УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

江戸、を感じる昨今

2012-06-26 19:56:36 | 日記
2,3日前から、通勤途中で通りかかる神社の表に、提灯が出てまして、まだお祭りの時期じゃない、という事は、おぉ、輪くぐりさんだな~!と、思ったら、今日参道に出現していました。



昨年のこのあたりのブログでも書いたような気がするけど、元々は疫病予防のための宮中儀式で、でも、段々消滅傾向であったところ、江戸時代からこの行事が民間に広まり、現在に至る、という事らしいです。
で、最近、よく感じるのが、私達が日常生活の中で、「和の心」とか「日本っぽい」と感じる行事とか、風習とか、演芸とかって、これって実は江戸時代から始まったとか、または昔からあるのはあったけど、それを集大成でまとめてある程度完成されたのが江戸時代、とかって、「江戸時代」由来のものが結構多いんだな~という気がします。
なんとなく、日本の歴史的な古くて由緒ある儀式とか、行事って平安時代あたりからかな?とかって単にイメージ的に思ったりもしてたんですが、実際機会があって調べたりしてみると、前述のように江戸時代から、っていうのが多いんですよね~。
狛犬が参道に置かれるようになったのも江戸時代からがメインだし、歌舞伎も落語も江戸時代から始まり、確か握り鮨とか、ソバとかうどんも、江戸の街、町人文化で発達したんだよね~。
伝統芸能の楽器なんかも、江戸時代にそれぞれいろいろな流派が出来て、というケースが多いようだし、あ、能は例外で室町時代起源で、しかもその当初の姿がほとんど変わらずに現代まで残っているというかなりの特殊な例外らしい。
海外の例からみても、こういうのはあまりないらしいですね~。
江戸時代以前は、きっと文化とか風習とかって記録に残せるほど余裕もなく、またそれ自体を行う事さえ出来たらラッキー♪という状況だったのかも。
封建制度、身分制度とかってキュウキュウな世の中・・・であったかもしれないけど、反面、戦争もなく、民衆をも巻き込むようなレベルの権力争いもなかった江戸時代だからこそ、町人の民衆の文化が発達、発展し、それが記録に残り、それが現代まで「古来の日本文化」として伝わってきてるのかな~?という気がします。
最近、興味を持つ分野が何故か江戸時代に縁がある事が多いので、いろいろそういう事例に触れているうちに、こういったことを改めて感じた次第であります。
そして、今、生きている私も、流れる時代の中での点の存在ではなくて、もっと大きな流れの中の一部として、その文化を知り、受け継いでいってるんだな~と、線の存在なんだな、と感じたりもしていたりして。
あ、落語といえば、現在の私の一番のマイブームがこの落語なんですが、来月、ついに寄席に行く事にしました!!
浅草の演芸ホールに行く予定です。
新宿の末広亭も捨てがたかったけど、丁度浅草で円丈師匠が出るみたいなので、こちらから行ってみます~。楽しみだなぁ。
宿泊先も、浅草にしました。
近くに、江戸時代から続く銭湯、蛇骨湯もあるので、ぜひ入ってこようと思います。
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