緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初夏の東京駅:キッテの屋上庭園「KITTEガーデン」から眺める東京駅 PART4

2013年06月22日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


キッテガーデンのテラスから撮影した東京駅・丸の内駅舎前の丸の内駅前広場の全景です。駅前広場内のタクシープールや一般車用のロータリー等の様子を上から眺めることが出来ます。




丸の内駅前広場を挟む形でJPタワーと正対しているのは2004年に開業した「丸の内オアゾ」の高層ビル群です。日本生命丸の内ビル、丸の内北口ビル、丸の内センタービル、新丸の内センタービル、オアゾショップ&レストランの建物から形成されている複合施設です。




丸の内駅前広場の地下にはJR総武快速・横須賀線の東京地下駅と、東京地下鉄丸ノ内線の東京駅が設置されていて、二つの駅施設を取り囲むように、広場の真下には広大な地下通路や地下広場が広がっているのです。




駅前広場の中には2棟の地下施設排気塔が設置されていて、地下5階に設置されている総武快速・横須賀線の東京地下駅ホームの排気機能を担っています。




駅前広場内には応急処置的にガードレールによってタクシープールなどが形成されていて、そろそろ本格的な駅前広場の整備がこれから始まるのかもしれません。




テラスから撮影した丸の内駅舎の全景です。駅前広場の周囲にある丸ビルや新丸ビルの展望テラスと違って、丸の内駅舎を真横から眺めることが出来るのです。




真正面から眺めるのと、真横から眺めるのとでは、同じ建物でも全く印象が違って見えるのですね。丸の内中央改札口の入っている建屋の両脇の尖塔など、非常に立体感のある建物があることが解ります。




丸の内駅舎の中央に設置されている「皇室専用貴賓出入り口」周辺をズームで撮影しました。2012年10月開業から半年以上経過した現在でも多くの観光客の人たちが丸の内駅舎の建物を眺めたり写真に撮ったりしています。




駅前広場の地下には、丸の内駅舎内に入居している「東京ステーションホテル」専用の地下駐車場も設置されていて、手前側の換気塔の周囲には地下へアプローチするためのスロープが設置されています。




丸の内駅前広場の西側の「東京駅中央口交差点」を撮影してみました。この交差点から皇居・和田倉門跡地へ向かって「行幸通り」と呼ばれている、皇居と東京駅をつなぐ大通りが伸びているのです。




JPタワーのすぐ前にある「東京駅南口交差点」を見下ろして撮影しました。交差点周辺の道路や歩道部分なども、東京駅の復原工事に合わせて新しく造り直されています。




この日は雲一つない快晴の天候だったので、丸の内駅舎には太陽の光が当たり、赤レンガ壁が光り輝いていました。




テラスの西側へ移動するにつれて、東京駅のホーム内の様子が見えてきました。東海道線ホームの屋根は太陽電池パネルによって全体が覆われているのですね。




テラスの一番西寄り(皇居寄り)から撮影した南ドームと、グラントウキョウノースタワーです。




東京駅や丸の内駅舎周辺の風景を非常に楽しむことが出来るのがキッテガーデンです。これで初夏の東京駅の散策は終わりです。



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初夏の東京駅:キッテの屋上庭園「KITTEガーデン」から眺める東京駅 PART3

2013年06月21日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


キッテガーデンの展望テラスから眺める丸の内地区の高層ビル群です。新丸の内ビルや丸の内オアゾ、丸の内駅舎、丸の内地区の北側の大手町地区の高層ビル群を綺麗に見渡すことが出来るのです。




丸の内駅舎・丸の内南改札口が設置されている南ドームをズームで撮影してみました。南ドーム(並びに北ドーム)の高さは約35メートルであり、キッテガーデンの高さの方が若干高いくらいです。




南ウイング部建屋に付いている「尖塔」を見下ろして撮影しました。尖塔の高さは約28メートルであり、ちなみに建屋の切妻部の高さは約23メートルです。




上空から見ている感じでは東京駅のホーム群は不気味なほどひっそりしている雰囲気に包まれていますが、改札階やコンコース内、地下通路部では人の流れが途切れないほどの混雑状態となっています。




