山走人 やまをはしるひと

YOGA&トレイルランニング&仏教
逆境を味方に!

信越その後・・・

2009-09-29 23:48:30 | 生活
リカバリーは順調に進み、左膝の痛みも解消しました。
先週は、火曜日に信越五岳、水曜日に帰宅、
木・金曜日は、定例のヨガレッスン。
とくに金曜日のパワーヨガは、ほぼ通常どおりできたのでビックリ!
同じ日のハタヨガも満足いく内容で、ひと安心です。

今夜は、トレッドミルでJOG再開、
このぶんだと、週末は奥多摩へ、
なんていうことになりかねないので、
自重・自重・自重です(笑)


今日は、初物の早生ふじを買ってきました。
黄色いりんごは、今まで食べていた「きおう」。
これかの季節、りんごが美味しくて嬉しいです。

信越五岳トレイルレースを振り返って

2009-09-28 23:33:03 | 生活
(準備編)

今年2回目の100キロとはいえ、
純粋なトレイルレースの100キロということで、
楽しみもあり、緊張もあり、という感じで準備を進めました。

今回は、練習場所を走り慣れたハセツネコースから雲取山に移し、
より長い練習をしてきました。

雲取山も、鴨沢からのメインルートは1回だけで、
あとは長沢背稜や唐松谷林道など、あまり人の入らない奥のコースを選び、
単独練習を重ねました。

こういう奥のコース(しかも初めてのコース)に単独で入ることは、
途中ほとんど人と出会うことがないので、
怪我などの緊急事態を考えれば非常にリスキーですが、
何かあった時、自分の力でリカバリーする能力を
実践で鍛えることができると思い実行しました。

事実、唐松谷林道のときは、計画では富田新道経由だったのですが、
道迷いをし、山の急斜面で完全に道を失うという事態に遭遇しました。
その時は、静まり返った山の中で鳥肌が立つ思いでしたが、
何とか冷静に下降して、唐松谷林道を見つけることができました。

さて、今回の100キロではぜひ試してみたいことがありました。
それは、この数ヶ月間、自分が考え工夫してきたトレイルの走り方です。
これは、最後の雲取山練習でほぼ実現できたと思っていましたが、
100キロという長丁場の中で使ってみて、本物かどうか検証してみました。



(レース編)

スタート直後の斑尾エリアは、抑えに抑えて、ゆっくり確実に進みました。
それでも最初の関門では1時間くらいの余裕があったのですが、
それが、最終関門で2分前突破になってしまうとは、
力のなさを実感させられました。

エイドや応援はとてもありがたく(一部食べ物が切れたエイドもありましたが)、
長いレースの楽しみでもありました。

雄大な景色、脚に優しいトレイルなど、自然の素晴らしさもさることながら、
第2関門で熱いココアを入れてくれたアートスポーツのスタッフの方、
また、そこを出る時、近づいてきて、「無理をするな」と真剣に励ましてくれた、
日医ジョガーズのメンバーの方、そんな人々の素晴らしさにも感動しました。

そして、6Aエイドから、戸隠の森を抜けて最終関門突破までの激走と
その時の自分の心理状態が今回のレースのハイライトでもありました。
(この部分は別レポートの予定)

ハイドレーションの水を切らしながらも、ぐいぐい登れた飯縄山の登り、
大きな岩が行く手をふさぐ飯縄山の下りでは、
自分の身体のセンターが思いのほか機能していることを発見し
驚くやら感動するやら・・・

そして、石川弘樹さんに励まされながらゴールした喜びと達成感!
このレースの全てが、いい思い出とともに自分の血肉となって定着した充実感、
それらをかみしめ味わうことができたことは幸せでした。



(検証編)

今回、自分が目指しているトレイルの走り方は、
8割程度達成できたと思っています。

検証として

① ゴール後、脚の筋肉には、広く薄い筋疲労が残るのみで、
  局所的な筋肉痛は皆無だったこと。
 (スピードが遅かったという指摘もあります 笑)

② その反面、左膝に痛みが発症してしまったこと。
  本来であれば、弱い左脚に負担をかけず、
  なおかつ右脚が左脚を庇おうとする作用もやめさせる
  バランスの走りを目指していましたが、難しかったようです。

③ 飯縄山の下りで、自分の身体のセンター(正中線)の意識を感じたこと。
  大きな岩のガレ場の下りで、ルート検知と判断のスピードアップが体感できたこと。

今、自分は350年前のトップアスリートのテキストを
自分なりにアレンジして使っています。

しかし、そこに書かれている内容に至るまでには、
まだまだ時間がかかりそうです。

これからも機会あるごとに実践と検証の地道な作業を
積み重ねたいと思っています。



(感動編)

フルマラソンの自己ベスト更新をめざして練習中なのに、
夫のために怪我のリスクもあるトレイルレースのペーサーを引き受けて
奮闘したAZUさん

先行しようとするX-MANさんを「あっ、お花きれい・・・」と呼び止めた
みみさんの女心とそれに応えてペースダウンし、最後は一緒にゴールした、
X-MANさんの愛情

奥さんに完全に抜かれてしまったヒロ夫さん、
しかし、ヒロ夫さんは妻の急成長ぶりを、目を細めて喜んでいたはず

完走はできなくても、最後まであきらめずに
81キロまでたどり着いたヒロユキさん

手弁当でみんなのケアをしてくれた大山さん

こんな素晴らしい仲間達と3日間を過ごせたことが、
信越五岳トレイルレースの最大の収穫だったかもしれません。

みんな、ありがとう~!!!

