Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

何を見てるのか?

2006-05-30 17:51:33 | ねこねこ

朝の2匹です。
視線の先には、鳩がいました。
鳩の写真も撮っとけばよかった・・・
でも、2匹がこんなに肩を並べてくっついて座るのは珍しいんです。
やっぱり、大きさが違うなぁ~~~。
エルメスがんばれ!

Benoit XVI

2006-05-29 21:49:32 | フランス語
フランス語のお勉強の一環として、1日1つフランス語でニュースを読む、を目標にしていますが・・・・(なんだ?この・・・・・は?)
今日はこれにトライです。
Benoît XVI interpelle Dieu à Auschwitz「ベネディクト16世はアウシュビッツで神に呼びかける」

Benoît XVI (ブノワ セーズ)とは現ローマ法王ベネディクト16世のことです。ベネディクト16世は本名をジョセフ・ライツィンガー (Joseph Ratzinger)と言ってドイツ人です。
ドイツ人である法王がアウシュビッツを訪問したことに、ニュース性があるんですね。

おいしいアイス

2006-05-29 19:58:39 | おいしいもの
朝からJ-Waveを聴いています。
お昼近くまでずっと聴きながら、家事をしたり仕事をしたりしています。
そして、「Goodmorning Tokyo」という番組のなかで「DEAN&DELUCAアイスクリームプレゼント」の告知がありました。
DEAN&DELUCAと言えば、丸の内にある、こジャレたカフェっていうか、グロッサリーですよね。
ちょっとお買い物や食事をしたこともありますが、私としてはぜひぜひ何度も来ましょうと思うほどではなく、ご無沙汰しておりました。

で、アイスクリームですが、関東地区のファミマでも売っている、ということで、今日はとうとう行っちゃいましたよ、ファミマへ。 
本当は「Bretagne Caramel Walnut(ブルターニュ・キャラメル・ウォールナッツ)」味が欲しかったのにありませんでした。
仕方なく、抹茶味とマダカスカルヴァニラ味の2種類を購入。
1個280円だよ~~ん。ハーゲンダッツやフォーションより高いです。
抹茶は京都の老舗の抹茶を使っているらしいです。
でも、「そうなんだ~~~」程度の感想。 
でも、ヴァニラは美味しいですよ。コクがあるのにさっぱりしているとは、まさにこのことを言うのだと思います。
久々のアイス大ヒット商品かもしれません。 



スケールデメリット

2006-05-28 17:45:07 | おいしいもの
先日、笑っちゃうほど美味しいそら豆スープを作っているときにふと思ってしまったことなのですが。
そら豆の莢って、内側はフカフカでとても気持ちよいのですが、外側は緑色に光っています。
莢をむいて豆を取り出し、からの莢をシンクに放り込んでいきました。
全部で30や40はあったと思います。
「さて、ゴミ箱に捨てるか!」と思い、手で鷲づかみにしたのですが、ふと「これがウニョウニョ動き出したらキモチワルイなぁ~~~」と思ってしまったのです。
そうしたら、もうだめですよ。
素手で触れなくなりました。
おかしいんじゃないの?ワタシ・・・。
と思いつつも、レジ袋を手袋代わりにしてつかんだのです。

莢も10個未満だったら、ただの莢なんですけど。
大量になると、莢も主張し出すんですね・・・・。
いや~~~人間の感覚って(というか、私個人の感覚か!!?)不思議ですよね。

なんとなく気になる本

2006-05-28 14:44:56 | フランス語
4月から白水社の雑誌「ふらんす」を毎月買うことにして、今月で3冊目。
以前(5年以上前)も一時定期的に購読していたのですが、内容が難しすぎて、ついていけずに止めてしまったのですが。
最近また復活。私のトータル的なフランス語のスキルがアップしたのか、雑誌の内容が誰にでもとっつきやすく変更になったのか・・・きっと後者だわ。

ま、それは置いといて。
最後のページの方に新刊本の紹介があります。
その中で気になった本があります。
白水社5月の新刊の紹介
それは「ポスター式 あなたのお部屋にフランス語」です。
きっと、大きなポスターが何枚かセットになっていて、それを部屋の壁に貼って、いつでも目に入るようにしておけば、自然と覚えられるでしょう・・・という仕組みでしょうね。

