飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

怪異の世界#23・・・東海道四谷怪談のモデルとなったお岩さんの墓(西巣鴨・妙行寺)

2008-08-26 | ワンダーゾーンの世界
昨日の記事にアップしたように先週の土曜日(23日)は、にしすがも創造舎で開催された演劇「少年探偵団~怪人二十面相を追え!!~ 」を見ようと西巣鴨駅に降り立ったのでありました。その時、出口案内を見ていると「お岩通り」という表記がありました。えっ?もしかしてあの「東海道四谷怪談」のお岩さんのこと?駅に出ている地図を見てもそれらしきことは書いてはありません。取り急ぎお目当てのお芝居が上演される場所へと向かったのですが、観劇後、携帯電話によるインターネットで調べると、直ぐ近くの「妙行寺」というお寺にお岩さんのお墓があるという。(最近はとっても便利になりました)



都電荒川線の踏み切りを超えるとそれと平行に走っているのが「お岩通り」です。それを道なりに歩いていくと「妙行寺」が見えてきます。入口にはワゴン車が数台止まっていて改修工事でもある模様。

 
中に入ると大きな「うなぎ供養塔」が目に入ります。そして本堂の前に立っているのが日蓮さん。その奥がお墓となっており、お岩さんのお墓は一番奥にあります。



お岩さんは妙行寺の檀家であったそうです。でもなぜこの西巣鴨にお岩さんのお墓があるのかというと、もともと妙行寺は四谷にあり移転をしたからとのこと。怪談噺ですっかりお馴染みのキャラクターになってしまったお岩さんですが、実際は夫の田宮伊右衛門とも仲がよく、お岩さんの信仰も厚く(稲荷の霊験で、それが後の「お岩稲荷」となる)貞女の鑑であったという説があるようです。



しかし鶴屋南北が人気のお岩さんを諸々のエピソードを織り交ぜ脚色し、あのような噺になってしまったという説もあるようですが、このあたりの真偽はボクはよくはわかりません。当日はお線香があげられて煙も舞っていました。お参りされた方があったようです。日本一有名な幽霊として今尚手厚く祀られているお岩さんでありました。

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