平日の日中でも4分間隔で運行されているJR山手線、テラスでのんびり風景を眺めている間に何本もの外回り電車や内回り電車が走っている様子を見下ろすことが出来ました。




丸の内の高層ビル群を背景としたテラスの新緑の美しい芝生広場の風景もすごく綺麗だなと感じました。芝生広場脇にはベンチも設置されていて、休憩しながら風景を眺めることが可能です。




復原工事が去年の10月に完了した丸の内駅舎ですが、地上部から見上げるのと、上から見下ろすのとでは全く印象や雰囲気が違って見えるのです。




テラスからはJPタワーの高層ビルを見上げることが出来ます。高層ビルに採用されている高性能遮熱断熱ガラス(Low-Eガラス)によるエアフローウィンドをすぐそばから観察することもできます。




丸の内駅舎前に整備されている広大な「丸の内駅前広場」をテラスから見下ろすことが出来ます。丸の内駅舎の復原工事と併せて、この駅前広場も再整備工事が行われることになったのです。




2012年10月に丸の内駅舎の復原工事が完成して開業した際は、駅前広場内は応急処置的なガードレールが設置されて仮住まいのような駅前プールが整備されたのですが、現在でも仮住まいのままになっています。




丸の内駅前広場北側に林立している丸の内地区の高層ビル群を撮影してみました。JPタワー・キッテも合わせて、丸の内駅前広場に面している高層ビルはすべて高層化による建て替え工事が完了し、商業施設が入居することになりました。




丸の内南口・南ドームと、日本橋口や八重洲北口の高層ビル群を絡めて撮影してみました。



大正時代に創建された当時の丸の内駅舎と、21世紀になって相次いで建設された高層ビル群を対比することが出来ますね。南ドームの装飾を隈なく観察することが出来ます。




八重洲北口周辺の高層ビル群は密集して建っているので、巨大な壁のようにも見えますね。




テラス脇に整備されている芝生広場を側面から撮影してみました。よく見てみると、芝生広場の地面部分は緩やかな傾斜が付けられているのが判りました。



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初夏の東京駅:キッテの屋上庭園「KITTEガーデン」から眺める東京駅 PART2

2013年06月20日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


キッテの6階屋上庭園「KITTEガーデン」からJR東京駅の広大なホーム群を見下ろして撮影しました。正面に写っている高層ビルは、八重洲口側にそびえ立っている「グラントウキョウノースタワー」です。




キッテガーデンのテラスの高さからですと、八重洲口側で現在建設中の歩行者用デッキ「グランルーフ」の大屋根を背後側から眺めることが出来るのです。同時に、ホーム群の様子もよく見渡すことが出来ます。




グランルーフの大屋根をズームで撮影してみました。この大屋根のすぐ外側を外堀通りが通っていて、八重洲や京橋のオフィスビル街が広がっているのが見えます。




しばらく東京駅のホーム群を眺めていると、手前側(丸の内駅舎側)の5番線ホームから、JR山手線の外回り電車が発車し始めたのが見えたので撮影しました。電車を撮影できる新たなスポットとして有名になるかもしれませんね。




外回り電車はほとんど加速せずに低速で有楽町駅構内へ進入していきました。東京駅とお隣の有楽町駅との間は、数百メートル程しか離れていないのです。




丸の内駅前広場側に面したテラスを散策していきます。地面部分はウッドデッキが整備されており、デッキの脇には新緑がまぶしい芝生広場が整備されています。




ホーム群の丸の内側に建てられているのが赤レンガ壁で有名な「丸の内駅舎」です。キッテガーデンの展望テラスからは、丸の内駅舎も見下ろして眺めることが出来るのです。




丸の内駅舎の「南ウイング部建屋」の北側につながる形で、丸の内南改札口の南ドームが設置されているのが見えます。2012年10月に完成した復原工事によって、北側の北ドームと共に再建されました。




丸の内南改札口の南ドームをズームで撮影してみました。ちょうど太陽の光が南側から照りつけてきているので、天然スレートと呼ばれている石材製のドーム屋根が光り輝いていました。




南ドームの背後にそびえ立っている大理石風の高層ビルは、2004年に旧国鉄本社ビル(JR東日本本社ビル)跡地に再開発工事によって建設された「丸の内オアゾ・日本生命丸の内ビル」です。




