「ディーセントワーク」という言葉を知っていますか?
ILOの理念・活動目標として1999年、当時のILO事務局長が使った言葉です。
ディーセントワークとは
「尊厳ある労働」または「働き甲斐のある人間らしい暮らし」を示し、
職業生活における人々の願望、
つまり働く機会や権利が保護され十分な収入がえられること、
適切な社会的保護が与えられること、
平等な扱いを受けることなどを示す言葉といえます。
私のまわりでも去年くらいから医療通訳だけでなく、
優秀な行政通訳者やコミュニティ通訳者が仕事を辞めています。
私たち在住外国人の通訳者には、
「働き甲斐」はものすごくあるけれど、
「尊厳ある労働」や「社会的権利」は余りありません。
最初はとても面白い仕事かもしれませんが、
人間は物事に飽きてくる動物だし、
将来を考えればこの仕事から離れていってしまうのは仕方のないことです。
経験を積み、仕事としてなれてきた頃に、
ふとこれでいいのかと考えるような仕事です。
医療通訳の活動をされている人は、
たとえば医師であったり、看護師であったり、教育者であったり、
とりあえず仕事を持って活動をされている人が少なくありません。
そういう方々は、今日・明日で大きくこの活動が変わらなくても
生活に支障はないと思います。
ただ、コミュニティ通訳も含めて医療通訳をしている人間は
明らかに疲弊しています。
誰かに明るい未来を示してもらいたい。
少なくともこの仕事に尊厳を持ってあたりたいと。
でもこのままだと仲間はどんどんいなくなっていきます。
ILOの理念・活動目標として1999年、当時のILO事務局長が使った言葉です。
ディーセントワークとは
「尊厳ある労働」または「働き甲斐のある人間らしい暮らし」を示し、
職業生活における人々の願望、
つまり働く機会や権利が保護され十分な収入がえられること、
適切な社会的保護が与えられること、
平等な扱いを受けることなどを示す言葉といえます。
私のまわりでも去年くらいから医療通訳だけでなく、
優秀な行政通訳者やコミュニティ通訳者が仕事を辞めています。
私たち在住外国人の通訳者には、
「働き甲斐」はものすごくあるけれど、
「尊厳ある労働」や「社会的権利」は余りありません。
最初はとても面白い仕事かもしれませんが、
人間は物事に飽きてくる動物だし、
将来を考えればこの仕事から離れていってしまうのは仕方のないことです。
経験を積み、仕事としてなれてきた頃に、
ふとこれでいいのかと考えるような仕事です。
医療通訳の活動をされている人は、
たとえば医師であったり、看護師であったり、教育者であったり、
とりあえず仕事を持って活動をされている人が少なくありません。
そういう方々は、今日・明日で大きくこの活動が変わらなくても
生活に支障はないと思います。
ただ、コミュニティ通訳も含めて医療通訳をしている人間は
明らかに疲弊しています。
誰かに明るい未来を示してもらいたい。
少なくともこの仕事に尊厳を持ってあたりたいと。
でもこのままだと仲間はどんどんいなくなっていきます。