実は、この方法、フランス語を始めたばかりのときに私やりました。
NHKテレビフランス語講座で覚えた文をカレンダーの裏などに黒サインペンで大きく書いて、壁に貼りました。
それによって覚えた表現は「Tu n'a qu'à te lever tôt.」(早く起きればいいんだよ)です。あとは「Si on allait prendre un pot?」(ちょっと一杯やらない?)
なんか、初心者の割には難しいのやってたのね・・・と今更思ったりして。

この本、まだ発売にはなっていないようですが、書店に並んだらちょっとのぞいてみたいなぁ。

それからもうひとつ、「外国語で発想するための日本語レッスン」(三森ゆりか著)も中身を見てみたい本です。
以前読んだ「外国語を身につけるための日本語レッスン」(著者同じ)の進化形なのでしょうか。

この2冊、丸善でチェックします。あそこなら間違いなくありそうなので。



仏独共同歴史教科書

2006-05-27 11:49:26 | フランス語
1日1つフランス語のニュースも読みましょうということで、今日は仏独共同歴史教科書についての記事を読みました。

今から3年前の2003年フランスのシラク大統領とドイツのシュレーダー首相(今のドイツは、アンジェラ・メルケル首相)が共同で「共同の歴史教科書を作る」と発表しました。
歴史はしばしば各国間の政治的な大きな争点になるため、2つの国が共通の歴史教科書を編纂することなど今までには例がありませんでした。
ここで、Le Figaroの記事は日本と韓国・中国、そしてパレスチナとイスラエルの例を挙げています。

Certains manuels japonais passent ainsi sous silence les exactions(暴虐、略奪) de l'impérialisme nippon, ce qui suscite(感情などを掻き立てる) les protestations récurrentes de la Chine et de la Corée. Des historiens israéliens et palestiniens ont récemment tenté l'expérience mais ils s'étaient contentés de juxtaposer(並置する) des versions contradictoires.

しかし仏独間には大きな困難もなく、主な論点は第二次世界大戦についてではなく、戦後アメリカが世界の中で果たしてきた役割への評価についてだったそうです。フランスはドイツをNATO支持者だとみていたし、ドイツはフランスが反アメリカのスタンスを取っていたとみなしていたのだそうです。

"les Français trouvaient les Allemands atlantistes(NATO主義者) et les Allemands estimaient que nous avions une vision antiaméricaine."

しかしこの点については、議論を尽くしバランスの取れた文章を作り上げるにまで至ったとか。

もひとつの思わぬ障害(autre pierre d'achoppement)は、以前の中央ヨーロッパの民主主義に関する部分で、ドイツはもっと批判的なアプローチをしたかったそうです。中央ヨーロッパってどこの国のことを言うのでしょうか?ルーマニアあたりでしょうか?

また、フランスではよく使われている laïcité(政治や教育が宗教から独立していること) や devoir de mémoire(記憶の義務??←意味不明 )をドイツ語に置き換えるのも大変だったそうです。

またフランスとドイツ、それぞれの国の歴史学習法の違いも見えて興味深いです。
フランスは文献や資料を調べていく方法(ワークショップってヤツですか?)をとるのに対して、ドイツでは歴史の物語を読むことや年表を追う方法をとるのだそうです。

Car les Français ont l'habitude de travailler sur des documents tandis que les Allemands préfèrent les récits et les chronologies. 

