今年、菊関係のエントリー3回目。
最近、湘南地域で広まっている、「ざる菊」を見にいった。
二宮町川匂(かわわ)の、善波(ぜんば)さんの「ざる菊」
7,8年前に始めたざる菊園には、近隣の人達が大勢訪ずれる。
約400株の菊で、ざるをかぶせたような形から「ざる菊」と呼んでいる。
直径は1メートルから1メートル半くらい。
ひとつの株に4000個の花がさいている。
11月初めに開花したすぐは、真っ白い花で、だんだん色が付いてきて、
上の写真のような「蘇芳色」となる。
このほか、赤花と黄花もある。
場所は、箱根駅伝で毎年定点中継される、東海道(国道1号線)の押切坂上の
交差点から山側に入ってちょっと行ったところで、
「ざる菊園」看板が立っている。入場無料
このざる菊を作ってみようという人のために、苗の申し込みを受け付けている。
来年5月にさし芽をして、6月ころ苗を受け取るシステム。
近辺で栽培する人も増えているようだ。
10数年前から「ざる菊園」を開ているのが、小田原市久野の鈴木さん方。
沢山の人が訪れるので、バス停の名前が「ざる菊園前」に変わったという。
ここは、階段状にざる菊が作ってあり、立体的なざる菊が楽しめる。
入り口からの通路両側には、鉢仕立てのざる菊が並んでいる。
南足柄市では、今年から、まちおこしに役立てようと、矢倉沢地区の10か所に
2000株のざる菊を咲かせ、観光客の誘致を行っている。
あちこちに広まって、湘南の秋を彩ってほしいものだ。