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YOGA&トレイルランニング&仏教
逆境を味方に!

HATHA YOGA DEEP BREATH FLOW

2011-02-16 00:46:23 | ヨガ
2月10日 K先生のレッスン

このクラスは、ハタヨガディープブレスフロウ45分間のクラスになります。
毎回、同じポーズ、流れを通して行っていきます。

初めての方や久しぶりの方は、
どうしてもポーズに意識をとらわれてしまって、
自分の身体に意識を集中することが難しいと思います。
そういう時は、お休みしながらで構いません、
人の動きを見ていただいても構いませんので、
回数を重ねるたびに、自分に意識を集中できるようにしてあげてください。

慣れていらっしゃる方は、もう流れとか動きとかを覚えている分、
自分と向き合う時間がすごく取れると思います。

この意識というのは外に広げるのではなくて、
この時間の中では、自分に向けてあげてください。
自分の身体と向き合うことによって、
引き寄せた、この身体とこころと呼吸を合わせることによって、
自分が今どういう状態なのかなとか、
どうしたいのかなという気持ちが芽生えてくると思います。
その芽生えたこころ、そして気持ち身体の体調などは、
見逃さないであげてください。

というのも、それは自分がこころの中から、身体の中から、
気持ちの中から、出している、サインだと思います。
そのサインを気付かずに過ごしてしまうから、
なんか過ぎてしまってから、こうすればよかったな、などという思いが、
生まれてきやすくなる場合があるかと思います。

1回2回だけでは、なかなかそういう気付きとか、
自分の身体と向き合うというのは、難しいと思いますけれども、
毎回同じポーズを行なってゆく、これはひとつのツールになりますけれども、
ポーズを通して自分の今日の様子を見たりとか、
ポーズを毎回続けて行なっているから、いつもと違うポーズがとれた、
いつもと同じポーズなのに何か違うものを感じたとき、
それは、自分のこころのサインだと思いますので、
気がついたら、しっかりと気に留めて、
自分を見極めてあげるといいと思います。

私の声で動いていただく形になりますけれども、
呼吸などは、ゆっくりと、吸って、吐いて、
みなさんのペースで、だいたいスリーブレスでやっていきます。 
その中で流れるように続けていきましょう。

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話し言葉を文章化したものは、ちょっと違和感があるかもしれませんが、
イマジネーションを駆使して読んでください。

ヨガの記事は、ほとんどがO先生の、
ハタヨガから今に続くQUEEN’S YOGAを紹介していますが、
このK先生は、3年半前、自分がヨガを始めた時に、
一からレッスンをしてくれた、いわば恩師です。

昨年のプログラム変更まで、基本のヨガとピラティスを習っていました。
O先生がハタヨガからQUEEN’S YOGAに移行し、
K先生がハタヨガの担当になりましたが、
レッスン時間が遅くなかなか参加できませんでした。

しかし、QUEEN’S YOGAがフィジカルに特化し、
メンタルをフォーカスするヨガを受けないとバランスが悪くなるのを感じ、
最近はできるだけ参加しています。
思えば、K先生のヨガを始めた頃は、何も分からず、
ただただ先生の真似をするだけ、
身体は曲がらない、ねじれない、
片足で立てばぐらぐらで、すぐに足をついてしまう。
そんな頃から基本のヨガを根気よく教えていただきました。

ヨガというものは面白いもので、やればやるほど、
フォーカスするポイントが変わってきます。
はじめは、柔軟性だったりバランスだったり、
そして意識、こころと身体を繋き、コントロールしてゆく意識、
そんな様々なものが芽生えてくるのが、ヨガの魅力のひとつでもあります。

K先生はレッスンの中で、毎回同じポーズをやると言っていますが、
それは形(外形)が同じポーズという意味です。
同じ形のポーズをやっても、同じポーズは二度とできないのがヨガです。
外形は同じでも、ポーズを取っている本人は、
毎回、バランスや動きなど、筋バランスの微妙な相違を感じ、
同じポーズを取っているという意識はありません。

こういう動きの中で、身体が出すサインは、
K先生の言うとおり、非常に大切なものです。
この意識を得られただけでも、ヨガを続けていてよかったなと思います。
とくに、膝の手術後、身体のバランスを取り戻すにあたり、
大きな貢献をしてくれました。
これからも、自分のヨガとヨガに対する意識は刻々と変化してゆくと思いますが、
それを楽しんでいこうと思っています。

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