日本はドイツに近いですね。
それにしても、日本が韓国や中国の共同で歴史教科書を編纂できる日などやって来るのでしょうか・・・。




「戦場のアリア」の猫

2006-05-27 00:16:24 | 映画
やっと観てきました「戦場のアリア」

これは、第一次世界大戦中である1914年のクリスマスイヴの夜に起こった実話を基にした映画です。
フランス北部の最前線でにらみ合っていたフランス、スコットランド組とドイツ、それぞれの小隊がクリスマスイヴの夜から翌朝にかけてのほんの短い時間だけ銃を置き、一人一人の人間同士としての心を通わせた、その様子を描いています。
詳しいあらすじなどは、オフィシャルサイトにお任せするとして、やはり、猫好きのわたしとしましては、映画の中に出てきた猫が気になるのです。左の写真は塹壕の中でささやかなイヴの食事を楽しむフランス兵。スコットランド、ドイツの塹壕でもそれぞれにイヴの夜を祝っていました。スコットランド兵が、差し入れられたバグパイプを演奏したら、次はドイツの塹壕から徴兵されていたテノール歌手が「きよしこの夜」(だったと思うのですが・・・)を歌い、それにスコットランド塹壕からバグパイプの伴奏が付きます。それを耳にしたフランス兵は、塹壕の外で何が起こっているのか訝しがっています。
そんな、フランス兵の中で一番手前に座っている人の膝の上にいるのが茶トラ猫、名前はネストール。

この後、3つの隊のリーダーが中間地点で話し合い、「今晩は休戦しよう」ということとなります。そしてフランス軍中尉が部下に向かって「シャンパンとグラスをもってこい」と命令するのです。
そうか、フランスは楽器も歌も提供できない代わりに、シャンパン&ワインを提供するのか・・・とその時思いましたよ。   

さて、中間地点に集まった3つの国の兵隊さんたち。最初は警戒もしていたのですが、家族の写真を見せ合ったり、ワインで乾杯したりして、交流が始まります。
そして、ネストールですよ。あるドイツ兵が「これは、オレの猫、フェリックスだ」と言い始めます。しかし当然、フランス兵は「いや、これはネストールだ」と言って譲りません。
そう、この猫は両方の塹壕を行き来していたのです。

劇場で公開された映画では描かれてはいませんでしたが、この映画の監督クリスティアン・カリオン(Christian Carion)さんのインタビュー記事を読むと、この猫は悲惨な運命をたどるのです。
クリスマスの休戦から現実に戻ったフランス兵は「両国に通じていた」という罪で猫を殺してしまうのだそうです。監督は、”猫を殺すことによっても、戦争の不条理(l'absurdité)を表現したかった”のだそうです。劇場公開版ではその部分は描かれていませんが、DVDにはそのシーンも入れるとインタビューでは語っていました。

DVDは観ないよ・・・アタシ。

そうそう、思いもかけず私にとっては嬉しいサプライズ。Michel Serrault(ミッシェル・セロー)がドイツ軍に接収されたお屋敷の主役でちょこっと出演。エンドクレジットでは「特別出演」という分類でしたね。



笑っちゃうほど

2006-05-24 19:45:10 | おいしいもの
そら豆をた~~~~くさん頂いた。
このざるに入っているのは頂いた量の1/3ぐらいですよ。
そら豆はla fève(フェーヴ)というのね、フランス語で。


フェーヴといえば、フランスのお菓子Galette du roi(ガレット・デ・ロア。クリックすると、ジャン・ポール・エヴァンのHPに飛びます飛びます) が頭に浮かぶ方も多くいらっしゃるでしょう。
1月6日、エピファニーのお祝いのときに食べるケーキで、自分に切り分けられたケーキに陶器でできた小さいお人形が入っていると、その人はその日1日王様女王様になれます。
映画「シェルブールの雨傘」の中では、カトリーヌ・ドゥヌーヴが女王様となり、金色の紙でできた王冠をかぶりました。
これが、私の、ガレット・デ・ロア初疑似体験でした。

で、話をもとに戻しますが、そら豆の莢の中って、どうしてあんなにフワフワなのでしょう。莢をむきながら(écosser des fèves=莢をむく)「こんなにフカフカの布団で寝てたのね、アンタたち」とつぶやいてしまいました。
このフカフカ、なにか再利用できないものか・・・・。 

てなことを考えつつ、スープを作りました。できあがり~~~ 
これが笑っちゃうほど美味しいの。ボウルによそって一口味見して、あまりの美味しさに、台所で立ったまま全部食べました。
な~~んだ!アタシって料理うまいんじゃん!
いえいえ、材料がいいんですよ。材料が。
明日もそら豆のスープを作りませう。今はスープの余韻に浸りつつ(ちょっと大げさか・・・)後ろにあった白ワインを飲んでます。
が・・・わが友は、フォアグラと赤ワインで、お夕飯だそうです。




