少しずつ動いてみるなかで、生活を見直しています。
今、私に搾り出せるのは平日の4時間程。
この4時間の積み重ねの中で、何をすることができるかです。
・リサーチ
・書くこと
・具体的カリキュラム作り
(ワークショップ内容:子育ての知恵を実践することで子育てはもっと楽しくなる&異文化体験)
・これからのためのスキルアップ
・諸々の手続き
「しよう!」と「4時間」を照らし合わせながら進んでいます。
長い目で見て、形を築いていきますね。
諸事情(*)あってようやく昨夜!実家から届いた『虹色教室通信』未来奈緒美さんの著書『子どもの考える力をぐっと引き出すお母さんの話し方』を一気に読みました。
(*)購入した著書を実母がお友達に貸したところ、あちらこちら回って返ってこないと繰り返した末、ようやく何度目かに新しく購入したものが届きました。実母の周りは教育関係者や子育て中のママさんも多いのですが、著書大人気です!
ちなみに、「海外への発送」というオプションはないようです。
この著書に、目指したい「活動の原点」がまとまっています。
“おわりに”からの引用――――
今、たくさんの子どもたちと接していて感じるのは、体系化された教育理論や子育て情報の影響で、子どもを外から評価する「ものさし」で測りながら育てていくことの弊害です。
外からの尺度に合わせようと躍起になって子育てすると、気がつかないうちに、子どもの内面で静かに芽吹いているものを無視したり、こわしたり、つぶしたりすることが起こりがちなのです。
中略
子どもの数だけ道がある。子供の数だけ空がある。子供の数だけ虹はかかり、子どもの数だけ世界はある ー ひとりひとりの子どもが、自分のところにのぼってくる太陽に照らされ、虹色に輝くことを願っています。
引用終わりーーーーー
“おわりに”にある『数えきれない太陽』という詩は、奈緒美さんが十代の終わり頃に、“「普通」からこぼれる瞬間の孤独と不安と悲しみ”や“身が縮むような思い”を体験するなかで、つむぎ出された言葉なんですね。
私自身、夫や子どもたち、そしてこれまで接した子どもたちの顔が数々浮かび、言葉のひとつひとつが心に染み入ります。
「原点」をかみ締めつつ、
一歩一歩、踏み出していきますね。
米国東海岸、再び、花咲き乱れる春がやってきました!
みなさん、色づく花々をお楽しみください!
子どもの気になる点への、その場しのぎの「できる」だけでない長い目で見た対応例がいくつも具体的に分かりやすく紹介され、普段の子育て生活にとても役に立ちます。
奈緒美さんのこれまでの洞察や気づきを凝縮した素晴らしい本を出版してくださり、ありがとうございます!