Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

腹の立つニュース

2006-05-02 20:13:56 | ねこねこ
今日の午前中はひどい天気でした。
雷は鳴るわ、ザーザー大雨は降るわ、坂道では上から水が流れてくるし、道路の凹んだ舗装の部分には水がたまっていました。
もうここまで来たら開き直るしかなく、小学生がわざわざ水溜りの中へ入り、運動靴の中に入った水がゴボゴボ立てる音を面白がっているように、わたしも、バックベルトの靴で大雨の中をカツカツと歩きました。
今日の、荒天最高潮のときに外を歩いていたわけです。

天気予報によると明日から3日間はアウトドア日和なのだそうです。
ゴールデンウィークがお日様のゴールドに包まれるのでしょう。
そんななか、腹の立つニュースをNHKで見てしまいました。

高速道路のパーキングエリアに、家庭ごみを持ち込むドライバーがいて困る、というものです。家庭の生ごみが捨てられていたりするそうです。そして、生きた仔猫も捨てられていたそうな!!!

連休の高速道路のパーキングエリアといえば、家族ドライブの休憩所ですよ。
ミーミー鳴くことしかできない仔猫を車に積んで、高速道路のインターで通行券を受け取り(ま、ETCかもしれないけれど)高速に乗り、ほかの家族たちが楽しそうに何か食べたり飲んだりしているその横で、こっそりゴミ箱に仔猫を入れることのできる感覚・・・。

仔猫が手元にいた、ということは、その仔猫を産んだ親猫もいたということです。
仔猫を捨てた人は、その親猫の飼い主かもしれません。
いや!猫の飼い主なら仔猫を捨てることができるだろうか・・・。
100歩譲って飼い猫ではなかったとしても、その猫は「この人間のそばでなら子供を産んでも大丈夫。安心できる人」と判断して子供を産み育てていたはずです。

そんな人間が、高速道路のパーキングエリアのゴミ箱に仔猫を捨てて、何事もなかったかのように、観光地へ向かい、観光して美味しいものを食べ、温泉に入ったりして過ごすわけです。
帰り、また同じ高速を通って帰って来たのなら、上り車線下り車線の違いはあれどパーキングエリアの傍を通りかかるときに心が痛まないのでしょうか?
捨ててきた仔猫のことが気にならないのでしょうか?
気にならないんですよね、気になるくらいならパーキングエリアに遺棄するなんてできませんもんね。

ゴミ箱から見つかった仔猫たちの行く末は分かりませんが、すご~~~~く後味の悪いニュースを聞いてしまいました。

記事の内容とはまったく関係のない写真です。
この記事にこの写真を使うのもなんかなぁ~~~とも思うけれど、ま、いいか!!
4月22日のブログ「2ショット」に載せた写真、この写真を撮った日から10年の歳月を遡った2匹の2ショットです。
すでに現像してある写真をデジカメで撮ったのでボケボケです。