いつもこうです

2006-05-24 17:46:58 | ねこねこ
お風呂場の洗面器からお水を飲むパスカルです。
まず攪拌し、前脚(片方または両方)を洗面器の中に入れて、お水を飲むこともあります。
クリックして、ご覧下さい♪
水が一杯に入った洗面器を動かすことも朝飯前!
排水溝の蓋を取り、配水管に前脚をぐっと突っ込んで、何があるのか探っています。
今に、抜けなくなるのではないか・・・とチト心配。
そんなことになったら、パニくるのは明らかなわけで、パスカルがそうなったら、ちょっと怖いものもありますよ。
体大きいし・・・(汗)

ベンガル種は「魚釣りをするねこ」とあだ名が付くぐらいに、お水を怖がらないそうです。
小さいころからしつけていれば、一緒にお風呂に入ることもできたかも・・・。
もう遅いだろうけど。

レイチェル・ワイズとナイジェラ・ローソン

2006-05-22 00:16:59 | Weblog
土曜日に「ダヴィンチコード」を観てきました。
お金をしっかり掛けた、さすがハリウッド映画!という印象です。
原作を読んだのがだいぶ前なので、原作と比べることはありませんでした。
時間とお金を使って観てもモトは取れる映画かな、程度です。
でもやはり、トム・ハンクスはヨーロッパロケの映画には似つかわしくないのでは?と思えて仕方ありませんでした。
私個人として、彼の出演作で一番好きなのは「フィラデルフィア」です。
オドレイ・トトゥは、華奢ですね。脚も細いし本当に小柄な女性なんですね。大きな瞳とえくぼが印象的。
これもまた、私個人として、彼女の出演作で一番好きなのは「堕天使のパスポート」です。

「ダヴィンチコード」についてはこのくらいにしておいて、「ナイロビの蜂」に戻りたいと思います。
ヒロインのレイチェル・ワイズ。
映画公式HPで最初に彼女の写真を見たとき、「あ、ナイジェラ・ローソンに似てる」という第一印象を持ちました。

ナイジェラ・ローソンはイギリスの料理研究家です。
以前、NHKの衛星放送、お昼間の時間に彼女の料理番組が放送されていました。
イギリスの「Channel 4」というテレビ局が制作している
Nigella Bites」という番組。

「今日はリゾットとチキンスープとチョコレートケーキを作ってみましょう」と。
いつもそうなんですけど、カロリー度外視のレシピです。
バターにオリーブオイルでお米をいため、スープを加えてリゾットを作り、
別に、全卵3個にサワークリーム、パルメザンチーズたっぷりすりおろしたものを
混ぜてそれをリゾットと一緒にします。
「真珠色のリゾットが、みるみるゴールドに変わりました」の語り付き。

「疲れたときはチキンスープです、作っているとほっとするの」って言いながらも
大鍋からは鶏の足がニョキっと2本見えています。
牧草を扱うときに使う、大きなフォークみたいなものの
ちょっと小さいの、をお鍋の中の鶏に刺し、引き上げます。
「ほら、キレイな黄金のスープができました」って。

チョコレートケーキだってすごいです。
バター200gを溶かして、卵黄に粉砂糖を加えて攪拌、バター加えて
次にお粉。
ケーキを焼いている間に、ケーキの表面に塗るチョコレートクリームを作ります。
バター250gを柔らかくしておいて、溶かしたチョコレートとバニラエッセンス、生クリームとお砂糖もです。
「ボールに残ったクリームはヘラできれにとったりしません、あとで、舐めるからです」の語り付き。

その、指を舐めるところとか、全卵を素手で黄身と白身に分けるところとか。
みていると、ちょっとお料理番組というよりも、セクシーな雰囲気がそこはかとなく。

カメラも、最初はフォーカスをぼかして、だんだんインしていったり
お料理の途中段階よりも、彼女の楽しそうな表情を映したりしています。

とにかく、最後は彼女の試食シーンで終わるのですが。
作ったお料理をテーブルにキレイにセットして試食開始、ではなく
お鍋からお皿によそったら、もうその場で立ったまま食べてしまうんです。
「Nigella Bites」という番組名はこのシーンからきているのかもしれません。
bite ってかみつく、とか食いつくっていう意味ですよね。