丸の内駅舎の南ウイング部建屋の全景を撮影してみました。復原工事以前は2階建てだったのですが、創建当時の3階建てとなっています。1・2階の既存の赤レンガ壁と比較してみると、3階部分の真新しい赤レンガ壁の色と違っているのが判りますね。




展望テラスの後ろ側に設置されている芝生広場を撮影してみました。ウッドデッキよりも一段高い位置に芝生が植えられているので、ベンチとして活用できるかもしれません。




丸の内駅舎の地下には新たに設置された地下躯体上部のアイソレータ352台とオイルダンパー158台の免震装置が設置されていて、駅舎の建物と地上部分の間には揺れを吸収するための側溝が整備されているのですが、上から見下ろして確認することが出来ました。




キッテガーデンの展望テラスからは、東京駅の日本橋口や八重洲北口周辺に建てられている高層ビル群を綺麗に見渡すことが出来ます。左側からサピアタワー、丸の内トラストシティ、グラントウキョウノースタワーとなっています。




日本国内外の大手証券会社や金融会社等のオフィスビルが密集していて「アジアの金融センター」を目指して発展している東京駅周辺ですが、大丸東京店や外資系高級ホテル、大学のサテライトキャンパスなどの機能も有しています。



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初夏の東京駅:キッテの屋上庭園「KITTEガーデン」から眺める東京駅 PART1

2013年06月19日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


東京中央郵便局跡地に建設された高層ビル・JPタワーの低層棟であるキッテの6階屋上庭園を散策していきたいと思います。丸の内駅前広場周辺には丸ビルと新丸ビルの2つの展望テラスが存在していましたが、キッテが開業したことによって展望テラスの数は3か所に増えました。




屋上庭園の名前は「KITTEガーデン」と命名されています。順路である木道に沿って、屋上庭園のほぼ全体に緑化工事が施されています。近年の都市部におけるヒートアイランド現象対策なのかもしれません。




キッテガーデンの屋上の緑地化は、今まで見てきた東京の再開発施設の緑地帯とは比較にならないほど緑の量が多いと感じました。普通に樹木が何本も植えられているので、ビルの屋上とは思えないほどでした。




ここ10年くらいの間に東京の再開発施設では緑化される建物の数が目立ってきました。ヒートアイランド現象への対策や断熱性の向上、大気汚染物質の吸収・吸着、また景観の向上や畑としての利用など、その効果は様々であると言われています。




丸ビルや新丸ビルの展望テラスと比較してみると、展望台のためのスペースが物凄く広く確保されています。普通の樹木が植えられている以外に、新緑の芝生広場も本格的に整備されているのです。




キッテガーデンの歩行者用エリアもウッドデッキとして整備されています。また緑地帯内の至る場所に休憩や食事用のベンチも設置されていました。緑地帯の入園は無料になっており、平日と土曜は夜11時まで、日曜は夜10時まで開いているので夜景も楽しむことが可能です。




東京都によって制定された条例によって、2001年4月から『東京における自然の保護と回復に関する条例』において、一定基準以上の敷地における新築・増改築の建物に対して、その敷地内(建築物上を含む)への緑化を義務付けています。




この条例の存在が、事実上の屋上緑化促進となっています。また2004年の「都市緑地保全法」の改正により市町村が指定した区域での大規模ビル開発などの際に一定割合の緑化を義務づける内容が盛り込まれることになりました。




この日は平日の正午前後にキッテガーデンを訪れたのですが、ゴールデンウイーク前後に見られたような混雑はなかったです。屋上庭園を隅々まで散策していることにします。




キッテガーデンの屋上庭園からは、目の前に東京駅の在来線・新幹線のホーム群を見下ろすことが出来るほか、東京駅周辺の高層ビル群や丸の内駅舎等を眺めることが出来ます。




丸の内駅舎寄りのウッドデッキ脇には広大な芝生広場が設置されていました。6月の時期に訪れたため、芝生広場は綺麗な新緑によって覆われていました。




今までは地上周辺を歩き回りながらでしか眺めることが出来なかった、丸の内地区の高層ビル群を約40メートル程の高さから見渡すことが出来ます。




キッテガーデンの中央には、階下層の吹き抜け空間「アトリウム」のガラス天井が三角形状に設置されています。ここからは見えませんが、トップライトのガラスにはソーラーパネルが備えてあり、同時に強い直射日光も和らげる効果があるのだそうです。




