イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

熊野古道2日目

2006年02月24日 | Weblog
今日は熊野古道歩き旅の2日目。
天王寺から三国ヶ丘まで歩いた。
データは以下のとおり

天気:曇り
スタート時間:10:25
ゴール時間 :14:22
出発地 おはぐろ地蔵
到着地 JR三国ヶ丘駅
所要時間 3時間57分25秒
歩行距離 13.8km
平均時速 3.5km/h

今回も朝一で仕事ばに行きすぐに出発。
まず、前回見落としたおはぐろ地蔵を見つけ出発点とした。

まっすぐ南に下るとすぐにJR環状線の高架が見えてきた。近鉄あべの橋駅ターミナルビルを横切り細い路地を縫いながらアベノベルタ前に出た。阪神高速の高架を越えてすぐに熊野街道の石碑を見つけた。
このあと次々に石碑や看板が出てくる。
熊野古道を歩いているぞという雰囲気が出てくる。
阪堺線に沿って歩き続け松虫交差点で右の細い道に入るとまもなく阿倍野清明神社が見えてきた。いわずと知れた阿倍野清明を奉った神社だ。
すぐ南に大阪で唯一残っている阿倍王子が見えてきた。

次の大きな交差点、姫松を過ぎてすぐに左に入る。石碑が続いている。
阪堺線帝塚山4丁目駅の左側の道を通り住吉東駅を抜け池田屋本舗を探す。
住所を本に探しているとなかなか見つからないが聞いてみる来た道をまっすぐ行くだけでよかった。約20分のロス。おみやげに味噌を購入。
ここを右に曲がるとすぐに住吉大社に入ることができる。はじめて来たが大きな神社だ。有名な太鼓橋も見た。藤山寛美の松竹新喜劇で見た舞台にそっくりで感動した。

熊野街道に戻り墨江小学校の正門手前の津守廃寺跡を確認。ここが津守王子跡だといわれている。

そのまま南下し、大和川にたどり着いた。
ここを越えれば堺市だ。遠里小野橋を越えて堺市へ。橋の坂を下りきった右に古本屋を発見。開高健の写真集「もっと広く」を発見。2000円で購入。三国ヶ丘の天牛書店でも「言葉の落葉 第四集」を発見。400円で購入。大収穫だ。

工場団地のようなところを抜け南海本線浅香山駅へ。
大阪刑務所を越えたのだが境王子跡に行くはずが方違神社まで来てしまった。
大阪刑務所の手前を曲がらなければならなっかのだ。しんどいがまた引き返した。
境王子跡の石碑はすぐに見つかった。

まっすぐ南下し方違神社の境内へ入る。
「もう、方向を間違えませんように。」とお願いするがそのあとのルートがまたよくわからない。
反正天皇陵の周りをさまよい適当に路地を入り、三国ヶ丘高校の裏側を抜けたところで西高野街道と竹内街道の分岐らしき石碑を発見。

この道でよかったのか?
すぐ先に中央環状線と仁徳天皇陵が見えてきた。歩道橋を渡りJR三国ヶ丘駅に到着。
前回の倍以上の距離を歩いたが心配した腰の痛み少なく少し安心した。


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熊野古道ツール

2006年02月21日 | Weblog
今日、JR西日本の発行している熊野古道ハイキングマップというのをもらってきた。
申し込み用紙を郵送(580円分の切手を同封)することになっているのだが事務所が近くだったので直接行ってみたら、この切手は郵送料で直接もらいに行くと無料とのことだった。
ルートマップが25枚とマップのホルダー、御進長というのがセットになっていた。
なにか得した気分だ。
これでやめられなくなった。
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熊野古道スタート

2006年02月16日 | Weblog
今日から熊野古道の歩き旅をスタートした。
短い距離をシャクトリ虫方式でつないでいきたい。
今日の歩いたデータは以下の通り。

天気:曇りのち雨
スタート時間:12:01
ゴール時間 :13:57
出発地 天満橋八軒屋船着場前
到着地 天王寺駅北口
所要時間 1時間59分10秒
歩行距離 5.17km
平均時速 2.6km/h

昼前まで会社で仕事をし、地下鉄に乗ってお昼前に天満橋に到着。
まず、スタート地点になる永田屋という昆布屋さんを探す。
12時ジャストにスタート。
ひとつめの王子である窪津王子跡にある坐摩神社行宮を探す。
ビルとビルの間にひっそりとたたずむ行宮を発見。

後鳥羽上皇が立ち寄ったと書いているがけっこう狭い。
昔はもっと大きな所だったのだろう。こういうところはもっと大切にしないと・・・。
次の王子である坂口王子跡の南大江公園を通過。

3番目の王子である郡戸王子跡に向かったのだがここでガイドブックを読み間違えていた。この付近に高津宮というところがあるのだがこのふたつの読みが“コウズ(ヅ)”と同じ読みだったのでここが3番目だと思い込んでいた。どおりで巫女さんに聞いてもそんなもん知らんと言う顔をされるわけだ。
ちなみにこの神社は落語の「高津の富」の舞台になったところらしい。
(桂枝雀の落語CD集の1巻目に入っているので興味のある方はレンタルして聞いてみてください。)
ここから開高健の生まれた場所である上本町5丁目に向かう。
彼のエッセイには子供のころ近鉄デパートで買い物をして・・・というのが出ていたので同じ道を歩きたいと思い、このまま近鉄百貨店に向かった。
結局ここを通る道が正しい熊野古道のようだ。
近鉄の上本町駅を越えたあたりから雨が降ってきた。
四天王寺に着いたころには本降りになり、ゆっくりと見物ができなかった。
とりあえず熊野権現礼拝石を探し「これから行くからネ」と拝んでみた。

JRの天王寺駅まではもう少し。雨にぬれるのを我慢しながら到着となった。
コメント (2)
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加太沖釣行

2006年02月13日 | Weblog
場所:加太沖
条件:7:06 満潮
釣果:メバル 1匹 ガシラ 1匹

今日は天気がよさそうだったので加太へ釣行。
メバル狙いだ。
メバルやガシラなんて簡単に釣れると思っていたらさにあらず。ぜんぜんアタリがない。
朝7時半に家を出発。シラサエビ500円分を買い8時に出港。8時半に田倉崎に到着。
三邦丸を目当てにコバンザメ釣法でいこうと思っていたが、肝心の三邦丸ははるか北のほう。
ポイントがわからないまま田倉崎の周りをさまよう。
船の集まっているところを転々とするがあたりがない。
浅すぎてだめなのか底が平坦すぎてだめなのか・・・。
田倉崎の西側で10時過ぎにメバルを釣り上げた。
11時半過ぎに南側でガシラのあたり。
これで今日は終了。
メバルの煮付けはすごくおいしかったが1匹ではいかんともしがたい。
次に期待しよう。
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「水の女」読了

2006年02月05日 | Weblog
中上健次「水の女」読了
中上健次の5編の短編集だ。
すべての物語にSEXという本能に対する不浄とそれに対する清浄を求める「女」が出てくる。
どうしても免れられない性への執着と浄化を求める心の葛藤が熊野という聖域の中で繰り返される。
そしてその葛藤から逃れることができるのか、できないのか、物語は教えてくれない。
ここに来て確かめよと言っているのだろうか。
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