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ひなたぼっこ日記

マクロビオティックを実践中の主婦が綴る日々のあれこれ。

ムスメのこと、じぶんのこと

2008-05-17 00:46:21 | マクロビ日記
明日は山村塾です。
(山村塾とは、望診法指導者育成のための勉強会の通称で、私は昨年からここで学んでいます)

土曜日で幼稚園はお休みだから、ムスメは朝私の実家に預けに行って、それから講義に向かいます。
(ムスメは実家なのをいい事に、山村塾後はfantaさんとヘルシーBAR♪)

今まで私は実家に帰った時は、マクロに懐疑的な母にムスメのマクロ食の徹底をお願いする事をしてませんでした。
自分の勉強のために子供を預けてるというのが母への引け目になっていて、預かってもらっているだけでも有難いのに、そのうえ食事までいろいろ頼むのは図々しいと思ってしまってたんです。
というか、食事のことが面倒だからもう預かりたくない、と母に言われるのが怖かったんです。

その結果、実家で好き放題食べたムスメは、我が家に帰宅後体調を崩すという事を繰り返していました。
しかし体調を崩すのはほぼ帰宅後のため、実家の母には食と身体の影響について実例を見せる事が出来ません。
いや、仮に見せたとして、今ムスメが転んだ原因はさっき食べた甘いお菓子だよって言っても信じてくれないでしょうね…。

でも先日電話で母に、勇気を出して自分の思いを伝えてみました。

私はマクロの食事が正しいと信じている。
友人との食事や外食などハレの場ではマクロじゃないものを食べる事ももちろんあるけど、でもムスメには出来るだけマクロの食事をさせたい。
砂糖や添加物だらけの出来合いのお惣菜は食べさせたくない。
そして「本当は嫌なのに」「なんでムスメにそんなもの与えちゃうの」と常にマイナスの気持ちを持ちながら実家で過ごしたくない。
もしかしたらムスメの具合が悪くなるのは食事以外の原因があるのかもしれないけど、今実家でジャンクなものを食べてる状態では、その判断は出来ない。
だから一度徹底して実家でもマクロの食事にしてみて、そのうえでどうなるか判断したい。

自分の信念を偽りたくない。
自分に正直でありたい。

そうしたら母は「あなたは今初めて、自分から何かしたいって私に言ってくれたわね」と言いました。

…そうだったんだね、私。
母に否定されるのが怖くて、自分のやりたい事を伝えた事なんてなかった。
(何も言わずに勝手に実行はしてましたが、笑)

いろいろ悩んで、このブログでもその事には何度か触れたけど、母のこの一言で、胸の中のつかえがすぅ~っと解けていくのがわかりました。


そういうわけで今私は、実家に帰るときはマクロな常備菜をいくつか作って持参しています。
明日は昼前にムスメを実家に連れて行くので昼ごはん用にお弁当も持たせます。
今日の夕飯は明日持参用の常備菜作りも兼ねて、切干大根の煮物とラタテゥイユ、油みそ(ふりかけ)を作りました。
ごはんはもともと我が家は分搗き米なので、実家の白米ごはんはOKって事にしてます。
(ごはんも持参したとして、レンジでチンされちゃう方が怖いし)

こんなカンジで自分なりに頑張ってますが、私が勉強を終えて実家に帰ると「今日の夕飯は○ーミアンでごはん食べたのよ。」と母。
ムスメは何を食べたのかと内心焦っていると、ふと見るムスメの手には、お子様ランチのおまけにしか見えない新しいおもちゃが…。
「(ムスメが)ハンバーグなら大丈夫だって言うから、そうしたのよ」だそうで。
ムスメがハンバーグを喜ぶので、度々ベジ仕様のハンバーグを作ってあげてたのが裏目に出ました(涙)
モドキ料理ってある意味危険かも…。

それと、食事の全てをマクロ食で通すとかは最初から目指してないけれど、なんていうか、遠慮してるんだかしてないんだかの母の態度には脱力です。
しかし自分の思いを素直に伝えられただけで、同じ事されても以前のようにカリカリしなくなりました。
ま、すこしずつ、歩み寄っていきましょうね。
私の影響で実家でも1年くらい前から味噌や醤油は大地宅配で本物のやつを注文してくれるようになったのですよ。
調味料を替えた理由が、安心な食材だからとかいうのはどうでもよくて、単純に美味しかったからという、それがまた私にとって嬉しかったり。



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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかったですね。 (fanta)
2008-05-17 04:49:24
よかったですね(^^)
それにしても、
ハンバーグ・・そのような方向から来られるとわ。
お母さん、おぬし なかなかやるのう・・。
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Unknown (colorful-heart)
2008-05-17 08:42:30
わぁ、よかったですね^^
お母様とのお話!
お母様も嬉しかったのですね。
私は母に何でも言えるほうですが、それでも勇気を持って何か言うことがあります。特に食べ物のことはできるだけ強制したくないですから。でも、自然と受け入れてもらえるように、時にはその良さを伝えれるように努力していきたいと思っています♪
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少しずつでもですね! (muscat)
2008-05-17 12:02:13
これからどんどん少しずつでもお母様と歩み寄っていかれるといいですね。

