イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2023年05月21日 | 2023釣り
場所:加太沖
条件:大潮 6:21満潮
潮流:5:05転流 6:54上り0.5ノット最強 9:08転流

今日は昨日に対してすこぶる良い天気だ。船のローテーションだと小船での出船だが、近場でルアーを投げてもダメだと思い、今度は小船のほうが不機嫌になるかもしれないと思いながらも加太を目指すことにした。

風なし、無風状態なので天気を気にする必要もなく昨日よりもかなり早く港を出た。



来週に上架を予定しているが、その必要がないと思えるほどよく走る。明らかに今年の港の水質はよいということだろう。過剰な栄養が入っていないのだ。

今日の潮流は転流からスタートだ。四国ポイントで潮が流れ始めるのを待ってテッパンポイント~コイヅキ方面へと考えている。



どうも魚が釣れていないのか、日曜日なのに船が少ない。昨日は風が強かったから今日に集中していてもおかしくはないのだが・・。確かにそのとおりで、魚探の反応もまったくない。
これが原因なのかどうか、クラゲがやたらと多い。海面下はまるで水族館のようだ。



すぐに四国ポイントに見切りをつけ、テッパンポイントへ。ここも潮が動いていなくて反応もない。これが正しい行動かどうかはわからないが、少しでも潮の動く場所を求めてもう少し沖ノ島に近づいてみた。「便所前」という場所だ。しかし、逆にここは潮が流れすぎる。潮流は最強でも0.5ノットなのにそんな感じではない。それも、わずかな場所の違いでこれほど違うのかと全然加太を知らないのだと実感してしまう。
これはダメだとまたテッパンポイントに戻ることにした。相変わらずここでは潮が流れていない。そこで前々からやってみたいと考えていた手釣りをやってみることにした。
このビシマ糸は父親が残したものだ。実に20数年ぶりに海水に浸けることになる。



今朝の新聞の4コマ漫画の題材が手釣りだったからというのがその理由では決してない。いしいひさいちは釣りのことをよく知っているのかどうか、今ではプロしかやらないであろう釣法を繰り出してきた。絵を見てみると、船のほうもどうも木造船である感じがするが、一体これはいつの時代設定なのだろうか・・。



ののちゃんのお父さんは獲物を掛けるところまではいったみたいだが、僕にはまったくアタリはない。その前に底を取ることが困難極りない。もう少し潮が速くなるとまったく手に負えないだろう。プロの漁師というのは僕などは想像もできないほどの繊細な釣りをしているのか思うと、威嚇行動をされても仕方がないと思ってしまうのだ。
やっぱり、PEラインとGPS付きの魚探という文明の利器がないと僕などは釣りの端緒にもつけないようだ。

これはたまらないと手釣りはすぐにやめてしまい銅板ポイントへ。その後下り潮の時間になったのでコイヅキへ移動。



ここでもまったくアタリはないのだが魚がいないわけでもないようで、隣を流している船はタモ入れをしている。こういうのをみてしまうとどんどんやる気が失せてくる。しかも二日連続で早起きをしているので睡魔も襲ってくる。居眠りをしながら仕掛けを下ろしていたので道糸をバックラッシュさせてしまった。その瞬間を知ることがなかったので間違いなく寝落ちしてしまっていたのだろう。

もう、やる気もなくなり、しかもなぜだかわからないが、一向に潮が下ってこないのでコイヅキも諦め四国ポイントに戻り、少しだけやってみて午前10時15分終了。

港に戻って小船のご機嫌伺いのためエンジンを回してみる。小船を走らせるのも18日ぶりだ。小船の速度もそれほどは落ちていない。やっぱり間違いなく港の水質はよくなっているようだ。


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