どこのチャンネルでも同じような番組、同じような出演者という傾向がますます強くなっているようだ。
しかも、その論調までワンパターンだ。
たとえば、地球温暖化では嫌になるほどのホッキョクグマの映像を流して、あおっている。
普天間では、市街地のど真ん中にある映像だが、ヘリの発着は映されていない。
普天間移設は一日も遅延できない、と声高に語るキャスターばかり。
本当にそうなのだろうか?また在日米軍再編合意を見直すことは、本当に日本の国益なのだろうか?
普天間基地のある宜野湾市の伊波市長が時々TVに現れているが、その冷静な対応が印象的だ。
市長は、見直しを支持している。
宜野湾市では、米国議会の議事録、グアム移設事業の環境影響評価書など、1次資料をみずから収集して独自の判断をしているという。
グアムに移転を計画している海兵隊の規模は、現に沖縄に駐留する人数より多いという資料もある。
これは、定員と実員の違いとも考えられるが、実際はどうなのか?
報道機関は、自ら資料収集をして独自の判断をするという努力を放棄しているのではないか?
政府の誰かとか、自民党のだれかとかがいうことをそのまま鵜呑みにしていないだろうか?
今回の問題については、アメリカが意識して情報操作しているふしも感じられる。
多分、自民党時代に合意した案がアメリカにとって非常に有利なので、これを撤回されると困ると思っているのではないだろうか?(憶測だが)
実際の資料を踏まえた多角的な議論を、意識のある国民は求めているのだが、
メジャーなメディアはそれに応えてくれない。
ネットサーフィンをすると、時々、これはという情報にぶつかる。
しかし、その信頼度は?となると、長期の検証が必要となるのだが・・・・