ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

Duo Bleu @蔭涼寺

2017年04月06日 | ライブ
【Live Information】 
 
 
 年度が替わって間もない4月4日、押し寄せてくる仕事の波にどうにか区切りをつけて向かった蔭涼寺。
 ドラマーの中のドラマー、いやミュージシャンの中のミュージシャン、と言ったほうがいいのかもしれない村上"ポンタ"秀一さんと、6弦ベースを駆使する服部龍生さんのライブです。


 ベースとドラムのデュオ、というと、バンドの「リズム・セクションだけを抜き出したもの」だと思ってしまってもムリはないです。
 しかしこのデュオは、リズム楽器としてのベースとドラムを聴く(または見る)つもりで行くと、大きく期待を裏切られるでしょう。
 ライブは、全編にわたって、ベースが奏でる「歌」と、ドラムが奏でる(叩く、ではないと思う)「歌」に満ちていました。
 曲は、すべて服部さんのオリジナル。無国籍な感じもすれば、どこかフランスあたりの香りもしていたような気がします。
 聴き手が自由にイメージを膨らませることができる曲ばかりだったように思います。


   
 

 MCでは、ポンタさんが語ってくれた、1970年代の日本のポピュラー音楽界「ウラ話的」ヒストリーが、抱腹絶倒かつ非常に興味深かったです。
 
 
 アンコール前の服部さんのMCは印象に残りました。
「今夜のこの顔ぶれは二度と集まることはない。誰かが欠け誰かが増えることはあっても。だから今夜のこの顔ぶれが集まったのは奇跡なんだと思う。それだけで自然に感謝の気持ちが生まれる」。
 

   
 

 そして、アンコールとして演奏された「この世界にあなたがいてくれてよかった」的なタイトルの曲(覚えられなかった・・・汗)ですが、心底感動しました。
 美しく、優しく、そして力強かった。
 一音たりとも聴き逃したくなかった。
 ずっと聴いていたかった。
 曲が終わってほしくなかったです。
 

   
 

 それにしてもポンタさん、神聖なお寺でのMCで「オッ〇イ」「チ〇コ」を1回ずつ口走ったのはさすがですwww (^^)ゞ

 

 


 2017年4月4日(火)
 Duo Bleu @岡山蔭涼寺
 
〈Duo Bleu〉
  服部龍生(6strings bass)
  村上 "ポンタ" 秀一(drums)





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