その、ナイジェラとレイチェルが似ているんですよね~~~~。

ナイロビの蜂<The constant gardener>

2006-05-21 07:35:56 | 映画
金曜日、予定通り「ナイロビの蜂」を観てきました。
小説上下巻を買い、まだ上巻しか読み終わってない時点で観てしまうのはどうかなぁ?とは思ったのですが、実際に観てみると、やはり映画の脚本となると、小説とは違う(削除される)部分もあるわけで、また、たとえ上巻だけても小説を読んでいったからこそ、映画前半部分の話題の展開に迷わず付いていけたかな、と思います。なにせ、現実のシーンと回想シーンが織りあわされ、組み合わされて出てくるものですから。

公式ホームページを開くとまず耳に入ってくる曲。
映画を観る前から、「きっと、この曲はエンドクレジットのとき、ケニアの赤い大地を空撮した画像と一緒に流れてくるのでしょう」と思っていました。
これは何語なのでしょう?スワヒリ語???

この映画は、アフリカを舞台にした壮大なラブストーリーだそうです。ガーデニングにしか興味のない物静かな外交官と、正義感の強い行動的なその妻。妻は大国や大企業の横暴の影で力のない貧しい人々の生活や命がどれほど軽んじられ踏みにじられているかということを公にしようと活動しています。
その活動が仇となり、殺害されてしまう妻。
その妻の殺害の真相を探って行くうちに、夫は妻が突き止めていた巨大製薬会社の陰謀に驚きます。そして真実を追究していく過程で、妻の愛に改めて気づきます。でも最後は・・・。

主人公の外交官を演ずるのはレイフ・ファインズ。この役者さんの作品は過去にも数本観たことがありますが、この人、以前お世話になったフランス語の先生にそっくりなんです。映画とは関係ないですけど。
妻を演じたレイチェル・ワイズは若く聡明で決断力のある女性を丁度よく演じていたかな、という感想。

でも、私がこの映画を観て一番印象深かったシーンは、終盤のほうに出てくるもので、援助物資を運搬してきた国連の飛行機に現地の子供一人を乗せる乗せないで主人公とパイロットがもめているとき、子供が自ら飛行機を降りたシーン。
その子供は自分の生まれ持ってきた運命に諦めをすでに持っているのか、いや、まだそれすらにも気づかず、「また来てくれるんでしょ?」と軽い気持ちで飛行機を降りたのか・・・。

貧困に苦しんでいる人々を救うというのは、個人的な一時の感情ではとうていできうるものではなく、しかし世界には、国際機関が空から投下する食料を待っている人、それすら口に入らない人もいるということを改めて痛感しました。





危機管理!

2006-05-18 21:09:10 | ねこねこ
今朝、エルメスが、部屋のコーナーに向かって正座し、まっすぐに天井方面を見つめていました。微動だにせず、一心不乱です。
その目線の先を追ってみましたが、なにもいません。
部屋の壁面をクローゼットにしているので、「もしや、クローゼットの中に"何か"が入り込んでしまったのだろうか・・・」と不安になりました。
「何よ~~エルメス、何見てるのよ~~~」と聞いても答えてくれるはずもなく。
でも、何かいるんです。それは確か。

うちは、前も後ろも庭のある木造家屋です。
ゴキブリやら蚊やらのポピュラーな虫以外にも蜘蛛もいます。たまにムカデ・トカゲも家の中に入ってきます。
去年だって、エルメスが私が寝ている枕元で一点を凝視していることに気がついたので、身構えて起き上がってみると、エルメスの視線の延長線上には6センチほどのムカデが・・・。
ゾ~~~~~~~ッ 
もちろん、即殺虫剤!そして、割り箸で摘み上げて、ゴミ箱へポイです。
ムカデが歩いて、私の顔の上を歩くことも考えられたわけで、想像しただけでギャァァ~~~~ですよね。

