メカニック日記

メカニックです。仕事ネタから感じた事思った事など気まぐれに更新していきます…

リーフ…ドラレコ取り付け。

2019-06-20 16:22:00 | 日産
ZE1リーフのドラレコの取り付けです
令和元年登録のゴリゴリの新車です。
 
 
 
ご存知の通り、100%電気自動車です
 
乗り替えという事で下取り車両に付いていたドラレコを取り外して新たに納車されたリーフに取り付けます。
 
 
インパネ周りは特に苦労する事なく外れましたが
新車なんで気を使いますね
 
ナビ裏からIGオン電源を取り出します
 
 
基本的には最近のドラレコは素人さんでも取り付けれるようにシガライターからソケットで電源を取り出すタイプも多いですが簡単に取り付けられる反面、配線がむき出しでは安全性や見た目の問題が出てきます
 
我々はお金をもらって作業する以上、そんないい加減な仕事はしません。
配線をキレイに収めるのはもちろんのこと、使い勝手や機能性を考えた取り付けを行います
 
運転手さんが見やすい&操作しやすい位置にレイアウトします。
 
ただねぇ最近の車はガラス上部にドット加工がしてある事も多く、理想的な位置にカメラをセット出来ない事もあるんですよね
 
今回のリーフもミラーの後ろに若干被ってしまいますが、保安基準もあるので視界を妨げるような位置に取り付ける事は出来ません。
 
で、取り付けは完了
 
 
ついでに色々と拝見させてもらいました。
ゼロエミッションですよ
 
正直なところ初代のリーフは好きになれないデザインでしたが、2代目になってからはシャープになり普通にカッコいいと思います。
 
 
パワーユニットは意外と小さいんですよ
 
当然のことながら補記類の駆動も全て電動化されてます
 
 
充電ポートは普通充電と急速充電の2種類
 
 
試運転もさせてもらいましたが
 
 
 
その走りに正直、ビックリしました。
 
トルクがあってめちゃくちゃ走りやすい!
 
いや、正直電気自動車をナメてましたね
 
それから走行時に選択出来る『e-Pedal』というモードがあるのですが
これがまた画期的で
アクセルペダル1つで加速減速をコントロール出来る機能
これがめちゃくちゃ便利、というか乗り易い
最初の数分は慣れるまで違和感がありましたが、慣れてしまえば間違いなく乗り易くなります。
 
いやー電気自動車をナメてましたね…←2回目
 
 
時代は電気自動車ですねぇ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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最近の作業…28

2019-06-04 14:12:00 | 整備
久しぶりの更新です
ブログも更新しなきゃなぁなんて考えてはいたのですが、色々とありバタバタしてなかなか更新出来ずにいました。
いい事や悪い事も含め、まあ本当に色々とあります
仕事の事や今後の進め方をどうするかを常に考えてしまい、なかなか気が休まる時がありませんが
これもまた勉強ですかねぇ
 
 
 
で、最近の作業です
 
まずは前回の記事で書いたアドブルーのチェックランプが点灯していたギガ
 
故障コードを一度消去して使ってもらっていたのですが、その数日後にまた点灯&ブザーが鳴るという事で修理する事に。
 
原因はコイツです
 
 
取り外す準備をしつつ、センサーの取付部分の周辺はパーツクリーナやエアブローでキレイに掃除しておきます
出来る限りゴミや異物が入らないようにしておきます。
 
で、尿素水のホース2本とヒーター用のホース2本を外すんですが
ヒーター用のホースはエンジンの冷却水を利用してるので栓をしておかないと大量の冷却水が流れ出てしまいますが、ここにきてピンチオフプライヤーを忘れた事に気付きます
 
瞬間的に繋ぎ替える事が出来る作業ではないので、なんとか栓をする方法を考えて思いついたのがコレ
 
なかなかグッドアイデア
優雅にセンサーを交換する事が出来ます
 
新品のセンサー。
 
 
 
 
問題のセンサーを取り外して
 
 
 
 
Oリングも新品に交換してセンサーを取り付け
 
 
後は、各データにおかしなところがないか点検して
 
残っていた過去コードを全て消去し、異常がない事を確認して完了です
 
 
 
 
お次もギガ
電動格納ミラーの動きが悪いという事でモーターの交換。
ギガは天井のカバーを一部外さないとモーターが交換出来ません
 
カーテンレールやらを外して天板をめくります
 
 
 
ミラーアームを外してモーターを摘出します
 
 
 
 
 
で、新品のモーターを取り付けて元どおりにして完成。
 
 
 
お次は長時間停めておいた後にだけエンジンのかかりが悪いという70ヴォクシー。
 
診断機で故障コードを調べるも特に異常は無し。
症状は確認出来ませんでしたが、話を聞くとかかりそうでかからない状態が数秒続いてからエンジンがかかり、かかってしまえば特に不具合も無く走行出来るとの事
 
話を聞く限りクランキング時に燃料が来てないんじゃないかなという感じだったので、オーナーさんに最近ガソリンスタンドで給油する時、フューエルキャップを外す時に『プシューと音がしますか?』と確認したら、『そう言われてみれば最近音がしない』との事。
これ、過去に何度かあったんですが燃料タンクの気密性が落ちるとこのような症状になる事があります
チャコールキャニスタのパージコントロールバルブや燃料タンク側の負圧弁などが原因で燃料タンク内にエアの抜け道が出来た状態で長時間車両を停めておくと配管に保持されてた燃料が位置の低い燃料タンクに戻ってしまうんです
キーをオンにして数秒待てばフューエルポンプが燃料を送るのでほぼ気にならないのですが、ほとんどの人はそのままセルを回しちゃいますからね
ましてやプッシュスタートボタンだとブレーキ踏んでボタンを押せば問答無用でセルが回っちゃいますから
その為、燃料が配管に回って来るまでのラグでエンジンのかかりが悪い訳です
 
 
ただ、どこからリークしてるのか特定するのはまあまあ大変なんですよね
なので相談の結果、とりあえず安価なフューエルキャップを換えて様子を見る事になり
 
交換しました。
このキャップは千数百
 
ここに燃料タンク内が負圧にならないように負圧弁が付いてます
 
 ヴォクシーはこれで一度様子見です
 
 
 
 
 
 
それから
 
 
 
やっぱりと言うべきか
 
 
 
こんなものが届きましたよ!!!!
 
 
我が愛車のエルグランドのリコールです
 
内容は以下の通り
 
 
 これ、半年前にブログの記事にも上げましたが、私のエルグランドにも不可解な制動力不足が発生しましたからね
 
この説明だとストロークは増えるけど制動力は問題なく発生しますと書いてありますが、私の場合、制動力は著しく低下しました
しかもバルブのメッキとブレーキフルードの相性が悪くてゲル状の物質が生成されるという事ですが果たしてどうなんでしょう
だって相性が悪いんだったらもっと早い段階でトラブルが起きそうなもんですけどねぇ
 
日産の方に聞いたら今回の対策でABSアクチュエータの点検とブレーキフルードの交換をするらしいのですが現在メーカー指定がDOT3に対し、DOT4を使用するとの事
DOT3DOT4に替えるという事はブレーキフルードの沸点をあげるという事。
つまりベーパーロック対策です
 
今回の対策を見てると根本的な原因は掴めていないような気がしちゃいますね
 
 
まあ、私の個人的な見解ですけどね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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