の指定を受けた禅僧・夢窓国師(むそうこくし)による築庭があります。
仁王門をぬけると美しく苔が広がる参道があり、絵になるような石の階段。
どこを撮っても絵になるお寺でした。

また「よさこい節」に出てくるかんざしを買ったお坊さんがいたお寺としても有名とのこと。

植物園に行きたかった私はあまりゆっくりしていられませんでしたが、
宝物館も17体の重要文化財の仏像が見られるなど。重要文化財であふれたお寺でした。

ここでまた11番の焼山寺への山越えを一緒にしたご夫婦に再会するという嬉しい出来事がありました。
今気がついたのですが、しっかり自分の撮っている写真に写っていました。
帰りがけに会うことが出来たのですが、今日の宿を決めかねているとのこと。
普通、お遍路さんはその日その日の進み具合によって宿を決めるものなんですね。
私の場合は、全て決めていたのでつまらない感じもしましたが、
決めたその宿に辿り着くことが良い目標になっていた気がるすので、それもヨシとします。


そうこうしているうちに宿が決まったようで出発するようでした。
また会えるといいな♪

美しく調えれた梅のある門


路地へと進みます


お遍路誘導マークを発見♪合っています。


山道を進みます


植物園ぽい花が現れました。


見たかった植物園の建物が!


植物園を楽しみつつ進みます。


園路内にお遍路道があるんです。。


これを撮っていたら怪訝な目で見られました。


仁王門 ご夫婦が写っていた!


美しい石段


美しい庭


五重塔


一言だけお願いを聞いてくれる ひとこと地蔵


苔むした参道


美しく苔むしたお庭




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ほぼ歩き遍路 30番札所⑪ 2017

2018年04月20日 | お遍路好き(修行・高知)
30番札所善楽寺

29番札所の国分寺の仁王門を出て目の前にまっすぐ伸びる道を進み、
突き当りの大きな川が見えた所で右に曲がります。
そして少し遠回りにも思えますが、頂いたアドバイスの通り最初の橋を渡り、さらに川沿いを進みます。

沢山の鳥が生息する川だなぁという印象

更に進み、向こう岸に大学病院(高知大学医学部付属病院)らしき建物が見えたら2本めの橋を渡ります。
ここまで地元の方にアドバイス頂き進みました。
この後はグーグル・マップとお遍路地図を参考に進みます。

道も段々細くなり、お遍路道らしく静かな雰囲気です。
しばらく進むとお遍路小屋が現れます。しばし休憩。
こちらはヘンロ小屋プロジェクトの5号初期の作品のようです。
静かな道のままお寺に到着かと思ったその時、大きな幹線道路に出てきました。
なんとなく興醒めする瞬間です。
幹線道路と歩き遍路さんとの空間バランスはなんとなく悪い。

逢坂峠を超え、高知市に入ったところにある墓地公園を越えたところに案内を見つけそこを左に曲がり降りていきます。ちょっとした近道のようでした。

いつもならある山門や仁王門が見当たりません。
左手に観音様の像、右手にお寺がありそうな樹で鬱蒼としている一角があり、そちらかと思って見てみるとそれは「土佐国一之宮 土佐神社」いう大きな神社でした。
やはり、先程の観音様の像があったほうだと向いました。

この時、あまり分かっていなかったのですが、四国八十八ヶ所のお寺は観音様を祀っているお寺なんですね。それを分かっていれば真直ぐこのお寺に入っていたと思いました。

私は気が付かなかったのですが、このお寺でのチェックポイントは
境内の手水舎の下で石の手水を支えている邪鬼です。
一生懸命支えているのです。また行く機会があれば今度はちゃんと見てみたいです。

この日の予定はこのお寺まででしたが、まだ、12時だった事もあり、
さらに31番札所まで進むことにしました。

400mぐらいある参道を進むとそこには立派な仁王門がありました。
仁王門はお寺にあるものと思えばこれが善楽寺の仁王門なのかと思いました。
27番札所の神峯寺もそうですが、ここも昔は神社とお寺が一緒だった事を知ることが出来る場所のひとつでした。

31番札所へはここから約7km南に向かって歩いて行きます。

水鳥が多くいる川でした


癒やされた花のある景色


見事でした


のどかな遍路道


ヘンロ小屋5号


興醒めする幹線道路 逢坂峠


墓地公園の脇道が近道


荘厳な土佐国一之宮 土佐神社


400m先にあった仁王門


南へ進みます 鉄塔のある辺りが次の場所です。






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ほぼ歩き遍路 29番札所⑪ 2017

2018年04月12日 | お遍路好き(修行・高知)
29番札所国分寺

宿を出発し、最寄りの駅から御免駅で下車して進みました。28番札所からは約9km、2h30mの平坦な道のりのようです。
御免駅から約3kmの道のりです。
橋を渡ったところで左に曲がるのですが、その曲がった先の方向に木々でこんもりとした場所が見えます。
あそこかな?あそこっぽいな。と一応地図で確認していると、散歩中の地元の方が「この先だよ」と教えてくださいました。
そして、門の前で自撮りなどをしていると、出てきたお遍路さんが、お遍路さんマップとは違う方向に進んで行きます。
確かにそこにはお遍路さんこちらとの案内板がありました。???と思った私は地図をにらめっこ。
すると先程教えてくださった方がまた現れて、
「ここを真っすぐ行ったら川沿いに歩いて行って大学病院が見えたらそこを超えたところから曲がると良い」と教えてもらいました。

本当に悩んでいると教えてもらえるなぁとつくづく。。

まずはお参り。
仁王門から本堂への真っ直ぐ伸びる参道が印象的なお寺です。
本堂である金堂は重要文化財で他にも薬師如来二体や梵鐘も重要文化財だそうです。
そして、こちらのお寺にも客殿前に美しいお庭が広がっていました。
もう一つ注目ポイントは太子堂の左手にある小さなお堂。
見落としてしまいそうなのですが、酒断ちの地蔵尊が納められていてお酒をやめたい人、やめさせたい人がお参りするのだそうです。
私はといいますと。。。頑張ったご褒美のお酒が大好きなので、

「飲みすぎませんように」

とちょっと弱めのお参りとなりました(^^;)

では次へと出発です。30番札所へは約8kmの道のりです。

宿から見えた気になるお城。。シャトー三宝という四万十川の資料館だったらしい。今は廃墟


違う場所だけど同じスタイルで売っていた。昨日完売だった「ぽんかん」


仁王門からまっすぐ伸びる参道が印象的


境内の様子①


境内の様子②


ゆるく拝んだ酒断地蔵尊


客殿前の美しいお庭


歩き遍路さんは参道から真直ぐのびる道へと進み川沿いへ


緑でこんもりしている国分寺 逆打ちの人はこんな感じで見えてくるのかな?







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