ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

雨と猫と楽譜と

2010年10月04日 | ひとりごと
雨の日、猫は本当に寝子になる。



手足のアップ。本人(本猫)自身も、こんなにこんがらがっているのをわかっているのかどうか……。



今日は朝からだ~れも来ないし、かあちゃんもゆっくりしているし、ほんでもって雨降ってるし、ほんでもってアタシの大好きなヒーターまでついてるし。

そうなのだ。今朝は今秋初めての、めでたいオイルバーナー初点火の日となった。
今日の最高気温は14℃。
オイルの値段は高いままだし、ほんとはヒーターなんてつけたくもないんだけれど、こう冷えては仕方が無い。
気温だけでなく、湿気も相まって、体の奥から冷えてきて、いくら服を着てもなんだか寒い。
大きなイベント後の、疲労が残っている時に、体を冷やすといけないと言って、旦那はあっさりとスイッチを入れた。
ただ今部屋の中の温度は20℃。ホコホコと気持ちがいい。


ほんとはわたしもショーティのように、丸まってゆっくりしたいところだが、そうもイカの天ぷらなのだ。←すみません、意味不明で。

アルベルトが会うたび、話すたび、まだか~まだか~とせっついてくるガーシュインの練習を急がねばならない。



久しぶりに楽譜を開き、音符を見たとたん、クラクラと目眩がした。例えじゃなくてほんとに。
疲れている時にこんなものを見るのは健康に良くない。
けれどもそんなことも言っていられないので、渋々ピアノの椅子に座り、練習を始めた。
ショーティが、「うにゃ!またぁ~?!」と、すご~くイヤそうな顔をしながらノビをして、椅子から降りて二階に移動した。

やけくそで、ミヨーのスカラムーシュ(これはジェーンとの約束)の練習も始めた。



カルロスさんから譲り受けたピアノのキーは、まだマサチューセッツの工場から戻ってきていない。
2台ピアノの曲ばかり練習しているけれど、晴れてここで練習できる日は、いったいいつになったらくるのだろう……。

まあ、なるようになる。これまでもずっとそうだったように。