私なんて、実家の母には頭ごなしに「そんな(マクロな)食事なんて一生できる訳ないのに、子どもにも強制するの?」とガミガミ言われます。。だから実家に行くとなんだかカリカリしちゃいます。良くないよね・・

まだ娘を実家に預けたことはないけど、どうなる事やら・・むしろ夫の実家の方が食事を気遣ってくれるくらいなんです。。
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私の場合 (マクロ美風)
2008-05-17 16:19:43
こんにちは♪
みぃにゃんさんには悪いけれど、何だか、お母様のことが明るく感じられて、微笑ましく読ませていただきました。

もどき料理のことを記事にしました。
みぃにゃんさんの記事もご紹介させていただきました
ので、トラックバックさせていただきますね。
よろしくお願いします。
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むー・・・・ (mizutamanao)
2008-05-17 17:55:52
前半、うるうるときて涙腺ゆるんでましたら、オットット、そうきたか! と一本とられました(笑)

素敵なお母様じゃないですか~。ムスメちゃんを通してみぃにゃんさんに選択肢を預けてくれてるんですね。きっと気持ち的には、今までの10倍は歩み寄って下さったのではないかとお察しします^^
うちはまだまだですね(涙) 来宅して私の料理を食べるのも、薄味すぎて気が進まないようです。食に関する話題になると[もういいよ~面倒臭い~]というオーラ全開です…
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同感! (mickysuke)
2008-05-17 17:59:23
すーっごい、気持ちわかります!
うちの母も、食にはかなりこだわりがある人なのですが、マクロ食については、認めてくれません。
「肉も食べないと!」って人です。
なので、母が子供に作る食事は、肉が出ます。

でも、面倒見てもらっているから、言えないんです。
「肉はやめて」と・・。
やっぱり親に口出しってできないんです。
親は親なりの考えと自負がありますから。

なので、親に子を預けるときは、好きにさせてます。
それで、最後に、子供に選択させればいいかなと
思ってます。
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ありがとうございます (みぃにゃん)
2008-05-19 16:53:55
皆様、温かいコメントをありがとうございます。

◆fantaさんへ
後日ムスメには、ハンバーグにもいろんな種類があることを教えました。
ほかにも、焼きソバならなんでも食べていいとムスメは思ってたようです。
でもだからといって「お肉だからダメ」というように、知識で判断させたくないなぁとも思っています。

◆からふるさんへ
母も私に気を遣い過ぎないように気を遣ってくれてるんだと思います。
ムスメもじぃじ、ばぁばに会えるのをいつもとても楽しみにしてるので、そういった心の栄養も大切にしたいですね。

◆muscatさんへ
とはいえ、私もいまだに実家でカリカリしちゃうので、実家ではつい緩みたくて甘いお菓子を食べてしまいます…。
私もマクロの食事が一生できるかは謎だけど、少なくとも今しばらくはマクロな食事を続けたいと思ってます。
「嫌になったらやめるよ」くらいの気楽さで続けてもいいのでは?

◆マクロ美風さんへ
記事に取り上げて下さってありがとうございます!
思わぬ反響の高さに驚いてしまいました。

もう辛い気持ちをブログに書く事で吐き出す時期は終わったたのだと思います。
微笑ましく読んでいただけて、私も嬉しいです。
母は私から見てもサバサバした考えを持った素敵な女性なんですよ。

◆mizutamanaoさんへ
実家では今、実質父と母のふたり暮らしです(会社勤めの妹もいますが不在がち)。
ここ数年母は、たった2人分のごはんをわざわざ作るのは面倒だといい、出来合いのお惣菜やお弁当、外食(ファミレスやラーメン)で食事を済ませる事が多くなりました。
今回の食事の一件には、こういう側面もありました。
でもね、母も昔は毎食手作りでした。それもたまに友達を食事に呼ぶと「すごいね!」と羨ましがるくらいだったんですよ。

◆mickysukeさんへ
母は私に気を遣って、ムスメの口に入るもの(の一部)は自然食品店で買ってきてくれるようになりました。
そのふりかけには鰹ぶしも砂糖入ってるし、ゼリーだってメチャ甘い。
自然食ならなんでもいいっていうのとは違うんだけど
ねぇ…。でもそれが世間一般のマクロや自然食に対する見方なんでしょうね。
何にしても、努力して歩み寄ってくれる姿勢は嬉しいです。
と言いながら、今回の帰省ではついダメダメ言って、母と険悪になってしまいました(苦笑)
それでも母は私をいつでも受け入れてくれるってわかったから、それが嬉しいです。
これからも私は、無理強いしないよう気をつけながら、わかるまで何度でも、歩み寄ります。
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