ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ハロウィーン・イヴのミーティング

2010年10月30日 | 音楽とわたし
今日はお昼から、マンハッタンのウェストビレッジに出かけます。
ACMAのディレクターミーティングがあるからです。
このミーティングはわたしにとっては英語の修行。すっかり大人のニューヨーカー達の早口英会話の凄まじさには、耳慣れてはいるものの、理解するのは至難の業。
わたしが意見を述べると、その時だけ急に時空が変わります。
みんながイライラする気持ちを抑えながらも、親身になって聞いてくれているのがわかります。
なかなかにトホホな気分になるけれど、そこはもう割り切って、とりあえず自分の言いたいことをちゃんと最後まで言い切ろうと頑張っています。

今年のカーネギーでの演奏会がホールのディレクターの会議にかかり、来年も使っていいよ、という連絡が、プレジデントのアルベルトに届きました。
来年の10月29日でよければ、プライムタイム(夜の部)の演奏会を開催することを許可します。という文面でした。
このホールを使いたい団体や個人は世界中にごまんといて、申し込みが殺到している中、こうやって向こうから提案してもらえる幸運と、アルベルトのバイタリティに、どれだけ感謝しても足りないと思います。

今日はその、次回のコンサートに向けての準備をどうするか、オーディションのこと、出演者規定について、などを話し合うことになっています。
アルベルトとわたしを含むディレクター7人。そのうちの6人が、毎年のように定例コンサートに出演してきました。
1回目は音楽学校のホールで。2回目はカーネギーの小ホールで。3回目は先日の中ホールで。
協会には毎月どんどん新しいメンバーが入ってきて、その中には素晴らしい弾き手がたくさんいます。
特にコンサートがカーネギーホールで行われるらしい、ということで、それなら私も、と意気込んで入会する人達がとても多くなってきました。
この巨大化した団体を、たった15人程度の集まりだった時のノリで運営していくわけにはいきません。
さて、うまく話がまとまるでしょうか。

ミーティングの後、あさこと旦那と合流して、そのカフェからすぐの所にあるお店に行こうと思っています。
出不精のわたしにしては珍しく、わたしからのリクエストです。
そこは、マンハッタン在住のアナウンサー、久下香織子さんのブログで紹介されていたお店で、ニューヨークで一番美味しいスコーンが食べられるのだそうな。
そのちっちゃなレストランの横にイギリス食品店があって、そこを覗くのも楽しみ。

マンハッタンはきっともう、ハロウィーンモードに入っていて、いろいろと写したくなる所がいっぱいだろうな~。

今日の夜、また書きます。