「黄昏泣き」と日本語に訳される「コリック」。
英語の「コリック」とは、黄昏時に限らず、
激しく泣き叫び、ちょっとやそっとじゃ泣き止まない状態を、
一定期間繰り返すことをいいます。
我が家の子ども達の中にも、
「コリッキー」な子がいました。
ほんと、よく泣いてくれましたよ。
「コリック」の原因には、
『It Mama』さんの記事にあげたように諸説あるんですが、
その中のひとつに、
「脳や神経系が未発達であるため、気持ちを切りかえることが難しい」
というのものがあります。
アドバイスとしては、
「適度な刺激を与えて、気持ちを切りかえることを助けてやる」
ということになります。
この医療関係者にいただいた説明&アドバイス、
とってもしっくりきました。
激しく泣き叫んで止まらない赤ちゃんを観ていると、
何か気に食わなかったり、不快だったりして、
一旦はまりこんだ気持ちからぬけられず、
ニッチもサッチもいきやしない!ともがいているようにも見えたんです。
それで、
「適度な刺激を与えて、気持ちを切りかえさせる」
というイメージで働きかけるようにしたところ、
赤ちゃんへの対応が随分と楽になったなあと思います。
そして思うんですが、これって大人にも有効なんですよね。
「何か気に食わなかったり、不快だったりして、
一旦はまりこんだ気持ちからぬけられず、
ニッチもサッチもいきやしない!ともがいている」
↑
こういうことって、子どもでも、大人になってからでもありますよね。
また赤ちゃんも、子どもも大人も、そうなりやすい性質というのがあると思います。
私も以前は、もっとそのタイプでした。
それで、赤ちゃんの場合は、記事にもあげたように、
聴覚・視覚・触覚などに適度な刺激を与えて、
ぱっとフォーカスをずらすことで「切りかえる」のを助けるわけですが、
では大人はというと?
自ら聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚などの身体感覚に、
フォーカスを向けてみることです。
呼吸、身体のかたさなどの身体感覚を丁寧に感じてみること、
こうした「マインドフル・トレーニング」が、
不安感やうつに効果的とされるのも、
「もし~だったらどうしよう」とか「ああわたしなんてダメダメだ」といった
「はまり込んだ気持ちからぬけ、切りかえる」ことが、
よりスムーズにできるようになっていくからなんですよね。
はまりこんだ思考・感情から「外」に出てみる、
そのためには、身体感覚へフォーカスを向けることも、
ひとつの有効な方法ですよ。
この記事には、「コリック」についての具体的な対応法や、
アラスカの山の中に、
文字通り素材選びから土台作りから自分で「ログハウス」を建てたシングルマザーの友人が、
ある日渡してくれたプレゼント(ネパールのミニシンバル!)で、
泣き叫ぶ長男がぴたりと止まったエピソードを紹介してあります。
興味のあるかた、是非どうぞ!
どんな赤ちゃんもピタリと泣きやむ!「黄昏泣き」対処法3つ #7
みなさん、楽しい週末をお過ごしください!