こういう場面で猫は役立っています。
「ほら、変なものがいるよ、いるよ」と教えてくれているわけです。

結局、今日エルメスが見つけたものは、直径2センチほどの蜘蛛でした。
ちょっと安心・・・ 

再び「天井桟敷の人々」から白野弁十郎

2006-05-15 23:36:44 | 映画
「天井桟敷の人々」のDVDを買いました。
ネットショッピングだったのですが、貯まったポイントを使ったりして、3900円ほどのものを945円で買うことができ、ちょっとうれしいです。♪

今日は1日中デスクワークでしたが、BGM代わりに台詞たけでも聞きながら、と思い、ずっと再生していました。
この映画は台詞がいいんです。
脚本はJaques Prévert(ジャック・プレヴェール)です。シャンソン「枯葉」の作詞でも有名な人です。
多分、現代のフランス若者に聞かせたら「古くさ~~い」とか「こっぱずかしくて聞いてられないわ」だと思うのです。
でも、朗々と流れるような、はたまた歌の歌詞のように、短いフレーズにもきちんと意味がこめられているような台詞が満載です。
いわゆる「名調子!」ってヤツ。

同じような名調子映画に「シラノ・ド・ベルジュラック」がありますね。
ず~~~~っと前に観ました。
主演はジェラール・ドゥパルデュです。

エドモン・ロスタンが生み出した永遠の“愛に殉ずる男”シラノ・ド・ベルジュラックの映画化。詩の才に秀で、剣は一流、その上哲学者でもあるシラノの唯一のコンプレックスは巨大な鼻。彼はロクサーヌという女性を心の底から愛していたが、そのコンプレックスゆえに打ち明けられないでいた。そんな彼の心の内を知らない彼女はある日、別の人に恋をして苦しんでいることをシラノに相談する。しかしその相手から女性にオクテだと逆に相談されたシラノは、2人の為に詩才を生かし彼の名でラブレターの代筆を始める……。時代を越えて世界中の人々に愛され続ける純愛小説の名作を見事に映画化。主演のジェラール・ドパルデューの名演が光る作品です。(allcineより抜粋しました)
 

そしてシラノ・ド・ベルジュラックといえば、白野弁十郎なのでした。
私は観ていないのですが、新国劇での島田正吾さんの白野は素晴らしいのだそうです。
私の島田正吾さん体験はNHKの朝のテレビ小説「ひらり」です。
もう20年近く前ですか?
島田正吾さんの「白野」を観てみたかったです。

フランスのキャットフード

2006-05-13 21:00:26 | ねこねこ
パリ2日カンヌ2日の強行軍を突破して無事帰国した友達からお土産をもらいました。私にはコート・ドゥ・プロヴァンスのワイン。そして猫たちにはこれです。
日本でもおなじみのメーカーですが、発音がちがいます。あちらでは”シェバ”と読むのだそうです。ま、それは置いといて・・・。

箱にはCoffret Gourmand(美食セット)と書かれています。内容はヴァラエティに富んでいて、Terrine au Lapin pour chat(猫のためのウサギのテリーヌ)
Régal au Bœuf(牛肉のご馳走) Duo au Foie et à la Volaille(レバーと鳥肉のデュオ) Délice au Canard(美味しい鴨)が1個ずつ入っています。

パスカルはTerrine au Lapin(ウサギのテリーヌ)が好きなのでした。
以前パリに行ったときに、シャレで買ってきたウサギテリーヌをムシャムシャとよく食べたので、今回は友人にリクエストして買ってきてもらいました。

そして、案の定、パスカルとエルメスで交代交代で"ウサギのテリーヌ"を完食。
続けて"牛肉のご馳走"もほぼ食べ終わりそうです。
やわらかいムース状の中に適度な大きさの肉の塊、さらにはなんとなくゼリーが混ざっているのがよいようです。
やっぱり、美食の国、猫にも美食を・・・です。
実はエルメスはその前にサーモンテリーヌ(箱の下においてある、丸いパッケージ)も食べました。

短い旅程の中、スーパーに足を運んで買ってきてくれた友に感謝感謝。
コート・ドゥ・プロヴァンス(2003年)は少しセラーで寝かせて、長旅の疲れを取っていただいてから、開けることにします。