東京駅のホーム群から南側(有楽町駅側)へ伸びている線路群を見下ろして撮影してみました。手前側がJR山手・京浜東北・東海道線の在来線の線路群、奥が東海道新幹線の線路となっています。




キッテガーデンから南東側(銀座方向)を撮影してみました。京橋のビジネス街や、銀座の繁華街を構成しているビル群が密集しています。銀座・京橋地区ではこれまでは再開発による高層化は進んできませんでしたが、近年では徐々に高層化が進みつつあります。



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初夏の東京駅:初夏の季節の「JPタワー・KITTE(キッテ)」 PART3

2013年06月18日 08時00分00秒 | 東京駅周辺


東京中央郵便局跡地に再開発工事によって建設されたJPタワーに併設されている商業施設「KITTE(キッテ)」の2階通路から、広大な吹き抜け空間であるアトリウムを撮影してみました。




各階フロアによって建物の壁面のデザインが違っていて、2階フロアは愛知県西三河地方の三州瓦を用いています。同時期に歌舞伎座の設計を担当していた隈研吾氏のデザインらしい日本の伝統美を感じます。




サイドエスカレーターに乗って、商業施設最上階である5階フロアへやってきました。6階フロアの回廊状通路からアトリウム全体を見回していきたいと思います。




2013年3月21日に開業した商業施設の名前である「KITTE」のネーミングですが、切手”“来て”という意味が込められているのです。




アトリウムの吹き抜け空間の天井から吊り下げられているのは「ボールチェーン」と呼ばれるワイヤーと金属ビーズによって構成されたもので、昼間は太陽光で、夜間は照明を当て光の柱を表現しています。




再開発工事以前の東京中央郵便局時代の建物に存在していた、旧局舎の柱部分を再現しているのだそうです。ズームで撮影してみると、天井からワイヤーと留め具によってしっかりと固定されているのが見えました。




この日の東京は雲一つない快晴の天候だったので、アトリウムの天井窓からは太陽の光が降り注いでいました。ボールチェーンも太陽の光の反射によって、キラキラと光り輝いていました。




5階フロアの通路部分には、東京中央郵便局を模して建設された低層棟の建物の壁面と同じ、真っ白なレンガの壁面が設置されています。




ショップやレストランの他にも、国際ビジネス・観光情報センター「東京シティアイ」、東京大学との産学連携プロジェクト「JPタワー学術文化総合ミュージアム・インターメディアテク」、国際会議等を含む多様なニーズに対応できる「JPタワー ホール&カンファレンス」という公共貢献施設なども併設されています。




低層棟の建物の屋上となる6階フロアには「屋上庭園」が整備されているので、後ほど行ってみることにします。




5階フロアの通路からアトリウムを見下ろして撮影してみました。5階フロアですが、実際には8階くらいの高さがあります。各階フロアの天井高さが非常に高いからです。




キッテの設計コンセプトは「Feel JAPAN」です。木材や瓦、織物、和紙など日本古来の素材を使用していて、JPタワーと同じ東京駅丸の内駅前広場周辺の丸ビルや新丸ビル、丸の内オアゾと比較すると方向性がま逆ですね。




5階フロアの真っ白なレンガ壁面を正面名から撮影してみました。5階フロアはレストラン専用フロアとなっています。




1~4階フロアはレディスやメンズのファッション、ファッション雑貨などのセレクトショップが数多く入居していますが、ファッション業界の「ドミナント戦略」なのか、丸の内や有楽町地区に既にあるお店も見かけました。




5階レストラン専用フロアも人通りが結構多かったのが印象的でした。修学旅行の中学生の子供たちの姿も数多く見かけました。ここキッテも観光名所として有名なのでしょうか?




5階フロアから真下を見下ろしてみると、アトリウム内を歩き回っている人たちが小人のように見えます。よく見ると、床面にはガラス天井板の模様が写り込んでいるのが見えますね。




丸の内駅前広場側のメインエントランをズームで撮影してみました。次回の記事では屋上庭園へ行き、東京駅や丸の内駅舎、駅前広場周辺の高層ビル群を眺めてみます。



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