信越五岳トレイルレース (翌日編)

2009-09-23 23:00:00 | 生活
午前3時のゴール、雨の中、大西代表は待っていてくれました。
本当にありがとうございました。

2泊目の宿は、池の平エビスヤ。
到着は明け方でした。


一夜明けた朝食、みんないい顔してます。

朝食後、表彰式会場の赤倉体育センターへ。


体育館、表彰式舞台の正面で記念撮影。

表彰式です。



みみさん、6位入賞おめでとうございます!

帰りは、道の駅でお土産などを買いながら、楽しく帰りました。

行きに寄った、ハイウェイオアシスおぶせで食事をしました。



ざるそばときのこ丼、今日はいっぱい食べました。

帰りの中央道は、意外に渋滞がなくスムーズでした。
すばらしい3日間に感謝して、終わりです。


最後に、21時間半にわたってしっかり路面を捉え続けた、
コンチネンタルディバイド(汚~い)にも感謝です。

信越五岳トレイルレース (当日編)

2009-09-22 23:00:00 | 生活
レース当日の様子を、写真を中心にご紹介します。


4時半からの朝食風景。


朝食の中身。パンの中はソーセージとポテトサラダ。
牛乳をたくさん飲んでおきました。


スタート前の記念撮影。


5時半スタートです。
小雨が降っていましたが、気になるほどのことはなく、
寒くなくていい条件でした。

斑尾エリアは、気持ちよく走れるコースでした。


斑尾山頂からの雄大な景色。

その先は、エイドを楽しみながら進みました。
エイドの中身は・・・





笹寿司は美味しかったのですが、
ひとり1個で、もう少し食べたかったな~(笑)

コース風景は・・・


一度に二人しか渡れないつり橋。
揺れて怖かった。


腰をかがめて抜けたトンネル。
千と千尋の神隠しか?


黒姫のコスモス園。
のんびりコスモスを眺めている観光客が羨ましい。


第2関門5Aのエイドに到着。
だいぶ遅くなり、食べ物もなくなり、がっかりでした。
それでもドロップバックから補給品とライトを取り出し、
準備をしていると、アートのスタッフの方が声をかけてくれ、
「何か温かいものでも入れようか、コーヒー、ココア?」
「コ、ココア、お願いします!」


あたりは薄暗くなり始め、気温も下がってきました。
この一杯の熱いココアは、最高の味でした。
ありがとうございました!

ここからライトON。
医療スタッフの方から、
「あわてるな無理しないで確実に!」と励まされスタートです。

この先は、きつい登りと、古池までの下りにてこずり、
だいぶ時間がかかってしまいました。

そして6Aのエイドに着いたのは、最終関門閉鎖の1時間半ほど前、
距離は10キロ弱、微妙なタイミングになってきました。
ここが、今回のレースで最大のピンチでした。
リタイア、続行、迷いました。


最終的には続行を決断し、
エイドのじゃがいも、饅頭を口に押し込んでスタートしました。

ここから先は、写真を撮る余裕もなく、
何とか最終関門を制限2分前で突破しゴールへ向かいました。

時間がなく水の補給ができなくて、飯縄の登りで水がなくなり、
あとは、途中のスタッフの方から水を飲ませてもらいながら進みました。
飯縄の山頂で石川さんの出迎えがあり、とても嬉しかったです。


ゴール直後(写真撮影大西代表)
21時間31分の長い旅でした。

今回のハイライトは、
やはり戸隠の森の中での死闘ともいうべき走り。
これは別に書いてみたいです。

信越五岳トレイルレース (前日編)

2009-09-21 23:00:00 | 生活
朝、車で現地へ向け出発、
途中で大西ご夫妻、大山さん、ヒロユキさんをピックアップ。
連休中とはいえ中央道は相模湖から先は順調でした。


諏訪湖SAにて。よいお天気です。


お昼は、ハイウェイオアシスおぶせで、
おそばと、小布施の名物栗おこわの定食です。


順調に現地到着、受付会場のレストランハイジ。


付近には、アートスポーツやパタゴニアのブースがあり賑やか。


アートスポーツのメッセージボードへの書き込み。

こういう大きなレースでは、いろいろな人と会うのも楽しみのひとつ。


アート本店の林さん、
野辺山では、いつもご一緒させていただいています。


アート池袋店長、鈴木さん。
自分のウルトラの師匠です。本当にお世話になっています。

受付も無事に終え、一旦宿へ・・・


宿は、ペンション リンゴジャム。
なぜか漫画の本がいっぱいありました。

宿でひと息入れてから、説明会と夕食で再び会場へ。


明日の朝、このゲートから出発します。


夕食は、たっぷり、炭水化物中心にいっぱい食べました。
途中、石川弘樹さんが回ってきて、激励してくれました。

明日はどんな「旅」が待っているのでしょうか?