マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

我が子がハイリーセンシティブであるのが残念と感じる夫と話す自らの「好み」に気づき子供に向き合う大切さ

2016年04月20日 | ハイリーセンシティブチャイルド

前の記事で、「我が子がHSCであることを残念に思う」について、

我が家にも思い当たるエピソードがあります、と書いたんですが、

そのひとつです!

 

夫がまだ20代だったころ、

クラスメートと共に大学の先生の自宅に招かれたことがあったそうです。

 

そして、たくさんの学生の前で、

その先生の小学生と中学生の娘さん達が、

歌を歌い、ダンスをしたそうです。

音楽に合わせ、軽やかに、優雅に。

見知らぬ人々の前で、物怖じせず堂々と。

 

「周りの目を気にし、

縮こまってるように見える子っているじゃない?

プライドが高いのか不安感が強いのか。

あの娘さん二人とも、どう思われるとか不安感のかけらも見せないで、

本当にのびのびと振舞っていてね」

と感嘆した様子で話すのを何度か聞いたでしょうか。

 

子供達が育つにつれ、

いつか、「僕の娘たちも、お客さんたちの前で、軽やかに・・・」、

なんてイメージを持つこともあったのでしょうね。

 

 

フタを開けてみれば、

見知らぬ人々の前で、音楽に合わせ、のびのびと歌い踊る・・・、

我が家の娘たちには、あり得ません。

 

歌やダンスの練習を重ね、舞台なども体験した末に、

という場合ならあり得るかもしれませんが。

 

ただ、上の子になるほど、人前で話すことは、初めての場でも見知らぬ人でも、

それほど物怖じせずにできるかなとは感じています。

 

確かに、私もほれぼれします、

物怖じせずに歌ったり踊ったりできる子供達。

のびのびとした様子に、

見る側も、自ずと微笑みがこぼれ。

 

今回のフロリダでの義妹の結婚式も、

そんな子供達に溢れていたんですが、

我が家の長女と次女は誘われて少し踊ったものの、

残りは、遠巻きに眺め、一度も踊りませんでした。

音楽の音量が大き過ぎると、

屋外でゆったりしていた時間の方が長かったぐらいです。

 

「何で我が家の子達は周りに対しこんなに敏感なんだろう、

無邪気なオープンさがないというか、不安感が強いというか・・・」

と、「残念そうに」つぶやく夫。

 

このブログに書いてきたようなことを説明し、

私もそうだったんだよね、と話し。

 

「でもね、誰か他の子にはなれないのよ。

あの娘さん達と、目の前の娘たちは全く別の性質や人格を持っている。

でもほら、よいところもあるわけだから。

ないものねだりではなく、

その子のよい面を伸ばしてやろうよ

そんなことを話してます。

 

自らの「好み」や「理想」に気づき、

他の子になって欲しいと外から像を当てはめるよりも、

その子の持てるよさを伸ばせたらと向き合っていく大切さ。

思い出していきたいなと思いますね。


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