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11月の品川駅:八ツ山橋踏切を通り抜けて、北品川へ PART2

2013年12月04日 20時00分00秒 | 港南・品川


京浜急行本線の品川第一踏切(通称:八ツ山橋踏切)の周囲はちょっとした広場が整備されていて、ここから北品川方向へ向かって「旧東海道」の街道が伸びています。踏切前には旧東海道や八ツ山橋の案内板などがしっかり整備されていて、観光地見たいになっています。




八ツ山橋踏切前から西側(武蔵野台地側)に広がっている「御殿山」と呼ばれている標高20メートル前後の丘陵地帯を撮影しました。眼下に江戸湊を見下ろす高台であり、江戸時代初期から徳川家康が建立したと伝えられる品川御殿があったためそう呼ばれています。




京急本線の北品川駅方向へ散策するつもりでしたが、少し寄り道して八ツ山橋を渡って見たいと思います。




「八ツ山橋(やつやま橋)」は、明治5年(1872年)に新橋・横浜間の官営東海道本線の開通に際して東海道に架橋された橋です。大正13年に現在のタイドアーチ橋に架け直されていて、現在の八ツ山橋は1985年に中路鋼床版桁橋に架替えられています。




現在の東京と横浜を結んでいる幹線道路である国道15号(第一京浜)は南側の「新八ツ山橋」のルートを通っていて、八ツ山橋を通る車の量はほとんどありません。旧東海道方向へ向かう車がたまに通り抜けて行く程度となっています。




八ツ山橋の西岸である「八ツ山橋交差点」前にやってきました。ここで引き返すことにします。




八ツ山橋の北側に架橋されているのが京浜急行本線の鉄橋で、その奥にはJR在来線や新幹線の線路群と、品川グランドコモンズの高層ビル群が広がっています。




八ツ山橋の全景を東岸側から撮影しました。交通量が大変多い国道15号線(第一京浜)と比較すると、この橋の周囲は時間がとまったようにひっそりとしていました。




京急本線の北品川駅へ向かって、南へ歩いていきます。地理的には品川区の「北品川地区」はJR・京急品川駅の南側に位置しているのですが、本来の意味での「品川」の街は北品川駅界隈がそれに該当するのです。




JR・京急品川駅があるのが港区の港南地区であり、品川区ではありません。京急北品川駅周辺に広がる旧東海道の「品川宿」周辺が本来の品川です。




「新八ツ山橋東詰め交差点」前に到着しました。国道15号線(第一京浜)の現在のルートであり、平日の日中であっても交通量が大変多いです。




京浜急行本線の北品川駅前にやってきました。駅前の歩道橋の上から北品川駅舎を見下ろして撮影しました。国道15号線(第一京浜)と、海側を通っている旧東海道の街道に挟まれた場所にあるのが北品川駅で、駅周辺には古い歴史を持つ商店街が広がっています。




歩道橋の上から撮影した品川駅港南口の品川インターシティ・品川グランドコモンズの高層ビル群を撮影しました。




歩道橋の上から国道15号線(第一京浜)を高輪方向を撮影しました。片側3車線の規模を誇る道路橋の「新八ツ山橋」と、その背後には「城南五山・御殿山」の広大な丘陵地帯が広がっているのが見えます。




新八ツ山橋をズームで撮影しました。毎年のお正月に開催される「箱根駅伝」のルートとしてこの新八ツ山橋は有名ですね。大手町から鶴見中継所までの1区は全体的に平坦なコースであると言われていますが、この新八ツ山橋の前後は大きなアップダウンとなっていて、選手たちにとっての難所なのだそうです。



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